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2018.10.02

自宅でニットを洗濯する方法とは?干し方やおすすめの洗剤も

自宅でニットを洗濯する方法とは?干し方やおすすめの洗剤も 自宅でニットを洗濯する方法とは?干し方やおすすめの洗剤も

日毎に寒くなってくると恋しくなるのがニットです。意外と悩むのがニットのお手入れ。ニットは自宅で気軽に洗濯できないので、全てクリーニングに出しているという方もいらっしゃるかもしれません。ただ自宅でも洗い方を間違わなければ、ニットを劣化させずに洗うことができます。そこで今回は、ニットの正しい洗濯方法をご紹介します。ぜひチェックしてください。

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ニットはドライクリーニングに出さずに自宅でお手入れしよう!

ソファーの上のニット類

寒くなると毎日のようにお世話になるニット類。お気に入りのセーターやニット小物は、お手入れをしっかりして長持ちさせたいですよね。劣化させるのがこわくて、ニット類はクリーニングに出しているという方も多いと思います。

ただ、ニット類は自宅でお手入れできるものも多いですし、節約にもなって、いい香りの洗剤で洗えば気持ちよく着ることができます。そこで今回は、自宅でニットを洗濯する方法をご紹介します。正しく丁寧にお手入れすれば、長持ちさせることができるニット類。ぜひこの機会に洗い方を覚えてください。

毎日のニットのお手入れ方法:洗う頻度やしわの対処方法

 

ニットは頻繁に洗うと、どんなに正しい洗濯方法で洗っても生地が劣化してしまいます。汚れが気になり始めたら洗うようにして、日頃は洗わずにできるお手入れ方法でケアしましょう。

■日々のブラッシングで毛玉も防ごう

ニット類はどうしても毛玉ができてしまいます。ですから日頃から馬毛や豚毛の衣類用のブラシでこまめにブラッシングしてあげましょう。毛についた汚れも取れるので、その分洗う頻度を減らすことができます。

■セーターのしわにはスチームを当てて

しまいこんでいたセーターを出したら、ニットに折りじわがついて取れない!なんてこともありますよね。そんな時はセーターにスチームアイロンで蒸気を当てるとしわを取ることができます。

セーターから1~5mmほど離して、蒸気を2~3秒当てましょう。手でしわを伸ばして、乾くまでしばらく干しておきます。

ニットの洗濯に準備するもの

 

ニットを洗う前に必要なものを準備しておきましょう。準備するのは、洗い桶(洗面器や洗面台でもOK)と中性のおしゃれ着用洗剤、干すときにかけるハンガーの3点です。

おしゃれ着用洗剤は着たときにふわっと香って気分がいいので、お気に入りの香りのものを常備しておくのがおすすめです。

ニットの洗濯の注意点:洗濯表示のマークをチェック!水洗い不可の表示の場合の対処方法は?

ニットの洗濯表示

ニットを洗濯する前には必ず洗濯表示を確認しましょう。洗濯表示の内容で、洗い方や洗う時の水温を確認することができます。

■洗濯機で洗えるマーク

たらいの中に水が入ったマークがある場合は、手洗いでなくても洗濯機で洗うことができます。水の中に数字がある場合は、その数字の温度が上限の水温です。必ず守って洗ってください。たらいの下にラインが引いてある場合は、水流を弱で洗う必要があるという意味になります。そのラインの数は多いほど水流の強さを弱める必要を表しています。

■手洗いで洗えるマーク

たらいの中の水に手が入っているマークは、手洗いOKの表示です。このマークの場合は、洗濯機での洗濯は避けましょう。

■水洗い不可の表示の場合の対処方法

たらいの中に水が入っているマークの上に×がある場合は、自宅での水洗いでの洗濯はできないという意味になります。水洗い不可の場合の対処方法は、できる限り自宅では洗わずクリーニング店に出しましょう。どうしても洗いたい場合は自己責任で。縮みや色落ちの可能性が高いのでおすすめできません。

■カラーニットは色落ちテストを

カラーニットは洗う前に色落ちテストをするのをおすすめします。目立たない場所に洗剤をつけて何分か放置します。白い布をあてて色が落ちていないかチェックしましょう。

ニットを洗濯機で洗濯する方法:「手洗いコース」などの弱水流で

洗濯機の手洗いコースの表示

洗濯表示が洗濯機マークの場合は、洗濯機で洗うことができます。ただし、その場合はできる限り、「手洗いコース」や「ドライコース」といった水流で洗うことをおすすめします。縮みやすく傷みやすいニットは、弱水流で洗いましょう。

■ニットを洗濯機で洗濯する手順

①ニットを洗濯機に入れる前に、セーターなら襟や袖口など汚れやすい箇所の汚れをチェックします。汚れが気になる場合は、洗剤をつけてその箇所だけ手洗いしておきます。

②セーターを裏返してたたんだら洗濯ネットに入れます。この時折りたたんだセーターと大きさの変わらない洗濯ネットに入れるのがポイントです。

③おしゃれ着用洗剤で「手洗いコース」や「ドライコース」で洗います。

■ニットの干し方

意外と大事なのが洗った後の干し方です。セーターは普通にハンガーで干すと、生地が伸びてしまいます。ですから、できる限り平干しで乾かすのをおすすめします。セーターを平干しする専用のハンガーも市販されているので、そういったアイテムを使って、生地を伸ばさずに干す工夫をしましょう。

必ず風通しの良い日陰で干しましょう。干すときのポイントはネックラインや袖口、裾などを手で伸ばしておくこと。こういった箇所は縫ってあるので縮みが出やすい場所です。このひと手間で手洗いの失敗を防げます。

ニットを手洗いで洗濯する方法:優しく押し洗いで!脱水は洗濯機を利用

ニットを手洗いする様子

ニットはできる限り手洗いすることをおすすめします。縮みやすく傷みやすいニット類は、丁寧に手洗いすることで生地の劣化を防ぐことができます。まずは手洗いの方法を覚えましょう。

■ニットを手洗いで洗濯する手順

①洗い桶の中に洗濯表示にある温度の水を入れ、おしゃれ着洗剤を入れて洗浄液を作ります。

②ニットをたたんでネットに入れ洗浄液に浸します。優しく押し洗いをしていきます。5分ほどつけ置き洗いをすると、しっかり汚れが取れます。

③水を替えて、洗う時と同様の押し洗いの要領ですすいでいきます。それを2~3回繰り返します。

④脱水は洗濯機の手洗いコースの脱水で。干し方は洗濯機の洗い方と同様です。

素材別の洗濯方法のコツ:伸びやすい綿や縮みやすい麻の注意点も

アクリル素材のニット

サマーニットは綿や麻素材のものがあって、それぞれ洗い方や干し方の注意点が違います。下記の素材別の洗い方のコツで注意点もチェックしておきましょう。

■素材別の洗い方のコツ

・ウール:風合いが大切なウール素材は、ウール専用の洗剤を使うのがポイントです。ウールの素材感を劣化させることなく洗うことができます。

・カシミヤ:型崩れしやすいカシミヤ素材は洗濯ネットに入れて洗濯するのがポイントです。カシミヤ専用洗剤で洗うと安心です。

・アクリル:毛玉ができやすいアクリルは必ず裏返して洗いましょう。静電気が起きやすい素材でもあるので、すすぎの最後の段階で柔軟剤を入れるのをおすすめします。

・アンゴラなど起毛した素材:毛羽だったり毛玉ができやすいので、必ず裏返して優しく手洗いするのがおすすめです。

・綿:コットンニットは伸びやすい特徴があります。干し方は必ず平干しで乾かしましょう。天日干しがおすすめですが、色褪せしやすい色物は時間をかけて陰干ししましょう。

・麻:色落ちしやすい麻素材は、色落ちテストをしてから洗うのがポイントです。縮みやすいので、ネットに入れて押し洗いしましょう。ぬるま湯で洗うと縮みにくくなります。

セーターの洗濯におすすめの洗剤:Kao(かおう)のエマール

Kao(かおう)のエマール

Kao(かおう)の「エマール」は人気のおしゃれ着用洗剤です。ニットをふわっと洗ってくれます。繊維を保護してすっきり洗ってくれるので、型崩れ、縮み、毛羽立ちといったニットの気になるダメージを防いでくれます。

セーターの洗濯におすすめの洗剤:THE LAUNDRES(ザ・ランドレス)のウールカシミアシャンプー

THE LAUNDRES(ザ・ランドレス)のウールカシミアシャンプー Cedar

THE LAUNDRES(ザ・ランドレス)の「ウールカシミアシャンプー Cedar」は、ウールやカシミヤといったドライクリーニングでしか洗えなかった素材を自宅で洗える洗剤です。毛糸のつやや風合いを守りながら、汚れを落としてくれます。

Cedar(シダー)は防虫効果があると言われる香りなので、虫がつきやすい天然素材のニットの保管に役立ちます。

THE LAUNDRES(ザ・ランドレス) ウールカシミアシャンプー Cedar 475ml / ¥3,024

お気に入りのニットはダメージを与えずに洗って、できる限り長持ちさせたいですよね。日頃のケアをこまめにしつつ汚れはためないように洗って、丁寧にお手入れするのがニットの長持ちの秘訣です。洗濯表示を必ずチェックして、自宅での洗濯とクリーニング店の利用を賢く使い分けましょう。

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