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2019.03.06

エレベーターのマナーをおさえて印象アップ!複数人で乗る際の注意点

エレベーターのマナーをおさえて印象アップ!複数人で乗る際の注意点 エレベーターのマナーをおさえて印象アップ!複数人で乗る際の注意点

オフィスやマンション、ホテルなどでフロアを移動する際に乗るエレベーターは、使用時間は短いですが、乗り方や降り方など、利用する際に気をつけたいマナーがあります。そこで今回は、エレベーターのマナーをご紹介します。

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エレベーターのマナー【1】乗る順番

エレベーターのマナー

ビルやホテル、マンション、商業施設や駅など、高さのある建物を移動する場合に欠かせないエレベーターですが、乗り降りの仕方や振る舞いなど、さまざまなマナーがあります。

ビジネスマナーとしてぜひおさえておきたいものですので、新卒でビジネスマナー初心者の場合でも、知らないとマナーが悪いと思われたり、失礼になることもあります。

例えば、混乱してしまいがちなのが、エレベーターに乗り込む順番のマナーです。

お客様や取引先の方、上司のような目上の方と一緒にエレベーターに乗る場合は、まずは自分が先に乗り、エレベーターの操作盤の「開」ボタンを押しながら、目上の方が乗り込むのを待ちましょう。「失礼いたします」と声をかけながら乗ると丁寧な印象になりますね。「開」のボタンを押したら「どうぞ」と言って目上の方に乗り込んでいただくように誘導しましょう。

ただし、先乗りするのは、エレベーター内に先に乗っている人がいない場合です。

エレベーターに乗り込もうとして、先に乗っている人がいたら、乗り込まず、その階で降りる人が先にエレベーターから出るのが一般的なエレベーターのマナーです。降りる人がいなくなったら、「どうぞ」と言って目上の方に先に乗ってもらい、自分は後から乗るのがマナーとされています。

この場合、操作盤の前の人に「〇階をお願いします」と言ってボタンを押してもらうのも目下の人の役割です。ボタンを押してもらったら「ありがとうございます」とお礼を言うのも忘れないようにしましょう。

デートで男性と一緒にエレベーターに乗る場合は、女性が男性にエスコートしてもらうのが一般的です。

海外でも、レディーファーストが一般的で、知らない人同士でも女性を優先するのがマナーとされています。

エレベーターのマナー【2】降りる順番

エレベーターのマナー

エレベーターを降りる場合は、目上の方に先に降りてもらいます。自分が操作盤の前に立ち、「開」を押しながら「どうぞ」と言って目上の方に降りてもらうのがマナーです。ボタンを押しながら、扉も手で押さえておくと、より丁寧な印象になります。

この場合、「こちらでございます」と言いながら、行き先の方向を手で示すと良いですね。

ただし、エレベーター内が混雑していて、お客様が先に降りられないような場合は、あまり順番にこだわりすぎるのはやめましょう。


■先に降りる場合

また、社内の上司や知り合い、お客様などと一緒に乗り、自分が先に降りる場合は「お先に失礼します」と声をかけるのがマナーとされています。

ボタンを操作してもらった場合は、「ありがとうございます」とお礼を言うのも忘れないようにしたいですね。

エレベーターのマナー【3】基本的な上座と下座の位置

エレベーターのマナー

エレベーターに乗る際に注意したいのが、エレベーター内の立ち位置です。

レストランや会議室などの部屋と同じように、エレベーターの立ち位置にも上座と下座があります。

基本的には、操作盤の前が最も下の者が立つ下座になります。下座の真後ろで、出入口から見てエレベーターの奥が、目上の人が立つ上座となります。上座の隣が次に目上の人が立つ場所になり、出入口に近い手前は下の者が立ちます。下座の隣に立つのが、メンバーの中で二番目に下の立場の人です。

ただし、エレベーターの入り口の左右どちらにも操作盤がある場合は、出入口から見てエレベーター内の右側が下座になります。また、上座は、下座と対角線上の左奥になります。

したがって、自分よりも目上の方が操作盤の前に立っていた場合は、「変わります」と言って自分が下座に移動するのがマナーです。

エレベーターのマナー【4】注意したいマナー

エレベーターのマナー

エレベーターに乗る場合には、注意したいマナーもあります。


■会話はNG

例えば、エレベーター内に複数の人がいる場合は、会話をするのはマナー違反とされています。相手が話しかけてきた場合は、質問には答える程度にしておきましょう。


■スマホ操作も避ける

携帯電話で通話したり、操作するのもNGマナーとされています。


■エレベーターを待つ場合

また、エレベーターを待っている場合は、扉の前に立っていると、降りる際に邪魔になります。扉の前を避け、扉の横に立って待つようにしましょう。


■お見送りは

また、ビジネスシーンでお客様や取引先の相手をお見送りする際には、エレベーターホールまで見送るのが一般的です。

上司と部下の二人でお見送りをする場合、部下がエレベーターの出入口の脇で「開」ボタンを押しておき、お客様を誘導するのがおすすめです。ただし、エレベーターを長時間止めておかないよう、タイミングを見る必要がありますし、お見送りも手短に済ませましょう。「ありがとうございました」と言って扉が閉まり切るまでお辞儀をしてお見送りをします。


■満員時は無理に乗らない

また、エレベーターが満員の場合は、無理に乗らず、次のエレベーターが来るまで待つのもマナーですね。

会議室やレストランだけでなく、エレベーターにも上座や下座があり、乗る順番や降りる順番にも決まりがあります。エレベーターを利用する際には、ぜひマナーに注意したいですね。

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