流行りはまた廻ると言われているように、現在も昔のファッションが注目されています。そこで今回は、2000年代に流行したファッションをご紹介!約20年前になりますが、一体どんなファッションが流行っていたのか振り返ってみましょう。
毎年トレンドが変わるように、現在のファッションと一昔前のファッションにも似ている部分だけでなく、大きな違いがあります。
2000年代ファッションの大きな特徴は、カジュアルなアイテムとドレッシーなアイテムを合わせたり、ロックとフォークロアなアイテムを合わせるなど、テイストが異なるものを組み合わせて、それぞれの要素を足し引きする“ミックスコーデ”。
その一方で、彼氏と同じようなTシャツにジーンズといったユニセックスなファッションをする女性も増えていた時代です。
現在もカジュアルアイテムとキレイめアイテムを合わせるようなミックスコーデは健在していますが、具体的にどんなコーデをしていたのか見てみましょう。
全体的に細身にまとめる若者が多かった2000年代では、清潔感を重視したファッションも注目を集めていたようです。
そのため、日常生活でもスーツのような格好で過ごしていたのだとか。
現在もジャケットとキレイめパンツの組み合わせは人気ですが、当時は今のように色で遊ぶのではなく、黒でまとめていたそうですよ!
カジュアルとドレッシーなアイテムを合わせたコーデが流行ったことから、シフォン素材のトップスやキャミワンピースに、スキニージーンズを合わせたファッションをする女性がたくさんいました。
景気が良かった2000年代前半では、ミックスファッションに高級ブランドのバッグを合わせる女性も多かったようです。
2000年代になると、小物類のセレクトショップが増加しています。それをきっかけに、コーデに小物アイテムを取り入れる女性が増え、ますますおしゃれなファッションに!
特に2000年代の前半では、テンガロンハットや現在も大人気のキャスケットが流行りました。
また、2002年頃からは首周りにボリュームが出るロングマフラーも注目されています。
ちなみに、スキニージーンズが登場したことで、ブーツインするスタイルが流行ったのも2000年代です。
最近のように思える森ガールファッションですが、実はギリギリ2000年代から注目され始めていました。
2000年代の後半になると、ストリートスナップブームが起こり、個性的なファッションが取り上げられることが多くなったそうです。
森ガールをきっかけに、2010年代では山ガールや海ガールというワードも急上昇しています。
2000年代から欧米の女性歌手や女優のファッションとして国内に入ってきたものが、ローラライズ・ジーンズです。
腰のあたりでジーンズを履くもので、スタイルをよく見せることができることや、腹部を圧迫せずに穿くことができることから取り入れる女性が急増したそう。
ローライズの流行に合わせて、下着も股上の浅いものが売られるようになり始めました。
ローラライズ・ジーンズが流行ったことで、そのローラライズ・ジーンズに合わせてショート丈のトップスも注目され始めました。
セットで着ることでお腹周りがチラッと見え、ウエストから上半身をスマートに見せることができたようです。
2000年代の人気アーティストのジャケットでも、ウエストを見せたコーデが取り入れられています。
2000年代前半のファッションでは、ミュールが大活躍!
スキニーデニムを合わせたキレイめコーデや、ワンピース一枚のフェミニンコーデにはミュールを合わせたコーデが多く、ファッション誌でも履いているモデルさんが多くいました。
春夏のコーデには欠かせないアイテムだったことが分かります。
台形のデニムスカートも2000年代のファッションとして注目されていました。
カジュアルなパーカーやトレーナーを合わせることが多く、冬になるとロングブーツを合わせておしゃれを楽しむ女性が増えていたそう。
彼氏と同じようなTシャツにジーンズを合わせた「ボーイズ可愛い」も2000年代のファッションとしてトレンドに。
言葉は違いますが、メンズライクなテイストは今も人気ですよね。程よいラフさが魅力的なコーデです。
2000年代に流行したファッションをご紹介させていただきました。2000年代に入るとファッションリーダーがいなくなり、自分の好きな服を着る時代になったとも言われています。また注目されるときがくるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてくださいね。