フェイクレザーの選び方！レザーとの違いや人気アイテムをご紹介

フェイクレザーとは？

　

フェイクレザーとは、本革に似せて作られた素材のことです。まさにフェイク（偽の）レザー。合成皮革や合皮と表示されることも多く、布地に合成樹脂を塗ってつくられています。

PU（ポリウレタン樹脂性）レザー、PVC（塩化ビニル樹脂性）レザーと表示されることもあります。

本物のレザーに比べてリーズナブルに購入でき、手入れも簡単なことから、バッグや靴などさまざまなファッションアイテムに使用されています。

レザーとフェイクレザーの違い

　

レザーは、独特の質感があり、触り心地も見た目もとてもなめらかです。長く使ううちに自然と皮が伸びて着心地もよりフィットし、使えば使うほど味が出てきます。反面、値段も高く、カビや虫がつきやすいため、丁寧な手入れが必要です。

フェイクレザーは、レザーに比べ価格が安く、面倒なお手入れも必要ありません。水濡れにも強いので、安心して使うことができます。しかし、レザーのような高級感はなく、劣化が早いことがデメリットです。

フェイクレザーの選び方

　

フェイクレザーにもさまざまな種類があります。においや質感が独特なものもあるので、できるだけ実際に手に取って選ぶことをおすすめします。

また、手入れが必要ない分、レザーに比べるとどうしても劣化したり、痛みがつくのが早いので、着つぶしたり履きつぶしたりしたいヘビロテアイテムや、ワンシーズンだけ使いたいトレンドアイテムにはフェイクレザーを選ぶとよいでしょう。

反面、丁寧に手入れをして長く愛用したいアイテムやにはレザーを選ぶとよいでしょう。

フェイクレザーの注意点

　

フェイクレザーは、摩擦に弱く、バッグや靴は擦れると傷になってしまう場合があるので、気を付ける必要があります。

また、レザーのように長期間使用することを考えて作られていないものがほとんどなので、経年による劣化や痛みが出るのがレザーに比べると早くなります。

傷や痛みが出た場合も、かえってダメージを与えてしまうことがあるので、レザーのようにクリームを塗ったり、磨いたりしてはいけません。

フェイクレザーの見分け方

　

フェイクレザーはさまざまなアイテムに使われています。フェイクレザーとレザーの違いは、ほとんどのものが触り心地でわかりますが、触ってもわからないときは表面をじっくり観察してみましょう。

レザーはもともと動物の皮膚だったものなので、よく見ると表面に毛穴や小さな凸凹が見えます。

フェイクレザーのバッグ

　

フェイクレザーのバッグは、見た目もしっかりとしているものが多く、レザーのバッグに比べて手入れも必要ないので、通勤・通学にヘビロテすることができます。

水濡れしてもさっと拭けばいいだけなので、普段使いにも安心です。トレンド感のあるデザインでも、リーズナブルなフェイクレザーならチャレンジしやすいですよ。

フェイクレザーの靴

　

フェイクレザーの靴は、レザーに比べ安価で、デザインなど種類も多く、手に入りやすいのが特徴です。近年では、ファストファッションで人気のgu（ジーユー）などでも売られるようになりました。

ただ、レザーの靴の方が、愛用したときに風合いが増し、履き心地がさらに良くなっていきます。選ぶときは、どちらを優先させるかを考えるようにしましょう。

フェイクレザーのジャケット

　

近年トレンドのフェイクレザーのジャケット。レザーのものよりも軽くて着こなしやすく、カラフルなカラーバリエーションがあるのが特徴です。

レザージャケットは数万円しますが、フェイクレザーのジャケットなら数千円から手に入り、さらにお手入れの必要がないので、天候や汚れを気にせず着用できるので人気が高まっています。

フェイクレザーのスカート

　

フェイクレザーのスカートといえば、ミニスカートをイメージする方も多いと思いますが、近年のトレンドはフレアスカートやミモレ丈のスカート。

高級感があり、女性らしい雰囲気が出せると人気です。裾が切りっぱなしのデザインになっていて、自由に丈の長さを変えられるものもありますよ。

フェイクレザーのパンツ

　

フェイクレザーのパンツは、さまざまなファッションブランドからも発売されている人気のアイテム。

本物のレザーのパンツに比べ履きこなしやすく、チャレンジしやすいので、ぜひ大人の女性にも着こなしてほしいアイテムです。

フェイクレザーのアクセサリー

　

フェイクレザーはアクセサリーに使われることもあります。ふだんは刺繍糸などで作られることが多いタッセルですが、フェイクレザーが使われるとがらりと雰囲気が変わりますね。
秋冬シーズンに、他のフェイクレザーアイテムと合わせて使いたいアクセサリーです。