自分のメイクが濃いのか薄いのか、悩んでいませんか?ナチュラルメイクにしたくても、なぜかしっくりこない人っていますよね。濃いメイクと薄いメイクの基準はどこにあるのでしょうか?濃いメイクの基準と濃く見せないメイク術をご紹介します。
ナチュラルメイクがトレンドになっている今、自分のメイクが濃いのか薄いのか、わからなくて悩んでいるという人もいるのではないでしょうか?メイクの濃い・薄いはどこで判断するべきなのでしょうか?
まずメイクが濃く見えてしまう、重要なコスメアイテムがファンデーション・アイライン・チークの3つになります。この3つを濃くしてしまうと、化粧が濃い印象に仕上がります。反対にアイシャドウ・マスカラ・リップはその人に似合っていればある程度濃い色を乗せても、メイクの濃い・薄いには影響しません。
ファンデーションは、自分の素肌を感じられない、粉っぽさや油っぽさが見える仕上がりになると、厚化粧認定されてしまいます。アイラインは、太く長く、目よりも目立ってしまうようなアイラインを引くと、化粧が濃く見えます。チークは本来の血色感よりも濃く入れてしまうと、化粧が濃く見えてしまいます。
こういったポイントによって、化粧が濃い・薄いは分けられていきます。
いくらナチュラルメイクが流行っているからといって、無理にナチュラルメイクに移行する必要はありません。それは、顔立ちによって似合うメイクが違うからです。濃いメイクが似合う人は、どういった顔立ちをしているのでしょうか?
■幅広二重で眠そうな目の人
まずは幅広の二重の人は、基本的にアイメイクを濃くした方が印象が良くなります。幅広二重の人は、黒目が隠れがちで目がぼやけてみえやすいという特徴があります。
目元にしっかり締め色を入れたメイクをすることで、目をはっきりとした印象に仕上げることができます。反対に薄い色の単色アイシャドウだけを使ってメイクをすると、まったく目元の印象が変わりません。
■彫りが深い人
彫りがもともと深いという人は、濃いメイクの方が似合います。もともと凹凸のある顔立ちをしている人は、色味を重ねた方が立体感を活かすことができます。
目のくぼみを応用しないと、平面的で目の余白が多く見えてしまいます。
■パーソナルカラーが秋冬の人
パーソナルカラーが秋や冬の人は、もともと色が濃いメイクが似合います。そのため、薄いメイクだけではしっくりこないことがあります。薄い色で仕上げるよりも、濃い色を使った方が透明感が出て魅力的に見せてくれます。
薄めのメイクが似合う人は、一重や奥二重の人で、クールな目元を持っている人が多いです。そのかっこよさを活かして、薄いメイクに挑戦してみると、メイクが濃く見えていた悩みがなくなるかもしれませんよ。
■アイシャドウは単色+締め色
アイシャドウは、今までグラデーションで仕上げていたという人もいるかもしれませんが、一重や奥二重の人で、目の彫りが浅いタイプの人には、濃く見えてしまうことがほとんどです。
アイシャドウを塗る時は、単色と締め色の2色で仕上げるように心がけてみると、すっきりとした目元に仕上がりますよ。単色で仕上げるのであれば、どんな色味でも基本的にはOKです。パールやラメ感があるものだと、華やかに仕上がりますよ。
■アイラインはインライン中心に
アイラインは、インライン中心に引いていきましょう。インラインを引くことで、ある程度目を印象付けることができます。インラインをまつげとまつげの間を埋めるように引いて、アウトラインはほぼ引かないか、目尻のみ引くようにしましょう。
■マスカラはお好みで
マスカラはお好みで乗せていきましょう。必ずしも必要というわけではないですが、しっかり乗せても大丈夫です。まつげがダマになるような乗せ方をしてしまうと、化粧が濃く見えてしまうことがあるので、注意するようにしましょう。
■ベースとチークはナチュラルに
ベースとチークは、素肌感を残したメイクにしましょう。肌の色ムラを消すためには、コンシーラーを使って、なるべく素肌っぽい印象に仕上げます。チークも濃く入れすぎないように、少量ずつ狭い範囲で乗せていくと失敗が少なくなります。
濃いメイクが似合う人のメイク術についてご紹介します。
■アイシャドウ
濃いメイクが似合う幅広二重や秋冬カラーの人は、比較的どんなグラデーションでも色味でも似合います。しっかり色味を乗せた定番のブラウンのグラデーションから、派手なラメを乗せたカラーメイクまで、華やかな印象に仕上げることができます。
初めてで難しいと感じる人は、定番のブラウンのグラデーションからスタートしていきましょう。
■アイライン
アイラインは、濃くても似合うのが幅広二重さんです。もともと目の縦幅があるので、アイラインが太くなってもそこまで影響はありません。細すぎると目の印象が足りなくなることがあるので、今まであまり引いていなかったという人は、普段より少し太めに描いてあげた方が良いでしょう。
■マスカラ
マスカラもマツエクも似合うタイプの目元です。バサバサなまつげをつけても、華やかな印象の目元に仕上がります。清潔感のある程よいまつげを作った方が、ウケは良くなるので、ダマにならないように気をつけながら、魅力的な目元を作っていきましょう。
■ベースとチーク
ベースとチークは、もともと肌トラブルがある人の場合しっかり行っても大丈夫です。それでも重ねすぎは禁物なので、必要最低限カバーする意識で行いましょう。
チークはピンポイントで濃くするのではなく、広範囲に塗ることを意識した方が、バランスがとりやすいです。単色だと難しく感じることもあるので、チークは何色か混ぜて使うタイプのものを使用すると、自然な立体感を作ってくれるのでおすすめです。
メイクが濃い基準についてご紹介しました。ナチュラルメイクが流行っている今の時代でも、自分の顔のイメージに合ったメイクをすることが、最も大切なことです。流行にばかりとらわれるのではなく、自分の顔に合ったメイクを見つけてみてくださいね。