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2022.04.11

髪の毛の段の付け方やメリットは?はねる場合の対処法もご紹介

髪の毛の段の付け方やメリットは?はねる場合の対処法もご紹介 髪の毛の段の付け方やメリットは?はねる場合の対処法もご紹介

美容院でヘアスタイルをオーダーする際によく耳にするのが髪の毛に段を入れるという言葉です。そこで今回は、髪の毛の段の付け方や、メリットとデメリット、はねる場合の対処法をご紹介します。

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髪の毛に「段を入れる」とは?

髪の毛に段カットを取り入れた女性 美容院でヘアスタイルをオーダーする際には、自分のイメージを伝えて髪の毛をカットしてもらいますが、伝え方によっては、思ったような髪型にならないこともありますよね。 美容師さんに理想のヘアスタイルを叶えてもらうためには、カットについて専門的な知識があると、イメージ通りの髪型にしてもらいやすいですね。 例えば、美容師さんと髪型について話をしている際に、「段を入れる」や「段をつける」という言葉が出てくることがありますよね。 髪の毛に段を入れた「段カット」とは、毛先の長さに階段のように段差をつけて、毛先を軽くしたカットのことで「レイヤーカット」と同じような意味で使われることが多いですね。顔に近い髪の毛から外側に向かって短くなるようにカットして、丸みを持たせるようなカットが一般的です。顔周りの髪の毛の長さを変えて動きを出すカットも人気ですね。 毛先の長さを坂道のように傾斜をつけるレイヤーカットよりも短くする髪の毛の量を減らしたのが「グラデーションカット」で、段の傾斜が緩やかになっているのが特徴です。 段を全く入れないカットは「切りっぱなし」「ワンレングス」「ノンレイヤー」などと呼ばれています。 また、髪の毛に「段を入れる」他にも、「髪の毛を梳く(すく)」という方法もあります。間引くようにして髪の毛の長さに違いを出すことで、毛先に向かって髪の毛の量が減っていくカットで、髪の毛のボリュームを抑えることができます。髪の毛の毛先をすくカット方法は「シャギー」とも呼ばれていますね。

髪の毛に段を入れるメリット

段カットで朝の髪の毛のセットが楽になっている女性 「段カット」や「レイヤーカット」は、昭和や平成にトレンドになったカットですが、実はさまざまなヘアスタイルに現在も使用されている定番のカット方法です。ロングヘアからミディアムヘア、ショートカットまで、段カットを取り入れることができますよ。 段カットをするメリットは、毛先が軽くなり、エアリーで軽やかな印象に見せることができるのがメリットです。丸みをもたせることもできるので、キュートな印象にも仕上げることができます。 髪の毛の量が多い方や、髪の毛が太い方が、髪の毛のボリュームを抑えるために段を入れる場合もありますね。 規則で髪の色を明るくできない場合でも、段を入れるだけで明るくアクティブな印象にできるのも魅力です。 反対に、段を入れていない切りっぱなしのヘアスタイルは、重ためでシックな印象に仕上がります。 ■スタイリングも簡単 そして、段を入れたヘアスタイルは、コテやストレートアイロンで動きを出さなくても動きが出やすいので、カット方法によってはスタイリングを簡単にすることができます。 朝スタイリングする時間が取れない方は、美容師さんに相談して、スタイリングが簡単な段を入れたヘアスタイルをオーダーしてみましょう。 もちろん、レイヤーカットで髪の毛の量が減っていますので、コテやストレートアイロンでのセットも簡単になるのが段カットのメリットですね。 ■小顔効果も そして、段の付け方によっては、髪の毛で骨格やフェイスラインをカバーしたり、髪の毛で陰ができるようにすることで、小顔に見せることができるのもメリットです。

髪の毛に段を入れるデメリットや注意点

段カットにして髪の毛のクセが出ている女性 髪の毛に段を入れる際に注意したいのは、デメリットを理解しておくことです。 ■次のヘアスタイルに影響する 例えば、髪の毛に段をつけると、毛先の長さに違いが出ます。したがって、次にカットを行う場合に段をなくしたいと思っても、短くカットしておいた髪の毛の長さによっては段をなくすことができないケースがあります。ショートカットの段カットをした後は、一番短い髪の毛が長くならないと、切りっぱなしのボブはできないというような場合ですね。段を消したいと思っても、短くカットした髪の毛がのびるまでは待たなくてはいけなくなります。 ■髪の毛がはねることがある また、髪の毛に段を入れることで、毛先が軽くはなりますが、その分髪の毛がはねやすくなったり、広がりやすくなることもあります。 癖毛の方は、髪の毛に段をつけることでさらに癖が出やすくなることもありますので注意が必要ですね。

髪の毛に段を入れてはねる場合の対処法

段カットの髪の毛をケアしている女性 さまざまなメリットがある段カットですが、髪の毛がはねやすくなったり、クセが出やすくなるというデメリットはあります。 髪の毛がはねるのは、元々のクセが原因の場合もありますが、髪の毛の乾燥やダメージによってはねやすくなっているケースもありますので、トリートメントやオイルなどでヘアケアを行うことで、はねるのが改善されることもあります。シャンプーの方法や使用しているシャンプーが髪の毛のダメージの原因になっている場合もあります。 そして、毛先が肩に触れる長さの場合、毛先が肩にぶつかってクセが出やすくなったり、はねやすくなります。 その他にも、人にはそれぞれ髪の毛のクセやつむじの向き、生え際の流れのクセなどがありますよね。自分の髪の毛のクセに合わない段カットを入れると、急にはねやすくなることがあります。したがって、カットをオーダーする際に、自分の髪の毛のクセを美容師に伝えておくと、はねにくいヘアスタイルに仕上げてくれますよ。重めの段カットにすると、はねにくくなりますし、髪の毛のクセを生かしたヘアスタイルを選ぶのもおすすめです。 ヘアアレンジで髪の毛のクセを目立たなくすることはできますが、お出かけ前のヘアセットが大変な場合は、パーマや縮毛矯正を利用するという方法もありますよ。

髪の毛に段を入れると、毛先に動きが出て、軽やかに見え、スタイリングもしやすくなるのがメリットです。髪の毛がはねやすい場合は、ヘアケアを行ったり、自分の髪の毛のクセに合ったヘアスタイルを美容師さんに相談してみましょう。

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