結婚式の二次会の幹事をお願いされたら、夫婦となる二人のために、しっかり準備したいですよね。そこで今回は、結婚式の二次会の幹事の役割や、やる事リストをご紹介します。
【目次】
結婚式で二次会を行う場合は、新郎側、新婦側、それぞれに幹事をお願いする場合があります。
二次会の準備を始める際には、連絡先を交換するだけでなく、新郎側と新婦側の幹事の顔合わせをしておくと、準備がスムーズに行きますね。二次会が行われる3か月前には顔合わせをしておくと、その後の準備も余裕を持って進めることができます。
■最初に司会を決めておこう
また、二次会では、幹事が司会進行を引き受けるのが一般的です。二次会幹事の顔合わせの際に、司会を決めておくのがおすすめですね。
■新郎新婦からお願いしよう
結婚式の二次会の幹事は、大仕事です。結婚式の後に、二次会や三次会まで幹事なしで新郎新婦が仕切るのは大変です。自分の結婚式で二次会を行いたい場合は、ぜひ、信頼できる友人や同僚、二次会の幹事を代行してくれるサービスの力を借りるようにしましょう。
友人や同僚に依頼する場合は、全て幹事に任せきりになってしまわないように注意したり、二次会後にあらためてしっかりお礼をするようにするのが、その後の関係を良好にするためには必要ですね。
■新郎新婦にリサーチを
二次会の幹事をする場合は、新郎新婦に話を聞いておきましょう。
・どんな二次会になってほしいか
・誰に来てほしいか
・予測人数
・二次会参加者との関係や年齢層の割合
・予算
・やりたい演出
・お色直しをするか
などをリサーチしておきましょう。
■会場を探す
結婚式の二次会の会場は重要ですよね。会場探しは、幹事の役割ですので、早めに動いておくようにしましょう。
・日時
・収容人数
・料理、ドリンク
・お店の雰囲気
・スタッフの対応
・会費
・持ち込み料がかかるか
・他にも二次会が行われているか
・お色直しをする控室があるか
などをチェックして、お店選びをしたいですね。
特に、結婚式の二次会は、快く柔軟に対応してくれるようなスタッフがいるお店ですと、楽しい時間を作ることができますね。また、二次会がよく行われている会場ですと、スタッフも慣れており、幹事が慣れていない場合でも、細かい所までサポートしてもらうことができます。
実際にお店を何軒か下見してから決めましょう。
ただし、ブライダルシーズンやイベントシーズン、大型連休中などは、二次会の会場の予約も早めに埋まってしまう場合があります。二次会の1ヶ月前までには、大まかな人数で必ず予約をしておき、細かい人数が確定したら、再度調整を行うと安心ですね。
■会場選びは二次会の演出も考慮
結婚式の二次会の演出は、
・新郎新婦のプロフィール紹介
・新郎新婦クイズ
・ビンゴ
・ケーキカット
などが定番ですね。ケーキを持ち込みできるかどうかや、映像が流せるかどうかなども最初に確認しておきましょう。
■新郎新婦へのサプライズ
結婚式の二次会では、幹事主催で新郎新婦に何かサプライズプレゼントを用意しましょう。
例えば、ゲストのチェキを撮って、その場でゲストにメッセージを書いてもらい、冊子にする場合、チェキやペン、アルバムなどの買い出しも幹事の役割です。
また、ムービーをプレゼントする場合、
・結婚式会場で撮影し、編集したものを二次会で流す
・あらかじめ撮影した動画をゲストから個別に送ってもらい、編集したものを二次会で流す
によって、準備も変わってきます。誰が編集するのかも相談し、早めに決めましょう。
さらに、フラッシュモブをする場合も、前もって練習する時間が必要ですね。中途半端なサプライズでは盛り上がりに欠けてしまいますので、3回程度は事前に練習や打ち合わせができると良いですね。
■飾り付けの準備
その他、二次会会場を華やかに飾り付けするのも、幹事の役割です。素敵なサプライズにもなりますね。
■司会進行
司会進行を幹事が行う場合は、当日のプログラムやタイムスケジュールも幹事がプロデュースします。その際には、使用するBGMや、撮影する係も決めておくと良いですね。
■ゲストを招待
二次会のだいたいの内容が決まったら、ゲストへ二次会への招待を行います。
最近では、招待状ではなく、LINEやメール、Facebook(フェイスブック)などで行うのが定番になってきました。
招待の内容と、招待するメンバーは、新郎新婦に必ず確認してもらい、OKをもらってからにしましょう。1~2ヶ月前には招待しておくようにしましょう。
日時や場所、会費など、必要事項は間違いがないようにチェックしましょう。
二次会の会場がまだ決まっていない場合は、場所は「〇〇駅周辺」などでもOKです。
出欠確認の締め切り日も明記しておきましょう。
余興やスピーチをお願いする場合は、この時に一緒にお願いしてみましょう。
■クイズやゲームの景品、プチギフト
クイズやゲームをする場合、景品は新郎新婦と幹事のどちらが準備するのか、はっきりさせておきましょう。
また、新郎新婦が準備することが多い、ゲストに渡すプチギフトも、幹事側が用意する場合は当日の会費が変わってきます。
幹事が景品を用意する場合は、あらかじめ予算と内容を決めておき、二次会の参加者の人数が確定してから予算を調整し、買い出しに行くと安心ですね。
買い出しに行く場合は、レシートを取っておくようにするのがおすすめです。
景品は、遊園地のチケットや、ギフトカード、旅行券、ゲーム機、カメラ、家電、バスグッズ、高級食材、ブランド小物などが人気です。
買い出しの際は、幹事同士交流を深められると、当日も進行がしやすくなります。
■会場への連絡
人数が確定したら、二次会の会場へ連絡をして、打ち合わせもしましょう。
映像を映したい場合は、映像を流す場所や音響の確認が必要です。
当日の流れをまとめてから打ち合わせに行くようにしたいですね。
幹事の当日の仕事は、受付と会計、そして司会進行です。
■デコレーション
二次会会場の飾り付けは、早めに始めると焦ることがないですね。
会場に着いたら、先に受付も準備しておきましょう。
■受付、会計
受付と会計は一緒に行い、ゲストが受付に来た際に会費も一緒に受け取るようにしましょう。出席者のリストを印刷しておくと便利ですね。
筆記用具やお金を管理するケース、お釣りなどがあるとスムーズに進みます。
受付と会計を一緒に行う場合は、二次会が始まる直前に混雑しますし、お金が関わることなので、できれば二人以上で行いましょう。
チェキを撮影してメッセージを記入してもらう場合などは、特に忙しくなります。
新郎新婦の入場の際にクラッカーを使う場合は、受付した際にゲストに渡しましょう。
服装は、結婚式の二次会らしく、華やかなパーティースタイルでOKです。
幹事の名札を首にかけておくのも、幹事がわかりやすくて良いですね。
■司会進行
司会進行は、二次会の雰囲気を決める大事な役割ですし、向き不向きもありますよね。
幹事のメンバー以外に司会を依頼する場合でも、司会進行の流れは、幹事全員が把握しておくと良いですね。
マイクやBGM、映像を流す際のスクリーンや音響も、当日確認しておきましょう。
当日の流れは、
・開会の挨拶
・新郎新婦の入場
・新郎新婦の挨拶
・乾杯
・スピーチ
歓談
・余興やゲーム、クイズ
・新郎新婦の挨拶
・新郎新婦退場
・三次会の参加者の確認
・新郎新婦のお見送り
が大体の流れとなっています。
■三次会
また、結婚式の三次会を行う場合は、あらかじめ人数を確認するのも幹事がしておくと、その後の移動がスムーズですね。
受付の際に参加を勧めて、大体の人数を把握しておくのがおすすめですよ。
結婚式の二次会の幹事は、お店選びや準備、当日の運営など、やる事も多いので、前もってしっかり用意をしておくことが重要です。結婚式の二次会の幹事を任された際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。