毎日の疲れを癒す寝室は、過ごす時間が長いので、おしゃれで快適な空間にしたいものです。今回は、一人暮らしのお部屋の寝室作りのコツやインテリアのレイアウトのポイント、実例をご紹介します。
【目次】
一人暮らしのお部屋の間取りは、1R(ワンルーム)や1K、1LDKなどのコンパクトなおうちが多く、寝室とリビングが一部屋になっていることも多いものです。
しかし、インテリアの配置次第で、一人暮らしのお部屋も寝室とリビングを分けることができます。具体的には、ベッドを置く場所を寝室エリアとして考え、テレビやテーブル、椅子やソファを奥エリアをリビングスペースとして考えるのがおすすめです。
■来客時に生活エリアを隠せる
寝室とリビングを分けることができれば、来客時に、ベッドルームをパーテーションで区切るだけで、生活スペースを上手にカモフラージュできます。
■引っ越しをしなくても模様替えでお部屋の雰囲気を変えられる
また、普段から寝室とリビングを分けておくことで、家電やインテリアのレイアウトを変える「模様替え」をするだけで、引っ越しをしなくてもお部屋の雰囲気を変えることができるのもメリットです。
今回は、寝室とリビングを上手に分けた一人暮らしのお部屋のインテリア実例をご紹介します。レイアウトのコツもご紹介していますので、ぜひお部屋作りの参考にしてみてくださいね。
こちらは6畳の一人暮らしのお部屋のインテリア実例です。木目調の家具をベースとして、淡い色合いのインテリアやファブリックを上手に組み合わせた優しげな色合いの落ち着くお部屋ですね。
6畳のお部屋の場合は、ベッドが大きすぎると圧迫感が出てしまい、部屋が狭いと感じやすくなります。したがって、シングルサイズやセミダブルのベッドを選ぶか、低いベッドや布団を選ぶのがおすすめです。
こちらのお部屋は、左側にベッドを配置して寝室エリアとしています。右側には、テーブルの替わりとなるベッドトレイとテレビを置き、リビングスペースとしています。お部屋の奥に椅子とテーブルも設置していますので、食事や作業もできますね。
ソファやローテーブルを置かず、寝室エリアとリビングエリアの間に空きスペースの通路を作ることで、お部屋に入った時にも開放感がある配置です。
こちらのレイアウトの場合、ベッドに横になりながらでもテレビが観れるのがメリットです。ソファを置きたい場合は、ベッドとテレビが垂直になるように配置し、テレビとソファが平行になるように配置するのがおすすめです。
こちらは、一人暮らしの8畳のお部屋のインテリア実例です。ホワイトと木目調をベースとした清潔感のあるお部屋は、ナチュラル感が可愛らしいですね。
8畳のお部屋の場合、お部屋の形が縦長でしたら、部屋の奥の左側にベッドを置いて寝室にして、部屋の手前にテーブルを置いてリビングにすることができます。
8畳程度のお部屋であれば、寝室エリアの残りのスペースは、棚やチェストなどを置いて収納スペースにすることもできます。
こちらは、9畳の一人暮らしのお部屋のインテリア実例です。
爽やかなブルーの壁紙がおしゃれで、ナチュラルで暖かみのある北欧スタイルのインテリアがトレンド感抜群です。
9畳程度の広さがあれば、お部屋の左端にベッドを置いて寝室スペースを作っても、お部屋の右側に広いリビングスペースを確保できます。また、ベッドの手前にちょっとしたドレッサーとしても使える書斎スペースも作れるのが魅力です。
こちらは、1K10.5畳の一人暮らしのお部屋のインテリア実例ですが、お部屋の真ん中にフリーウォールを仕切りとして使用している物件です。
お部屋の奥を4.5畳の寝室、手前を6畳のリビングとして活用しています。来客時は、サッと仕切り扉を閉じればいいので、急な来客も安心ですね。
こちらは、1R11畳の一人暮らしのお部屋のインテリア実例です。
お部屋の右側にベッドを置いて寝室エリアとしており、左側にはテーブルを置いてリビングダイニングスペースにしています。ベッドの手前にもテーブルと椅子をセットして、ドレッサースペースとしています。
ホワイトとベージュの柔らかな色合いでまとめられた、くつろげるお部屋となっています。
こちらは、1R13畳の一人暮らしのお部屋のインテリア実例です。
お部屋の奥にベッドを置いて寝室エリアとしており、手前にテレビやテーブル、ソファを置いてリビングエリアとしています。
ベッドを横に置くと、窓が塞がりますので、ベランダへの出入りがしにくくなるというデメリットはありますが、リビングエリアが広くなりますので、二人掛けのソファを置いても圧迫感が出にくいのがメリットです。
一人暮らしのお部屋として人気があるのが、ロフト付きの物件です。
ロフトの使い方は人によってさまざまですが、こちらのように、ロフトに低いベッドや布団を置いてベッドルームとして活用している方も多いですよね。秘密基地のようなこじんまりとした空間は落ち着きますし、来客時も寝室は見えないのもメリットです。
また、ロフトを寝室として使うことで、6畳程度のコンパクトなお部屋でも、大きめのインテリアや家電も置けますので、たっぷりリビングスペースとして使えるのも魅力ですね。
一人暮らしのお部屋の場合、ベッドを置く寝室エリアと、くつろぐリビングエリアを分けるようなインテリア配置がおすすめです。ぜひ、お部屋作りの参考にしてみてくださいね。