グアテマラへのご旅行を前にして、服装にお悩みの女性も多いはず。しっかりと現地の気候を熟知した上で、失敗のないような着こなしで足を運びたいところです。そこで今回は、グアテマラの基本情報からおすすめコーデを徹底解説します!
【目次】
メキシコの南にある中米の国、「グアテマラ」。美味しいコーヒーで広く知られているグアテマラですが、マヤ文明最大の神殿都市遺跡「ティカル」や秘境にある絶景「セムクチャンペイ」、植民地時代の面影が残る街「アンティグア」など、見ごたえ抜群の観光スポットを数多く誇る国です。
そこでまずは、グアテマラの治安や気候など、知っておきたい基本情報を一挙ご紹介します!その後乾季・雨季それぞれにおすすめのコーディネートを厳選してご紹介しつつ、着こなしのポイントまで徹底解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
女性なら誰しもが気になるのが、グアテマラの「治安」ではないかと思います。そこで外務省の海外安全情報によると、グアテマラ全土の危険レベルは“1”で『十分注意してください』とのこと。首都グアテマラ市をはじめとし、各地で殺人や強盗,窃盗等の犯罪が頻発しているので、ご旅行中には十分警戒しなければなりません。
グアテマラは南米と北米を結ぶ麻薬の経由地となっているため、犯罪組織が各地で活動しています。さらに青少年凶悪犯罪集団「マラス」による麻薬犯罪や一般市民への強盗、銃器による犯罪も後を絶たないため、適切かつ十分な安全対策を講じるべきです。また、夜間の外出はもっての外ですが、昼間でも強盗の危険性があるため、いつなん時も気を抜いてはなりません。
ここで、気になるグアテマラの気候についてご紹介します。まずグアテマラには四季がなく、1年は「雨季」と「乾季」に分かれています。5月~10月までが雨季、11~4月までが乾季とされますが、気温に関しては基本的に1年を通してあまり変化がありません。ただし現地では、雨季を冬、乾季を夏と呼んでます。
ご旅行のベストシーズンは、晴れ間が続く「乾季」シーズンとなります。また、雨季は日本の梅雨のようにしとしとと雨が降り続くのではなく、日に数回、スコールのようにまとまった雨が降るところが特徴的。さらに、雨季にはハリケーンも発生しやすいため、ご旅行の際には十分にご注意ください。
先ほどもご紹介したように、乾季はグアテマラ観光のベストシーズン!1年を通して気温は安定していますが、11月〜1月は23、4度くらいでやや肌寒く、2月〜4月は25〜28度くらいでグアテマラで最も暖かいとイメージしておくと安心です。
乾季のシーズンには、基本的に半袖1枚でも快適に過ごすことができます。例えば半袖の白Tにデニムパンツ、スニーカーを合わせて、定番の大人カジュアルスタイルに。カバンは、しっかりと身につけられるショルダーバッグをチョイスすると、スリなどの犯罪を防ぐことができるでしょう。
カラッとした晴れ間が続く暖かい乾季には、涼しげな着こなしにまとめてみて。例えば、ふんわりと風を含むフレアスカートを主役に、清涼感と女性らしさを兼ね備えた、大人の夏コーデに仕上げましょう!
存在感のあるチェック柄のフレアスカートには、黒のベーシックな無地タンクトップを合わせて、大人カジュアルコーデに。足元はビーチサンダルでリラックス感を演出しつつ、カバンはウエストバッグで両手を空け、快適に観光を楽しめる楽チンスタイルにまとめてみてください!
リラックスムードが漂う、おしゃれな着こなしに欠かせないのが、「ワイドパンツ」。着心地が楽でもこなれて見えるため、長時間の散策を楽に楽しみたい方、ラフでも野暮ったさがなくおしゃれに見せたい方に、おすすめできるボトムスだと言えます。
通気性に優れたハニカム素材のノースリTシャツには、ナチュラルな風合いのリネン素材のワイドパンツを合わせて、リラックス感溢れる大人の夏の装いに。ストライプ柄があしらわれたワイドパンツは、たとえゆったりとしたサイズ感であっても、縦のラインが強調されることによりスタイルアップが叶うところが嬉しいポイントです。
グアテマラでは雨季が冬だとされていますが、実は気温は乾季とさほど変わりません。平均気温は25度くらいであり、比較的快適に観光を楽しむことができるでしょう。ただ雨が降ると体感気温が下がりやすいため、軽めの羽織りものを用意しておくと安心です。
基本的には、乾季と同じく半袖1枚で十分に快適に過ごすことができます。例えば半袖Tシャツに黒スキニーパンツで、カジュアルなラフスタイルに。足元は、濡れてもOKのスポーツサンダルをチョイスすると、急なスコールにも難なく対応できるのでおすすめです。
先ほどもご紹介したように、雨が降ると肌寒く感じることがあります。そこで、雨季のグアテマラ旅行では、軽めの羽織りものを用意しておきましょう。しっかりとしたアウターは必要ありませんので、持ち運んでもかさばらない程度の薄手の羽織りをご用意ください。
白Tシャツに総柄スカートを合わせ、薄手のミリタリージャケットを羽織ったコーディネート。スカートの丈はくるぶしくらいの長さであれば、雨の日でも裾部分が濡れる心配はありません。足元は、濡れても安心のサンダルをチョイスしましょう。
グアテマラの雨季は日本の梅雨とは違い、一気にまとまった量が降るといったイメージ。特に午後からスコールのような雨が降るケースが多いのですが、長い時間降り続くことはあまりありませんので、雨季とは言え十分に観光を楽しむことができるでしょう。
雨季には、必ず折りたたみ傘のご用意を。水たまりや地面の泥の跳ね返りが気になる方は、「レインブーツ」を履くのもOKです。例えば、膝丈のフレアスカートにショート丈のレインブーツを合わせれば、足元のもたつきもなくスマートに見せることが可能です。
標高2000mを超える高原地帯では、朝晩の冷え込みが非常に強いので注意が必要。もしも山岳高原地帯へ足を運ぶご予定であれば、防寒具を用意しておいてください。
例えば、軽くて暖かい冬コートの定番、「ダウンコート」を羽織ったコーディネートに。コートの下は着込む必要はありませんが、念のためレイヤードできるような薄手のアウターを用意しておくと安心できます。例えば長袖トップス、軽めのパーカー、ダウンジャケットのように重ね着をして、気温に応じ脱ぎ着をして体温調節ができるような工夫をしてください!
いかがでしたか?今回は、グアテマラの基本情報からおすすめのコーディネートまで一挙ご紹介しました。グアテマラの雨季には、スコールのようにまとまった雨が降るため、ご旅行の際には十分にご注意を。さらに雨季・乾季ともに気温は大差ありませんが、雨が降ると肌寒く感じるため、軽めの羽織りものを用意しておきましょう。ぜひ参考にして、快適な服装でグアテマラ観光を楽しんでください!