一年中温暖な気候のロサンゼルス。そんなロサンゼルスでは、アメリカ独特の雰囲気もあって開放的な気分になります。ファッションは街やビーチを歩くLAガール達のスタイルがお手本。今回はロサンゼルス旅行に最適な季節別の服装をご紹介します。
【目次】
ロサンゼルスは一年中温暖な気候で、四季がはっきり分かれていません。4~10月の間の一年の半分以上が夏にあたります。ここではまず、その季節ごとの気候をご紹介していきます、
■2・3月の気候
この時期は雨季にあたり、気温は10℃台後半から20℃前後。朝晩が冷える日もあるので、日本の春や秋の様な気候です。雨季といっても日本のように一日中降らないので、常に雨具が必要なわけではありません。
■夏(4~10月)の気候
日本の春や秋にあたる4~5月と9~10月は、ロサンゼルスでは夏の気候。6月までは日本の初夏のような気温です。朝晩や冷房の効いた室内では寒くなることもあるので羽織りものは用意しておきましょう。7月以降は昼間の気温が30℃を超えることもあります。日本の夏と違うのは湿気がないこと。暑くても過ごしやすい気候です。ただ紫外線が強いので、サングラスなどの日差しよけや日焼け止め対策はしっかりと。
■冬(11~1月)の気候
冬はおよそ3ヶ月の間なのでとても短く、気温も15℃前後までしか下がりません。ただ、日によって寒暖の差があるので、ニットやジャケットはスーツケースに入れておきましょう。この冬の間は雨季でもあるので、折り畳み傘もお忘れなく。
ロサンゼルスは、一年のほとんどが温暖で湿気が少ないので過ごしやすく快適に旅行することができます。そんなロサンゼルス旅行であると便利なアイテムや、NGなファッションは何なのでしょうか?ここではその2つをご紹介していきます。
【ロサンゼルス旅行におすすめのアイテム】
■羽織りもの
意外と盲点なのが羽織りもの。夏シーズンに旅行する人が忘れがちなアイテムです。時期によっては朝晩が冷えたり、冷房が効いている建物が多いので、羽織りものは必ずスーツケースに入れておきましょう。LAコーデに似合うGジャンやブルゾン、パーカーなどのカジュアルな羽織りものがおすすめです。
■水着
ビーチはもちろん、ホテルにプールがある場合が多いので水着は持参しましょう。
■サングラスや日焼け止め
ロサンゼルスは雨が降る日が少なく日差しが強いので、サングラスやキャップ、UV対策の日焼け止めはマストアイテムです。
■折り畳み傘
ロサンゼルスの雨季に旅行する人は、折り畳み傘やレインコートを持参しましょう。ロサンゼルスには傘を売っているお店が少ないので、購入するのに苦労してしまいます。
■乾燥対策はしっかりと
ロサンゼルスは湿気が少ないので唇や肌が乾燥します。リップや乾燥対策のスキンケア用品をしっかりと準備しましょう。
【ロサンゼルスのNGファッション】
■高級レストランにはワンピースで
ロサンゼルスのレストランでドレスコードがある店はあまりありません。ただ、高級レストランにはワンピースやきれいめのシューズで食事に行きましょう。
■日傘は浮くのでNG
欧米では日傘をさしている人はほとんどいません。日傘は日本独自の文化なので、ロサンゼルスでさしていたら浮いてしまいます。日焼けをしたくない人は帽子やウェアで日よけをして、日焼け止めをしっかり塗りましょう。
■バッグはショルダーバッグなどの斜め掛けがおすすめ
ロサンゼルスでもヨーロッパ同様スリや盗難に気を付けましょう。バッグは斜め掛けできるもので。置き引きにも気を付けてください。
■履き慣れない靴はNG
ロサンゼルスは広く移動が多いので、靴は必ず履き慣れたスニーカーやシューズで。
ロサンゼルスの2月と3月は雨季なので折り畳み傘やレインコートを持参しましょう。半袖や長袖アイテムに羽織りものをプラスしたコーデがおすすめ。朝晩は冷える日も多いので、重ね着で寒暖の差に対応できるコーデが最適です。
南米やネイティブアメリカンな雰囲気もあるガウンをTシャツに羽織ったデニムコーデ。ボヘミアンテイストのガウンはロサンゼルスにぴったりなアイテムです。
ロサンゼルスの4月から5月は日本の初夏の様な気候なので、昼間は半袖アイテムで過ごせる日が多いですが、朝晩や曇りの日は羽織りものが必要になります。
ブラウス×デニムにシャツワンピを羽織りに使ったコーデ。シャツワンピは1枚で着てもいいですし羽織りにも使えるので、不安定な気候の時期におすすめのアイテムです。
6月や7月も日本の初夏から夏にかけての気候に似ています。昼間は30℃近い日があるので、半袖アイテムやノースリーブでOK。そんな気候でも朝晩に冷えたり、室内は冷房が効いているので羽織りものを持って出かけましょう。
かぎ針編みのニットにデニムを合わせたどこかボヘミアンなコーデは、ロサンゼルスの雰囲気にマッチ。Gジャンはこの時期にぴったりなアウターでおすすめのアイテムです。
ロサンゼルスにはデニムアイテムが良く似合います。大人可愛いデニムのサロペットはコーデ次第では子どもっぽくなってしまうので、辛口アイテムを合わせて大人っぽく仕上げるのがおすすめ。ブラックのハイネックノースリーブは、サロペットに女っぽさをプラスできるので大人女子におすすめのアイテムです。
小物もサングラスなど辛口小物が◎。サングラスは紫外線対策にもなるのでロサンゼルス旅行にマストアイテムです。
ディズニーランドなど楽しいスポットがたくさんあるカリフォルニア。半袖Tシャツにデニムやショーパンを合わせたり、オフショルトップスにパンツを合わせたコーデが似合います。
モノトーンスタイルなら、モードになり過ぎないカジュアルなコーデがロサンゼルスにはマッチ。ブラックトップスはオフショルで。小物には日差し対策にもなる帽子がおすすめです。
11月からの3ヶ月間は、ロサンゼルスの冬にあたる時期。冬と言っても気温は15℃前後までしか下がらないので、重いコートやダウンのような防寒アイテムは必要ありません。雨季に入るので、折り畳み傘やレインウェアは準備しておきましょう。
ヴィンテージ風のロゴが西海岸っぽいTシャツには、ミリタリーコートを合わせてメンズライクに。足元にブーツをプラスした季節感の演出が◎。
ロサンゼルスの冬は寒すぎないので、カットソーにニットを重ねたコーデで過ごすことができます。デニム×ニットのコーデには、ブラウン系のブーツやハットでボヘミアンに仕上げて。ウエスタンなテイストでもあるので西海岸によく似合うコーデです。
ロサンゼルスの12月や1月は冬ですが、厚手のコートやダウンといった重いアウターは必要ありません。長袖のカットソーにパーカーやニットを合わせたり、ジャケットやブルゾンを羽織るコーデがおすすめです。
パーカーはロサンゼルスの雰囲気にマッチするアイテム。冬は防寒アイテムとして活躍します。
たくさんのビーチがあるロサンゼルスに映える、白Tシャツにデニムのショートパンツを合わせたシンプルなスタイル。透け感のあるTシャツに同色のキャミソールをプラスして、ちょっと技ありのコーデに。
日差しを避けるのは、日傘ではなく帽子とサングラスで。リュックはかっちりしたフォルムのものを選んで、ラフ過ぎない大人のカジュアルテイストに仕上げています。
暑いロサンゼルスの夏でも快適に過ごせる、風通しのよいワンピース。ミニ丈ですが、ビッグシルエットでラフな印象なので、セクシーな雰囲気にならずにヘルシーに着こなせます。裾と袖口に布が重ねられていて、レイヤードスタイルのように見えるのもおしゃれ。
足元は、ワンピースからチラ見えしている白をリンクさせて。ショッピングや観光で歩き回る日はスニーカーで歩きやすく。
冬でも冷え込まないロサンゼルスはアウターは不要。きれい色のトップスもアウターに隠れることなく楽しめます。
鮮やかな発色のイエローのニットに赤のショルダーを合わせて、元気で華やかな配色に。カラー×カラーも、片方を小物で取り入れればトゥーマッチな印象になりません。また、他のアイテムを黒でまとめれば、落ち着いた雰囲気で着こなせますよ。
温暖な気候のロサンゼルスでは、ショートパンツは使いやすいアイテム。30代なら、モノトーンでまとめて大人っぽくシックな印象に。
足元はビーチサンダルで抜け感を出せば、モードっぽくなり過ぎません。ただし、ビーチサンダルは歩き回るのには向かないので、ビーチ周辺でゆっくり過ごすときにおすすめです。
ラフなスタイルがマッチするロサンゼルスでは、Tシャツは大活躍。キャラTシャツに半端丈デニムを合わせれば、遊び心のあるコーデに。ミッキーのTシャツは、ディズニーランド・パークへ行くときにもおすすめです。
高級レストランに行く以外は、肩の力の抜けたカジュアルスタイルがロサンゼルスにはおすすめ。羽織ものも、カーディガンではなくジャージだとロサンゼルスらしいラフなコーデに。ピンクでかわいらしさをプラスすれば、部屋着のように見えませんよ。インナーをシャツなどきれいめのアイテムを選ぶのもポイント。
ロサンゼルスに最適なカジュアルなTシャツも、プリーツスカートを合わせればきれいめな印象に。色味を抑えたコーデで、洗練された大人っぽい雰囲気にまとめています。足元はつま先に丸みのあるシューズでキュートに。
黒と赤、というモードっぽい組み合わせのコーデ。洗練された印象に仕上げられます。チェックパンツも子供っぽくならずに着こなせますよ。
シンプルなカットソーとスカートも、スカーフをプラスすればレディライクな雰囲気に。大人のロサンゼルスコーデになります。
足元はオレンジのパンプスで差し色を。ただきれいめなだけではない、アクセントの効いたスタイルに。
ロサンゼルスの観光スポットを巡るなら、歩きやすさが重要。スポーツサンダルにデニムを合わせたカジュアルなスタイルなら、長時間歩いても疲れにくいですよ。
冷房が効いたスポットでも寒く感じないように、シャツを羽織りものに。観光客がたくさん集まるスポットにはスリもいるので、防犯のためにもバッグは斜め掛けのものを選んで体の前に。
ショッピングも楽しいロサンゼルス。歩き回ることを考えると、疲れにくいスニーカーがベスト。
きれいめなパンツにプリントTシャツを合わせれば、大人の遊び心のあるカジュアルコーデに。スニーカーのレオパード柄がアクセントになっています。
ディズニーリゾートやユニバーサルスタジオなどのテーマパークへ行くなら、アトラクションを楽しみやすいパンツスタイルで。サロペットなら大人かわいい雰囲気を作ってくれて、テーマパーク気分を上げてくれますよ。Tシャツではなくタンクトップを合わせると、肌見せ効果で子供っぽくならずに着こなせます。
定番観光スポットとなっているドジャースタジアム。スポーツ観戦をするなら、日除けができる帽子をプラス。キャップならスポーツ観戦にぴったりのスポーティーな雰囲気を作ってくれますよ。人混みで足を踏まれても大丈夫なように、足元はサンダルではなくスニーカーを。
ビーチを散歩したり、海で泳いだりするなら、着替えやすくビーチの雰囲気にマッチするショートパンツを。薄手のシャツを羽織って、肌の露出を抑えつつ日焼けも防止。
おしゃれなカフェに行くなら、黒やベージュなどのベーシックカラーでまとめたきれいめカジュアルスタイルに。黒のワイドパンツは履き心地はリラックス感がありますが、デニムよりきれいめに履けますよ。足元はビーチサンダルで抜け感を出しています。
ダウンタウンや屋台などで食べ歩きを楽しむなら、両手が空くボディバッグが便利。白Tシャツにデニムスカートを合わせたシンプルなコーデのアクセントにもなりますよ。足元は赤のスニーカーで差し色を。
高級レストランであっても、外国人観光客が多いロサンゼルスではドレスコードがあるようなお店はあまりなく、ショートパンツにTシャツなどラフな服装を避ければ入店は可能なところがほとんどです。
しかし、ドレスコードは無くても着飾ったお客さんは多いもの。周囲になじむためには、きれいめなワンピースを着ていくようにしましょう。バッグや靴もきちんと感があるものを。
ナイトクラブやバーなど、夜遊びできるスポットも多いロサンゼルス。ロサンゼルスでは、昼間はカジュアルに夜はドレスアップをして出かける人が多いので、夜遊びを楽しむならきれいめな服装を心がけましょう。
体のラインにほどよくフィットする黒の大人っぽいワンピースなら、ドレスコードがあるナイトクラブやバーにも対応できます。足元はヒールのあるパンプスやサンダルを選びましょう。
ロサンゼルス旅行に着て行く服装は、LAガールテイストを取り入れつつも大人女子らしくまとめたコーデがおすすめです。一年中温暖な気候のロサンゼルスは服装選びがあまり難しくありません。今回ご紹介したコーデを参考にしていただいて、ロサンゼルス旅行を思い切り楽しんでください。