ブルベの肌に合う下地の選び方を知っていますか?肌をきれいに見せるためには、ファンデーションの選び方も大切ですが、下地の選び方でも大きく変わってきます。本記事では、ブルベ夏と冬に似合う下地の選び方やおすすめをご紹介します。
【目次】
ブルベに似合う化粧下地を選ぶには、まず自分の肌の悩みや、肌の色味を把握することが大切です。というのも、パーソナルカラーは大まかに分けて4タイプに分類され、一口にブルベといっても、夏タイプと冬タイプの2種類があるからです。
どちらも青やピンク系の肌の色をしていますが、ブルベ夏はソフト、冬はシャープな印象を持っています。柔らかい印象でパステルカラーが似合うのがブルベ夏、はっきりした印象で白や黒などのはっきりした色が似合うのがブルベ冬と考えると分かりやすいでしょう。
また、ブルベ夏の肌はもともとマットな質感なのに対し、ブルベ冬の肌はツヤのある質感が特徴です。ブルベの中にも種類があるので、自分はどちらのタイプなのかをしっかり観察して判断することが、自分に似合う化粧下地を見つけやすくするコツです。
さらにブルーベースの中でも、クマが気になる人や赤みが気になる人、くすみが気になる人など、肌悩みは人それぞれです。まずは自分の肌を観察し、自分の肌の質感や特徴を捉えたうえで化粧下地を選ぶといいでしょう。
ではさっそく、ブルベの肌に似合う化粧下地の選び方について詳しくご紹介します。
ブルベの肌で化粧下地の選び方に迷ったなら、ピンクベージュ系の下地を選ぶことをおすすめします。ブルベはもともとピンク味が強い肌なので、ピンクベージュのカラーは肌になじみやすいのです。
化粧下地の段階でピンクを仕込むことによって、肌全体に自然な血色感と明るさをプラスできます。
すでに紹介したように、ブルベには大きく夏と冬という2つのタイプに分類できます。それぞれの特徴や似合う色の明度・彩度、質感が異なることが特徴。ブルベ夏はマット、ブルベ冬はツヤのある質感が得意だといえます。
ブルベと一括りにしてしまうのではなく、夏タイプか冬タイプかを判断し、自分に合うタイプの化粧下地を選ぶことで、失敗を避けられるでしょう。
夏タイプの場合はマット系の下地を、冬タイプの場合はツヤ系の下地を選ぶと失敗しにくいですよ。
肌悩みがあるという人は、化粧下地の他にコントロールカラーをプラスする方法がおすすめです。コントロールカラーが入っている下地もあれば、別々のアイテムを組み合わせて使う方法もあるので、自分に合う方法を見つけましょう。
肌の赤みやくすみ、血色が悪いなど様々な肌悩みがありますよね。そんな肌悩みに対してコントロールカラーを部分的に使うことでフラットな状態に作りましょう。上手に活用することで、厚塗りにならないベースメイクが仕上がります。
肌の赤みにはグリーン、くすみには黄色、透明感には紫がおすすめです。こういったコントロールカラーを肌トラブルが気になる部分に使うことで、透明感と血色感のあるベースメイクを実現します。
ニキビ跡やそばかす、くまなどの気になる部分がある場合は、下地やコントロールカラーだけでカバーしようとせず、コンシーラーをあわせて使うのがおすすめです。
ピンポイントの悩みはその部分のみをカバーしてあげることで、全体的に厚塗になってしまうことを防げますよ。
ブルベに合う化粧下地を選んだ後は、次に化粧下地の使い方についてご紹介します。
化粧下地を使い始める前に気をつけておきたいのは、スキンケアをしておくことです。肌の土台が整っていないと、どうしても化粧がうまくのらない結果に。また、スキンケアをしてすぐにベースメイクをすると、スキンケアの水分や油分が余分に残っていて、ベースメイクが崩れる原因にもなってしまいます。
時間がなくてスキンケアの後すぐにベースメイクに入らないといけないときには、軽くティッシュで押さえるなどして、肌を落ち着かせてから化粧下地を乗せるようにするのがおすすめです。
スキンケアをした後、化粧下地を使う前に、必要であれば日焼け止めを塗っておくようにしましょう。もともと紫外線カット効果のある化粧下地を全顔に塗る場合は日焼け止めを省いてもいいですが、コントロールカラーなどで部分的に補正する場合、その部分だけ紫外線カット効果が低くなることがあります。
塗り忘れ部分が出ないようにするためにも、事前に日焼け止めを塗っておくことをおすすめします。
日焼け止めを塗った後は、化粧下地を顔に乗せていきます。この時顔全体に乗せるというよりは、顔の中心部分に乗せて外側に伸ばしていくイメージで乗せると、立体感が生まれます。頬とおでこ、鼻とあごに化粧下地を乗せて、内側が最も濃くなるように意識しながら、外側に向かって伸ばしていきましょう。
輪郭の部分はあえて塗らないことで自然と陰影をつけることもできますよ。
コントロールカラー系の下地を使用する場合は、顔全体に使うよりも部分的に使った方がメリハリの付いた肌を作ることができます。赤みやくすみが気になる部分にだけピンポイントで乗せることで、色との境目が目立ちにくくなり、フラットな仕上がりになりやすいです。
化粧下地やコントロールカラーを乗せたら、最後に余分な化粧下地をスポンジで取り除いていきましょう。肌に多く乗せてしまうと、化粧崩れの原因になってしまいます。最後にスポンジでぽんぽんと余分な化粧下地を吸い取りなじませてから、お好みのファンデーションを乗せれば、完成です。
次に、ブルベにおすすめの下地を紹介していきます。まずはプチプラだけど優秀な下地から紹介します。
CEZANNEの皮脂テカリ防止下地は、顔色を明るくしてくれる効果のある化粧下地です。ピンクベージュのカラーが白浮きせずに自然にトーンアップしてくれます。
皮脂吸着パウダーで、皮脂によるべたつきやヨレを防げるのも嬉しいポイントです。SPFも28あるので日常生活程度なら、日焼け止めを別途使わなくても大丈夫でしょう。
プチプラですが、UVカット効果、カラー補正効果もある優秀なブルベ向けの下地です。
毛穴パテ職人の化粧崩れ防止下地は、気になる毛穴をしっかりカバーし、皮脂を吸着することで化粧崩れを防止してくれるアイテム。マットな質感が得意なブルベ夏の方にぴったりの仕上がりです。
透明感も抜群で、素肌が美しいかのように見せてくれる陶器肌が長時間続きます。皮脂を吸着してくれる下地は乾燥しやすいと思われがちですが、保湿成分も配合されているので乾燥もしっかり防げるところがポイント。
ピンクベースに青パールが含まれているので、青みが得意なブルベに適している下地だといえます。
Kiss Me FERME(キスミーフェルム)の明るさアップ化粧下地は、ファンデーションのノリとモチをアップしてくれるアイテム。くすみや色ムラをしっかりカバーし、明るい肌へと導いてくれます。
美容液成分を82%配合しているので、乾燥を防ぎつつベースメイクの土台を整えられます。ブルベが得意なピンクベージュカラーで、明るく健やかな肌を手に入れられるでしょう。
SPFは38もあるので、夏に使うときにも安心して使えます。
エクセルのグロウルミナイザーUVはくすみを飛ばしながらワントーン明るくするピンクカラーの下地です。パールと美容オイルの力で、ツヤ肌へと仕上げます。
ファンデーションの密着を高めながら余分な皮脂を抑えてくれるので、ヨレのないツヤ肌を長時間持続することが可能です。肌トーンや色ムラ補正、毛穴の凸凹カバーなどを感じやすいので、肌トラブルが気になる人にもおすすめですよ。
SUGAO(スガオ)シルク感カラーベースは、塗ると一瞬でサラサラと肌に仕上がる化粧下地。軽い付け心地が特徴で、色ムラや毛穴をふんわりとカバーしてくれます。
特に、ブルベ冬の方に合うカラーはブルー。元から持っている透明感をより引き出し、美しい仕上がりのベースを作ってくれるでしょう。カラーベースのため、これひとつで下地とコントロールカラーの2つの役割をしてくれるお得なベースです。
下地の使い方を覚えたら、次はアイテム選びをしていきましょう。まずは、マットな質感が得意なブルベ夏の方におすすめの化粧下地をご紹介します。
PAUL & JOE BEAUTE(ポール&ジョー ボーテ)のラトゥー エクラ ファンデーション プライマー Nは、くすみのない明るい肌へと整えてくれる化粧下地。ラベンダーパールが配合されており、ブルベさんの肌に立体感を加えてくれます。
含まれている皮脂吸着パウダーが余計な油分をしっかりキャッチし、サラリと美しいベースメイクが完成します。
クリニークのリファイニング ソリューションズ インスタント パーフェクターは、サラッとしたマット肌に整えてくれる化粧下地です。
ひと塗りで毛穴をしっかりカバーし、なめらかな肌が手に入ります。03 インビジブル ブライトはハイライト効果もあるピンクカラーの下地。ブルベ夏の方にぴったりです。
shu uemura(シュウ ウエムラ)の化粧下地は4種類ありますが、ブルベ夏にはピンクとベージュがおすすめです。
毛穴をしっかりカバーしながら肌ムラを補正し、綺麗な素肌を演出します。UV効果もあるので紫外線もガードしてくれますよ。メイクノリも抜群にいいです。
ツヤのある質感が得意なブルベ冬。夏タイプと同じように青みやラベンダーを使うことで、肌がパッと明るくなります。カラーコントロールと併用し、下地でも透明感を仕込んではいかがでしょうか。ラベンダーカラーやブルーパール入りの下地がおすすめです。それでは、続いてブルベ冬におすすめの化粧下地をご紹介します。
SUQQUのトリートメントプライマーは、ピオニーピンクの化粧下地です。
4種類のモイスチャーオイル配合で、ハリ感とツヤ感を演出します。美容液のような潤いで、大人の肌の土台を整えてくれます。内側から輝いているようなツヤ感はブルベ冬にぴったりですよ。
ナチュラグラッセのカラーコントロールベースは、肌の色ムラやくすみを飛ばして均等で美しい肌へと仕上げてくれる化粧下地です。コントロールカラーの役割も果たしてくれるので、それぞれ別々に塗るのではなく、ベースはこれひとつでOK。
01 バイオレットは、透明感を与えてくれるブルベさんが得意なラベンダーカラーです。石けんで落とせる化粧下地なので、肌にあまり負担をかけたくないと感じる日に使うといいでしょう。
Dior(ディオール)のスノーメイクアップベースは、気になる肌悩みを瞬時にカバーし、均一な肌色に整えてくれる化粧下地。軽やかな付け心地なのに、ファンデーションがいらないくらい綺麗に仕上げてくれるところが魅力です。
スキンケア効果・日焼け止め効果もあり、大満足のクオリティ。ブルベ冬の方にはブルーがおすすめです。なじませることで透明感を引き出してくれます。
パッケージもかわいくて、毎日のメイクが楽しくなること間違いなしです♡
ブルベさんは夏タイプ・冬タイプ問わず、ラベンダーやブルーをベースメイクに使うことで、肌の透明感と明るさが増すという特徴を持っています。化粧下地にラベンダーパールやブルーパールが含まれているものも多く展開されているので、1本で済ませたいという人はそれらを選ぶといいでしょう。
ただし、中にはツヤ・マットさといった質感を重視したい方もいますよね。その場合は、別途コントロールカラーを仕込んで肌色を調整する方法もあります。ベースを全体的に乗せてからコントロールカラーを部分的に重ねることで、肌に立体感と透明感をプラスできるでしょう。
バランスを考えてベースアイテムを組み合わせることで、理想の肌質と肌色を実現できるでしょう。ぜひ試してみてくださいね。
ここからは、ブルベさんにおすすめのコントロールカラーをご紹介します。
CLARINS(クラランス)のラディアント コントロール カラーは、明るさと輝きを与えながら肌悩みをしっかりカバーしてくれるアイテムです。ブルベさんにおすすめなのは、05のラベンダーカラー。くすみを飛ばして明るい肌をゲットできるでしょう。
ブルベさんは肌の赤みによって上手にポイントメイクが発色しないと悩んでいる方が多いものです。そこでおすすめなのがグリーンの下地を仕込んで肌の赤みをフラットにすること。セザンヌの赤み補正コンシーラーは、ブルベさんが気になりがちな頬や小鼻の赤みを補正し、透明感をプラスしてくれます。
WHOMEE(フーミー)のコントロールカラーベースは、思い通りに肌色を補正できるコントロールカラーです。ブルベの方におすすめなのはパープル。コントロールカラーベースを仕込んでおくと、血色感と透明感を引き出してくれるでしょう。
本記事ではブルベに似合う化粧下地についてご紹介しました。肌の赤みや顔色の悪さを解消するだけで、透明感のある肌へと一気に大変身できますよ。自分の肌の質感や肌悩みなどをしっかりと観察して、自分に合った化粧下地を選ぶようにしましょう。