赤ちゃんを産んだ後、新人ママさんは、産後にマタニティブラや授乳ブラをいつから通常のブラに戻すのか悩んでしまいますよね。
そこで今回は、産後のブラのおすすめの切り替え時期や気になるサイズのこと、ワイヤー入りブラの必要性などについてご紹介します。
【目次】
赤ちゃんを出産して授乳が始まって、マタニティブラや授乳ブラをつけていると、いつから通常のブラに戻していいのかわからなくなりますよね。授乳ブラを使わずブラトップを使っている方はなおさら、楽なつけ心地のものからワイヤーが入ったブラに戻るのは躊躇してしまいます。
では、そんなつけ心地が楽なブラやブラトップのままでいると何が問題なのでしょうか?ここでは、産後のママが抱えるバストについての悩みをまとめてみました。
■産後のママが抱えるバストについての悩み
・バストが下垂した
・バストのハリがなくなって形が崩れた
・サイズが小さくなった
・デコルテがやせた
授乳しやすさや楽さを優先してブラトップのようなホールド感が欠けるタイプの下着をつけ続けると、バストのハリがなくなり、下垂やサイズダウンといった症状を引き起こしてしまいます。問題はバストだけでなく、服の着こなしにも違いが出るデコルテにも影響してしまいます。妊娠中や授乳中は、しっかりバストケアしてくれる専用のマタニティブラや授乳ブラをつけることが大切です。
出産後に赤ちゃんが卒乳してもバストの状態を美しく保つためには、妊娠中や産後の授乳中の形やサイズが変化するバストに対応して、しっかりホールドしてくれる適切なブラをつけることが重要です。その点、マタニティブラや授乳ブラは、産前や産後のママのバストを美しく保つための機能があるので最適です。
楽だし妊娠中にしか使えないのでもったいないからということで、ブラトップなどの下着を選ぶ方が多いかもしれませんが、産前や産後には時期にあった専用のブラを選んで、後で後悔することがないように、バストのケアを心がけましょう。
例えば、産前・産後・卒乳後の3つの時期を通して使えるブラジャーもあります。ホックでアンダーを自由に調整できるものを選ぶことで、サイズ変化が激しい3つの時期を通して着用できるでしょう。
では、マタニティブラや授乳ブラから通常のブラへはいつから切り替えたらいいのでしょうか。一般的には、卒乳・断乳するまでは授乳ブラをつけた方がいいということです。ただ、断乳後もしばらく母乳は出続けるので、赤ちゃんが母乳を飲まなくなってしばらくは様子を見て落ち着いてから、その時点のバストのサイズにあった通常のブラジャーに切り替えましょう。
例えば断乳して間がないおっぱいが張った状態の時期に通常のワイヤー入りのブラジャーに戻してしまうと、乳腺炎といった症状を引き起こしてしまうので、おっぱいが張った状態で通常の特にワイヤー入りのブラジャーに戻すのは絶対に避けましょう。
産後のバストの状態を美しく保つためには、適切なブラジャー選びが大切なことはご紹介しました。では、ブラ選びの他にもした方がいいことがあるのでしょうか。ここでは、産後にサイズダウンしないためのバストケアについてご紹介します。
ボディクリームや妊娠線を予防するクリームなどを使って、バストをマッサージすることで、バストのまわりの筋肉を活性化することができます。胸を上へ持ち上げたり、手を交差させて中央に寄せたりといったマッサージを、お風呂などのタイミングで行いましょう。
特に出産後はバストまわりの皮膚にハリがなくなるので、垂れやすくなっています。ブラは常に身に着けるように心がけましょう。寝る際もナイトブラなどを活用するのがおすすめです。
女性ホルモンの働きを活発にするためには、イソフラボンやたんぱく質といった栄養素を摂取することが有効とされています。その他にも、基本的な生活習慣であるバランスの取れた食生活や睡眠、運動なども大きく影響します。赤ちゃんと共に健康的で明るい生活を心がけ、規則正しい生活をキープしましょう。
では、産後用のブラから通常ブラに切り替えるときに使いたいおすすめのブラについて紹介します。
産後の授乳ブラから通常のブラへ戻す際には、形やサイズが変化した胸を美胸に導いてくれるようなブラが理想的です。そんな時におすすめなのが、aimerfeel(エメフィール)のLace ソフト超盛ブラ(R)。
通常のブラは、いきなりワイヤー入りのものへ戻すのは痛くないか心配という方が多いと思います。このブラはワイヤーをふんわりとした生地へ埋め込んであるので、肌当たりはソフト。盛って見える秘密の下厚パッドにも柔らかい素材を使っています。
通常のブラジャーの購入時には補正ブラや育乳ブラをチョイスするといった、妊娠前の美しいバストを復活させるための工夫が大切です。
トリンプのスロギー ZERO FEEL ソフトブラは、ホールド感はしっかりとあるノンワイヤーのブラジャー。柔らかく着心地が抜群なので、産後に切り替え始める下着として適しています。三角形のパッドが胸をきれいに丸く見せてくれることがポイント。
グンゼ KIREILABOシリーズのハーフトップは、完全無縫製のノンワイヤーブラジャー。気になるチクチクがなく、低刺激なアイテムなので、産後の肌でも安心して使えるでしょう。ノンストレスで快適な着心地が魅力です。
セシールのスーパーストレッチカップブラは、ソフトワイヤー入りのブラ。伸縮性のあるレースとパワーネットが脇にピタッと密着しつつ、サイドボーンがバストの横流れを防いでくれます。ストレッチカップが胸にしっかりと密着しながら締め付けにくい作りであることがポイントです。
ウイング/ワコールのエアリーソフトブラは、その名の通り軽やかな付け心地のブラ。カップ肌側は綿混素材でふわっと柔らかに仕上げつつ、バックにはやわらかメッシュ素材を採用しており、優しくバストにフィットします。
産後のブラはいつから通常のブラに戻すべきか悩ましい問題ですよね。着け心地が楽なブラに慣れてしまうと、通常のブラジャーに戻すのが億劫になります。ただし後で後悔しないように、産前と産後のブラジャー選びについて検討してみてはいかがでしょうか。