透明感はメイクで作れます。ここでは、透明感のあるメイクのやり方やおすすめコスメをご紹介します。儚げな透明感を手に入れて可愛くなりたい人やモテたい人は参考にしてください。
【目次】
美容系の雑誌やSNSなどで目にすることが多い言葉の一つが「透明感」。メイクやスキンケアでは、透明感はくすみがない状態や明るい状態を意味します。
透明感メイクの特徴は、しっかりとメイクをするのに素肌感もあること。元の肌の美しさがいかされていたり、厚塗り感がなかったりします。
そんな透明感のあるメイクは、年代を問わず女性に大人気。一般の女性だけでなく、アイドルや女優も透明感のあるメイクを取り入れています。
たくさんの人がメイクで透明感を出しているのはどうしてなのでしょうか。まずは、透明感のあるメイクの魅力についてチェックしてみましょう。
厚塗りのメイクや派手なメイクとは違い、透明感のあるメイクは一見ナチュラルメイクに見えます。そのため、ピュアで清楚感がある雰囲気を演出できるのが魅力です。きつく見えないため、性別や年代を問わず好印象で、どんなシーンにも馴染むでしょう。
透明感のあるメイクは、女性だけでなく男性からも好評。どこか儚げなイメージなので、「守ってあげたい」などと思われることが多いです。
また、透明感のあるメイクは、男性からモテると言われている清楚な服装とも相性が良いです。普段は派手なメイクをしている人もデートや合コンの日などは、透明感のあるメイクにチャレンジしてみるのがおすすめです。
メイクで透明感を出したい時は、肌に馴染む色のアイテムを使ったり、なるべく色の数を減らしたりするのがポイント。透明感のあるメイクのポイントについて、詳しくご紹介します。
透明感のあるメイクをするなら、肌に合う色のコスメを使うのがポイント。白浮きするファンデーションやパーソナルカラーに合わないチークなどを塗ると、肌のくすみが強調されて透明感が失われるので注意しましょう。
無理やり肌を白く見せるのではなく、素肌の美しさをいかしながら魅力的になるのが大切です。
透明感のあるメイクをするなら、インパクトの弱い色を使うこともポイントです。例えば、肌に馴染むピンクベージュのアイシャドウやローズピンクのチークなどでメイクをすると、透明感が引き出されます。
反対に、赤や青、紫などのインパクトが強いカラーは避けた方が無難。存在感のある色はおしゃれですが、肌に馴染まずピュアに見えません。
透明感を引き出すためには、メイクで使う色の数を減らすことも重要です。アイメイクはオレンジ、チークはピンク、リップは赤などのように複数の色を使うと、それぞれのパーツが馴染まず、メイクが濃く見えます。
一方、使う色を減らすと、全体に統一感が出て派手さを抑えられます。全く同じ色でまとめる必要はありませんが、ピンクベージュとベージュ、コーラルピンクとオレンジなどのように似た色味を使うことを意識すると、透明感が出るでしょう。
透明感を出すためには、ベースメイクが大切。下地やファンデーションなどを上手に使いこなして透き通っているような美肌を作りましょう。
透明感を出すためには、下地やコントロールカラーで肌のくすみやクマを隠すことがポイント。下地やコントロールカラーは色によって効果が違うので、肌悩みに合わせて選びましょう。
■くすみやクマが目立つ人
⇒イエロー系
■頬や小鼻の赤みが気になる人
⇒グリーン系
■肌の色ムラが気になる人
⇒ベージュ系
■血色がない人
⇒ピンク系
■迷ったらパープルやブルーがおすすめ
下地やコントロールカラーの色選びに迷ったら、パープルやブルーを使うのがおすすめ。これらのカラーには、くすみを飛ばしたり、赤みをカバーしたりして肌の透明感を高める効果を期待できます。
透明感を出したいなら、厚塗りメイクは絶対にNG。クマやニキビ跡、シミなどを隠すためにファンデーションを重ね塗りすると透明感がなくなるので、肌悩みはコンシーラーで隠しましょう。
コンシーラーを使う順番は、ファンデーションの種類に合わせて変えてください。パウダーファンデーションを使っている場合はファンデーションの前、それ以外のファンデーションを使っている場合はファンデーションの後に塗るのが正解です。
ファンデーションは、マットタイプとツヤタイプに分けられますが、透明感のあるメイクをしたいならツヤタイプを選ぶのがおすすめ。ツヤを出すと、透き通るような美肌を演出できます。
反対に、マットタイプのファンデーションで肌が元々持っているツヤを消すと、透明感もなくなりやすいので注意しましょう。
ファンデーションを塗る時のポイントは、なるべく薄く広げること。顔の中心から外側に向かってブラシやスポンジなどでしっかりと伸ばしてください。下地やコントロールカラー、コンシーラーでトラブルを隠しておけば、薄く広げるだけでも美肌になれます。
パウダータイプ以外のファンデーションを使う場合は、ファンデーションを塗った後、Tゾーンを中心にふんわりとフェイスパウダーをのせると、自然に仕上がります。
ベースメイクの仕上げには、ハイライトをのせましょう。ハイライトでツヤを足すと、肌の透明感が引き立つだけでなく、顔の立体感がアップして美人になれます。
ハイライトは顔の中の高い部分に入れていくのがポイント。Tゾーンやあご先、頬骨の張り出した部分などに少しだけのせると、自然なツヤが出ます。
アイメイクは、抜け感を出すのがポイント。濃い色を使うと、透明感がなくなりベースメイクとも馴染まないので、ナチュラルに仕上げましょう。目元に透明感を与えるアイメイクのやり方をご紹介します。
アイシャドウは、インパクトの強い色を避けて薄い色を選ぶのがポイント。普段、オレンジや赤などを使っている人も、肌に馴染むヌーディーなブラウンやベージュ、シアーなピンクなどを選んで抜け感を出しましょう。
また、質感はマットではなく、ラメやパールがおすすめ。ラメやパールが入ったものなら、ツヤが出たり、光が反射したりして目元の透明感がアップします。
まぶたの色素沈着やくすみが気になる場合は、アイメイクの前にアイシャドウベースを塗って肌の色を整えてください。
マスカラは、ロングタイプやボリュームタイプなどの種類があります。透明感を出したい人は、ナチュラルに目力をアップさせるロングタイプを選びましょう。
ビューラーでまつ毛を上げた後、ロングタイプのマスカラを塗ってしっかりとセパレートさせれば、儚げな目元を演出できます。
反対に、ボリュームタイプのマスカラでメイクをすると、目元のインパクトが強くなって透明感がなくなることが多いので、注意が必要です。
アイライナーの色は、柔らかく優しいイメージのカラーを使うのがおすすめ。ブルベさんはグレー、イエベさんはブラウンを選ぶと、目元の透明感がアップするでしょう。
柔らかい色のアイライナーを使うと、オーバーラインを引いたメイクでもやりすぎに見えず、自然に目を大きく見せられます。
「チークを入れると、透明感が失われそう」と考えている人もいますが、血色を出すチークは大切。ふんわりとチークをのせれば、ナチュラルな雰囲気を演出できます。透明感のあるメイクでのチークの入れ方をチェックしていきましょう。
透明感を出したい時は、パープルやラベンダーのチークを選ぶのがポイント。くすみや赤みを抑えて透き通るような美肌を演出できます。
青みのあるカラーが得意なブルベさんは、パープルやラベンダーのチークだけでメイクしてOK。青みが苦手なイエベさんは、パープルやラベンダーをベースに、コーラルピンクなどのチークを重ねると良いでしょう。
はっきりとチークを発色させると、抜け感がなくなって透明感も失われることがあります。透明感のあるメイクでは、さりげなくチークをのせることを心がけましょう。
逆三角形を意識しながら広範囲にチークを入れると、ふんわりと色づいて血色感と透明感が出ます。また、丸くチークを入れるよりも抜け感が出るので、大人っぽい雰囲気を演出できます。
メイクの仕上げには、リップを塗りましょう。リップもアイシャドウやチークと同じようにインパクトのある色は避け、自然な色を選んでください。
透明感を引き出すためには、シアーな発色のリップを使うのがポイント。元の唇の色をいかせる透け感のあるリップで、ピュアな印象を与えましょう。
カラーは、自然に馴染む色を選ぶのがコツです。ブルベさんはローズピンクや青みピンク、イエベさんはコーラルピンクやピンクベージュなどのリップを塗ると、透明感が出るでしょう。
チークと色味を合わせると、メイクがまとまっておしゃれに仕上がります。
透明感のあるメイクは、ピュアで清楚なイメージに仕上げることが大切。唇が乾燥してカサカサしたり、皮むけしていたりすると、透明感がなくなるので、リップメイクでは潤いやツヤを足しましょう。
ツヤを出すためには、メイクの前にリップケアをしておくのが大切です。リップクリームやリップバームで保湿した後、ツヤが出るリップを使うと、ピュアで清楚な唇を演出できます。
口紅などで十分に透明感が出ない場合は、リップメイクの仕上げにブルーグロスを重ねましょう。ブルーグロスは、くすみや赤みを飛ばして透き通るような唇を作ります。唇をふっくらと見せてくれるものを選ぶと、色っぽさもプラスされるでしょう。
透明感のあるメイクは、10代からアラフォー以上まで幅広い年代の女性に人気です。年代に合ったメイクで、さらに魅力的になりましょう。
10代女子には、清楚で透明感のあるアイドルのようなメイクがおすすめ。パープルやブルーの下地で白い肌を演出した後、淡いピンクのチークやリップで血色を出すと、ピュアに仕上がります。
清楚なメイクは、黒髪とも相性が抜群。ベビーパウダーや色付きリップなどのアイテムを使えば、制服にも似合うメイクになるでしょう。
20代から30代の女性には、外国人やハーフをイメージした「色素薄い系メイク」がぴったり。自分の肌に合う色のコスメを使って、さりげなく肌を白く見せたり、血色感を出したりすると、儚げで透明感の溢れる女性になれます。
元々持っている魅力を引き出すメイクはやりすぎに見えず、ビジネスシーンやフォーマルシーンにも馴染むでしょう。
アラフォー以上の人は、無理に美しく見せようとしないのがポイント。シミや色素沈着、シワなどの肌トラブルを無理やり隠すと透明感がなくなるので、ナチュラルなメイクを意識しましょう。
また、アラフォー以上の女性が透き通ったような肌を作るには、肌にしっかりと潤いを与えることも大切です。ハイライトなどでさりげなくツヤをプラスして、内側から潤っているような自然な透明感を演出しましょう。
パーソナルカラーに合わないメイクをすると、くすみが目立って透明感がなくなります。透き通るような美肌を作りたい人は、パーソナルカラーに合わせてメイクしましょう。
ブルベさんは、メイクで透明感を出しやすいのが特徴。青みのあるラベンダーやパープル、ピンクなどのコスメを使うと、透き通るような美肌を作れるでしょう。
オレンジやコーラルピンク、ベージュなどの色を使うと、透明感がなくなりやすいので注意してください。
イエベさんは、「メイクを頑張っても透明感が出ない」「肌が黄色くくすむ」などと悩む人が多いです。透明感が欲しいイエベさんは、くすみをカバーできるコスメをメイクに取り入れましょう。
顔が黄色くくすみやすい人は、ラベンダー系の下地を塗っておくのがポイント。下地の後、肌の色に合うファンデーションを合わせると、自然にトーンアップします。イエベさんでも青の下地ほど白浮きしないので、自然に透明感を演出できるでしょう。
ポイントメイクには、コーラルピンクやサーモンピンク、ベージュなどのカラーがおすすめです。
メイクを間違えると、透明感が奪われることがあります。ここでは、透明感が欲しい人にNGなメイクについて解説します。
シミやニキビ跡、クマなどの肌トラブルをメイクで隠すために、ファンデーションを厚塗りするのは絶対にNG。透明感が奪われるだけでなく、老けて見えたり、疲れた印象になったりすることも少なくありません。
綺麗になりたい人は、ファンデーションをしっかり伸ばして自然に仕上げましょう。肌トラブルが気になる人は、コントロールカラーやコンシーラーで隠したり、スキンケアを頑張ったりしてください。
透明感のあるメイクは元の肌をいかしたメイクですが、ナチュラルすぎるメイクはなるべく避けましょう。すっぴんのようなメイクでは、野暮ったくなったり、幼く見えたりします。
しっかりとメイクをしながら、ナチュラルに見せるのが透明感のあるメイクのポイントです。
くすみやクマをカバーし、透明感のある肌を演出するメイク下地。SPF50+、PA+++の紫外線カット効果があります。植物性の潤い成分が配合されているため、肌に自然なツヤを出せるでしょう。
無印良品(むじるしりょうひん) UVベースコントロールカラー / ¥950
ツヤ感とソフトフォーカス効果で、美肌を演出するハイライト。パウダータイプですが、しっかりと肌に密着します。4色のパウダーがくすみなどを飛ばし、透明感のある肌に仕上げます。
深みのある目元を演出するアイメイク用のコスメ。濡れたようなツヤを与えて、透き通るようなまぶたを作ります。皮脂に強く、二重の溝に溜まりにくいですが、洗顔料で簡単に落とせるのも嬉しいポイントです。09は透明感のあるラベンダーです。
なめらかなテクスチャーのリキッドアイライナー。手ブレを防ぐボトルやコシのある毛先で描きやすいです。透明感のあるメイクをしたい時には、肌に馴染みナチュラルに目力をアップするグレージュをおすすめします。
Love Liner(ラブ・ライナー) リキッドアイライナーR3 グレージュ / ¥1,760
美しい発色と透明感を両立したスティック状のリップグロス。適度なツヤがあり、立体感のある唇を作れます。潤うのにベタつかず、メイクしやすいのも魅力です。03は、ナチュラルに血色をプラスできるレッドベージュです。
OPERA(オペラ) シアーリップカラー RN 03 / ¥1,320
素肌に足りていない色をメイクで補って透明感のある美肌に導く下地。光をコントロールしながら肌の凹凸をカバーし、素肌の美しさを引き立てます。ブルー・イエロー・ピンクの3色から肌に合うものを選んでください。
IPSA(イプサ) コントロールベイス / ¥3,080
気になる部分を自然にカバーするベースメイク用のコスメ。ツヤのあるナチュラルな肌を演出します。天然の植物成分が配合されていて、肌に潤いが与えられるので、みずみずしく透明感のある肌に近づけます。
NARS(ナーズ) ピュアラディアント ティンティッドモイスチャライザー / ¥5,940
まぶたに艶を与えて大人っぽく、上品なメイクに仕上げるアイシャドウ。肌に馴染むライトカラーと陰影を付けて立体感を与えるシェードカラーのセットです。13には、透明感たっぷりの青と紫のアイシャドウが入っています。
ガーベラの形をした可愛いパウダーチーク。しっとりとしたテクスチャーで、溶け込むように肌に馴染みます。15のパンジーポップは青み系のピンク。SNSなどで「メイクに使うと透明感が出る」と話題を集めています。
CLINIQUE(クリニーク) チーク ポップ #15 / ¥3,630
立体感のある唇を演出するジェルタイプのグロス。透け感のある発色で、元の唇の美しさを際立たせます。03のベビーブルーは、透明感が抜群のカラー。1色で使うのはもちろん、普段のリップメイクに重ねるのもおすすめです。
RMK(アールエムケー) リップジェリーグロス 03 / ¥2,420
悩みに合った4種類のカラーで、肌のトーンを整えるクッションタイプのコスメ。気になる部分を隠して透明感を高めます。保湿成分や美肌成分が含まれているため、メイクしながらスキンケアもできます。
ETUDE HOUSE(エチュードハウス) エニークッション カラーコレクター / ¥1,980
テクニック不要で透明感の溢れる美肌に導くクッションファンデ。1つで化粧下地・ファンデーション・ハイライト・美容液・日焼け止めの効果を期待できます。日本人の肌に合うカラー展開で、メイクによる白浮きの心配もありません。
MISSHA(ミシャ) M クッション ファンデーション(ネオカバー) / ¥1,980
透き通るような透明感と輝くツヤを与えられるハイライト。クリアな発色で、濁りやくすみが気になりません。微細なパールがたっぷりと配合されているので、ゴージャスな雰囲気で、パーティーメイクなどにも使いやすいです。
CLIO(クリオ) プリズム エアー ハイライター / ¥2,750
淡いカラーと溶け込むようなテクスチャーで、ナチュラルに血色をアップさせるチーク。内側から輝くようなツヤをメイクで演出できます。シャインアウトは、頬の赤みや黄ぐすみをカバーできるラベンダー系のカラーです。
hince(ヒンス) トゥルーディメンショングロウチーク シャインアウト / ¥2,750
濡れたようなツヤと光沢感を出す韓国コスメブランドのリップ。潤いやカラーが長時間続くラッピング効果を期待できます。PK01は、透明感のあるピンク。ピュアで清楚な印象を与えます。
A’pieu(アピュー) ウォーターライト ティント(PK01) / ¥935
儚げな透明感はメイクで演出できます。ピュアな雰囲気を手に入れたい人やモテたい人は、透明感を出すメイクにチャレンジしてみましょう。肌に合う色や派手すぎない色を使った透明感のあるメイクは、シーンを問わず周りの人に好印象を与えます。