60年代後半から70年代前半で大ブームとなった「ヒッピースタイル」は、今でも根強い人気を誇ります。そこで今回は、ヒッピースタイルのファッションを遡りながら、現代で取り入れるための着こなし術をご紹介!気になっていた女性は必見ですよ。
【目次】
ヒッピースタイルとは、「ラブ&ピース」の理想を掲げ、ベトナム戦争に対する反対運動を行ったアメリカの若者たちによって生まれたファッションのことです。
伝統的な社会制度の否定や魂の開放などを信念に、自由なコーデを楽しむ人々が増えたそう。
ヒッピーは、60年代後半の最大のサブカルチャーとも言われており、70年代前半まで大ブームを巻き起こしました。
ヒッピースタイルといえば、民族衣装のような格好が特徴で、独特の雰囲気が魅力的ですよね。現代でも春夏ファッションとしてヒッピースタイルを楽しむ女性が多いかと思います。
早速どのようなコーデなのか、ヒッピースタイルを遡りながら着こなし方を見ていきましょう。
ヒッピースタイルといえば、刺繍入りのトップスが大人気です。一瞬で民族衣装風の着こなしができるので、初めての女性でもトライしやすい!
裾に向かうほど広がるフレアボトムにインして、カジュアルな服装を楽しみましょう。
花柄のワンピースもヒッピースタイルとして人気があります。
他の花柄ワンピースと違うところは、リネンのような優しい素材のワンピースに刺繍のお花がつけられていること。
オフホワイトやクリーム色のヴィンテージ風アイテムを、サラッと着るだけでも個性的な雰囲気が漂います。
今っぽく着こなすなら、スキニーデニムを合わせるのも◎
ヴィンテージ感漂うデニムのオーバーオールなら、ヒッピースタイルの中でもカジュアルな着こなしが楽しめます。
裾に向かって広がるようなシルエットに注目して選ぶことがポイント!
明るいカラーのTシャツやハットを合わせて、現代風のヒッピースタイルにしましょう。
ヒッピースタイルでは、フリンジアイテムを入れたコーデも定番の一つ。
デニムパンツにフリンジのついたポンチョやトップスを合わせることで、個性的なコーデに変わります。
現代風に着こなすなら、ショートパンツにフリンジがついたものや、バッグについてるものでさり気なく取り入れることがおすすめです。
もっとさり気なく取り入れるなら、フリンジのネックレスやピアスのような小物アイテムに変えるといいですよ。
ヒッピースタイルの代表である花柄を、カーディガンとして取り入れるコーデも人気があります。
Tシャツにフレアジーンズのシンプルなテイストに、シフォン素材のような柔らかい花柄カーディガンを羽織るだけでヴィンテージ感溢れますよ。
パンツはハイウエストで履くと、美脚効果が狙えますし、60年代の雰囲気も漂います。
民族衣装を連想させるシルエットといえば、ポンチョ。ポンチョのような広がりのあるトップスは、春夏も人気ですよね。
ショートパンツにウエスタンブーツの組み合わせが定番ですが、大人女子なら思い切って柄パンツを合わせるのも◎
ラフに決まるので、ヒッピースタイル風の休日コーデが楽しめそう。
パッチワークのブラウスを主役に、ハイウエストのパンツを合わせて個性的なヒッピースタイルへ。
これだけでは、ヒッピースタイルの中でもシンプルですが、個性を強めにするなら、丸眼鏡のような小物アイテムも必須!
60年代のジョン・レノンをイメージすることがおすすめです。
ヒッピースタイルの一つとして人気のボヘミアンテイスト。バンダナやスカーフを頭に巻き、コーデのワンポイントとして楽しむのが正解です。
さらに初心者でも比較的に取り入れやすいロングレジにすると、懐かしさを感じる60年代コーデが楽しめるでしょう。
ルーズなシルエットのトップスやボトムスは、ヒッピースタイルならではですが、スタイルを良く見せるのは至難の業。
そこで、タイトなへそ出しトップスなどを合わせてメリハリをつけると、グッとおしゃれな着こなしができますよ。
バッグや帽子は黒で引き締めて、今どきなコーデへシフト。
60年代を代表するヒッピースタイルについてご紹介しました。「ラブ&ピース」を掲げた自由なヒッピースタイルは、独特の雰囲気が楽しめるのが魅力的ですよね。ぜひ気になったコーデを参考に、現代のヒッピースタイルにトライしてみてはいかがでしょうか。