朝起きると「髪の毛がはねてた!」という経験をしたことはありませんか?意外と直りにくく、忙しい朝にはねてしまうと厄介ですよね。そこで今回は、髪の毛がはねる原因や対処法、おすすめアレンジをご紹介します。
【目次】
「いつも髪の毛が外側にはねてしまう」といった経験をしている女性が多くいます。
毎日はねたり、強めにクセがついていたりすると、直してもなかなか真っ直ぐにならないこともありますよね。
なぜはねてしまうのか、それにはいくつか考えられる理由があったのです。
■つむじの向き・生え癖が関係している
いつも同じ方の髪の毛がはねるのであれば、つむじが関係しているそう。
髪全体はつむじの流れと同じ方向に流れるので、クセがついてはねてしまいます。
特に日本人の多くは反時計回りにつむじが流れていることから、右側の髪の毛だけがはねやすくなっているそうですよ。
■髪の毛の乾燥が関係している
髪の毛内部の水分と油分が不足し、乾燥しているときもはねると言われています。
触ったときにパサパサしていたり、前日髪の毛を乾かさずに寝ている場合は、乾燥が原因かもしれませんん。
■カットが関係している
髪の毛をすきすぎると軽くてはねやすくなると言われています。
ショートヘアやボブヘアで毛先をすいている場合は、特にはねやすいと言えるでしょう。
つむじの向きや生えグセがはねる原因の場合、「対策法はあるの?」と気になるかと思いますが、効果的な方法はあります。
それは、ドライヤーでしっかり乾かすこと!
自然乾燥だったり、髪が濡れたまま寝てしまったりすると、クセがもっとつきやすくなり、直しにくくなります。
また、頭皮環境にも良くないので、お風呂上りはスキンケアと同じように早めに行うことが大切です。
根元にドライヤーの風を当てながら、髪を真っ直ぐにしながら乾かしていくといいですよ。
髪の毛がはねる原因が乾燥であるなら、日ごろから丁寧なヘアケアをしていくことが大切です。
お風呂に入ったときは、トリートメントをした後に蒸しタオルで巻いたり、ヘアキャップをして放置することで、補修成分をしっかり届けることができますよ。
また、お風呂上りにドライヤーを使う前は、アウトバストリートメントを使うことがおすすめです。
最初にしっかりとタオルドライをしてから、アウトバストリートメントを馴染ませ、ドライヤーで乾かすことで熱からも髪の毛を守ってくれます。
頭皮につけると毛穴を塞いでしまいますので、毛先中心に馴染ませるようにしましょう。
髪の毛がはねる原因が、カット方法の場合は美容師さんに相談することが一番の対策法です。
「どうしてもはねてしまう」ということを伝えれば、すきすぎないように調節しながらカットしてくれますよ。
また、肩につくくらいの長さはどうしてもはねやすくなってしまうので、髪型ごと変えるなら、鎖骨より6cmほど長いミディアムヘアにすることもおすすめですよ。
髪の毛がはねたときは、朝のセット方法で直したりカバーしたりすることができます。
■はねる髪の毛の直し方
①髪の毛の根元から毛先に向けてドライヤーの風を当てながら、髪の毛のクセを軽く引っ張りつつ伸ばしていきます。
②今度は、左から風を当てていたら右側から、右から当てていたら左側から当て、根元をふんわりさせていきましょう。
髪の毛を濡らした状態から始めてみてください。
また、時間がないときやどうしても直らなかった場合は、ヘアアレンジでカバーすることができるので、おすすめをいくつかご紹介します。
髪の毛が外側にはねるなら、そのまま外ハネヘアにすればOK!
ストレートアイロンやコテで周りの髪と一緒に挟みながら、毛先を外側にくるっと巻いて、はねさせましょう。
はねる髪の毛をカバーするなら、ゆるウェーブをかけて視線を逸らすのも◎。
ポイントは、内巻きや外巻きなどを、ランダムに取り入れていくこと!
無造作感が出せれば、髪の毛のはねも気になりません。
ゆるウェーブを作ったのであれば、ツインテールにしてさらにキュートに決めるのもおすすめです。
全体がはねているように見えれば、はねる髪の毛がいることを隠すことができます。
髪の毛がはねるのであれば、ポニーテールにするのもいいですね。
このときも、そのまま結んでしまうとはねているところが目立ってしまうので、強めのカールなどをつけておくといいですよ。
低めの位置でのシニヨンヘアなら、髪の毛がはねるボブヘアでも取り入れることができます。
そのまま一つにまとめて輪っかを作り、毛先を隠すだけでもいいですし、長さに余裕があるなら編み込みをしてからまとめることもおすすめです。
髪の毛がはねる原因や対処法、おすすめアレンジをご紹介しました。
日々のケアやセット方法で髪の毛のハネを防いだりカバーしたりすることはできるので、ぜひできそうなことを試してみてください。