髪の分け目が薄い原因は？改善策や上手な隠し方をご紹介

髪の毛の分け目が薄い基準

髪の毛の分け目を鏡や写真で見た際に髪の毛の分け目が薄いと、薄毛が進行しているのか心配になりますよね。

髪の毛の分け目が薄くなっているかどうかの基準は、

・分け目の髪の毛の密度が薄く、地肌が見えている
・頭皮の色が白ではなく、ベージュや茶色がかっている
・つむじ周辺の髪の毛の分け目が、真っすぐにならず枝分かれしているように見える

などが挙げられます。

なぜ？髪の毛の分け目が薄い原因

髪の毛の分け目が薄くなる原因は、色々な要因があります。


■薄毛が進行している

髪の毛の分け目が薄い場合、薄毛が進行していることがあります。髪の毛の量が減って、はげてきているかどうかは

・抜け毛が急に増えてきた
・分け目だけでなく髪の毛全体が薄くなってきた
・前髪が薄くなって、前髪の生え際の位置が後頭部に向かって後退してきている
・つむじの周辺も髪の毛が薄くなってきている
・髪の毛のハリはなくなってきて、髪の毛が細く柔らかくなってきた

などの症状があるかどうかで判断してみましょう。

そして、カラーやパーマはもちろん、スタイリング剤の使用も、髪の毛や頭皮に負担がかかりますので、分け目が薄くなる原因になることもあります。

加齢により男性ホルモンが増加すると、女性でも薄毛が進行してしまいます。


■ヘアケア

髪の毛の分け目が薄くなる原因は、薄毛やパーマ、カラーだけではありません。

毎日のシャンプーの仕方やトリートメント方法などのヘアケア方法が、頭皮や髪の毛のダメージに影響しているケースもあります。原因を解消させることで分け目が薄い状態を改善させることができます。


■生活習慣や食事

また、不規則な生活や睡眠不足や過労、ストレスなどの生活習慣や健康状態も、ホルモンバランスが崩れやすくなりますので、髪の毛の分け目が薄い原因になることもあります。

食事内容や飲酒、タバコ、運動不足なども薄毛に影響しますね。


■牽引性脱毛症

女性の髪の毛の分け目が薄くなるのは「牽引性脱毛症」が原因となっていることもあります。

ポニーテールようなアップスタイルをすることが多い方や、ロングヘアの方、分け目がいつも同じ場所の方などは、髪の毛が引っ張られて頭皮に負担がかかってしまい、抜け毛が増えたり、分け目が薄くなることがあります。中学生や高校生などの若い女性の髪の毛の分け目が薄くなっている原因に多いですね。芸能人でも、いつも同じ分け目にしている方は、分け目が薄くなっている方もいますよね。


■紫外線

その他にも、紫外線が頭皮に悪影響を与えているケースもあります。

試してみて！髪の毛の分け目が薄い場合の対処法【1】育毛はできるだけ早く

通常、髪の毛は、抜けても新しい髪の毛が生えてきて、太く長くなっていきます。しかし、薄毛気味になってきていると、新しい髪の毛が生えにくくなったり、新しい髪の毛が生えてきても太くならず、クセが出やすくなったり、細いまま再び抜けてしまいます。

髪の毛が再び健康な状態で生えてくるためには、半年～数年はかかるといわれていますので、髪の毛の分け目が薄いと感じたら、できるだけ早く対処しましょう。

育毛剤や育毛シャンプーを使用する場合でも、短期間で効果がないと感じて止めてしまわず、継続していくことが大切ですね。

試してみて！髪の毛の分け目が薄い場合の対処法【2】頭皮や髪の毛に与える刺激を減らす

髪の毛の分け目が薄いとお悩みの方は、育毛剤や育毛シャンプーを使うことも大切ですが、健康な髪の毛が生えるためには、頭皮の状態を改善することが大切です。

パーマやカラーを控えたり、刺激の少ないパーマ剤やカラー剤を使うのはおすすめです。

シャンプーやブローの仕方も、できるだけ頭皮や髪の毛にダメージを与えないようにすることも重要ですね。

そして、ビタミンやミネラル、タンパク質などが不足しないよう、食材やサプリメントで栄養補給することも大切です。

特に、抜け毛予防に効果的といわれている亜鉛や、健康な髪作りに欠かせないビタミンAやビタミンC、ビタミンEの他、髪の毛の材料となるタンパク質は不足しないようにしたいですね。

その他にも

・睡眠不足を解消する
・飲酒や喫煙を控える
・ストレスを溜めすぎない
・運動不足を解消する
・頭皮のマッサージやヘッドスパを行う
・帽子や日傘などで紫外線対策を行う

なども意識したいですね。

試してみて！髪の毛の分け目が薄い場合の対処法【3】ヘアスタイルを変える

そして、髪の毛の分け目が薄いとお悩みの方は、分け目をカバーするようなヘアスタイルに変えるのも有効です。


■髪の毛の分け目を変える

いつも髪の毛の分け目を同じ場所にしていると、紫外線に当たりやすくなって分け目の髪が抜けやすくなったり、髪の毛が引っ張られてしまいます。

したがって、毎日分け目を変えるようにすることで、頭皮の一部分のみに負担がかかり、分け目が薄くなるのを予防できます。


■ブローでふんわりさせる

そして、お出かけ前にブローする際にも、髪の毛の根元を立ち上げるようにブローをして、分け目をふんわりとさせることも、分け目が薄くなっているのをカバーできます。


■分け目が目立たない髪型に変える

そして、分け目が目立たないヘアアレンジを取り入れるのもいいですね。

例えば、分け目を作らないポニーテールやハーフアップは、分け目が目立たなくなるヘアアレンジですね。

ロングヘアの方は、全ての髪の毛をまとめると、髪の毛の重さが頭皮に負担をかけてしまいます。したがって、前髪やサイドの髪の毛を持ち上げて、後頭部でまとめたり、お団子にするヘアアレンジは、ロングヘアの方でも頭皮に負担がかかりにくい分け目の隠し方ですね。

また、分け目を真っすぐにせず、あえてジグザグにすることで、分け目が薄いのが見えにくくなります。

カチューシャやヘアターバン、スカーフなどを分け目の部分に使用すれば、おしゃれに分け目を隠すことができますね。