年に1度のハロウィンは、仮装をして楽しみたいですよね。最近では可愛らしいメイクはもちろん、本格的な傷メイクやあざメイクをする方も増えてきています。そこで今回は、人気のハロウィンメイクのやり方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
【目次】
ハロウィンとは、キリスト教の諸聖人の日である「万聖節」の前夜に行われるお祭りのことで、仮装した子どもたちが「Trick or treat!(お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ!)」と言いながら、お菓子をもらう風習のこと。
日本のお盆と同じように、ご先祖様の魂や精霊などが家を訪ねてくると考えられると同時に、悪霊も一緒にやってくると言われていたので、仮面をかぶり、魔除けの焚き木で追い払っていたことから仮装をする習慣がついたそうですよ。
衣装だけでなく、メイクにも凝る方が増えているので、ワンランク上のハロウィンメイクを楽しみたいと思っている方も多いのではないでしょうか。
早速メイク方法を見ていきましょう!
■傷メイクのやり方
①傷を作りたいところに赤、青、黒のアイシャドウを塗り重ね、まずはあざっぽくなるように作っていきます。
②アイトークとリキッドファンデーションを混ぜ、乾かないうちに綿棒を使ってあざっぽく塗ったところに傷を作っていきます。
③傷の真ん中に楊枝で切り込みを入れて傷口を作り、しっかり乾かしてください。
④傷の切り込み部分に細かくしたティッシュを詰め、暗くて深みのある赤いグロスを塗り、スポンジを使いながら血を広げていきましょう。
アイトークとリキッドファンデーションではなく、ワックスを傷の形にしてから顔になどに貼り、筆を使って塗っていく方法もあるので、やりやすい方でトライしてみてください。
■あざメイクのやり方
①あざを作りたいところに濃いめの赤リップをたっぷり塗ったら、指でぼかします。
②ぼかしたところから、紫や青、黒のアイシャドウを重ね、あざの色にしていきましょう。
テカり過ぎた場合は、ティッシュで軽く押さえておくといいですよ。
周りは淡く、中心は濃くなるように自然なグラデーションを目指すことがポイントです。
■血のりメイクのやり方
①血のりを作りたいところに、暗めの赤リップをグリグリ塗ります。
②中心はそのままにして、その周りをコットンに含ませたオイルや乳液でトントンとたたいて、ムラを作っていきましょう。
暗めの赤リップがない場合は、手持ちの赤のリップにブラウンシャドウを混ぜるといいですよ。
傷の中を塗ればより本格的になりますし、口元から垂らせばヴァンパイアにもなれます。
■口裂け女メイク
①つけまのグルーを口角から耳に向かって塗っていきます。
②乾かないうちに細長くしたティッシュを貼っていくので、どのくらいの裂け感を出したいかによって長さを調節しましょう。
③あとはフェイスペイント用の赤と黒を用意し、まずは赤い方で濃淡を出しながらティッシュの上から塗ります。
④今度はティッシュでこよりを作ったら、口裂け女の針部分になるように、間隔を開けて縦に貼り付けていきます。
⑤黒のペイントで塗れば完成です。
ワックスで傷を作り、その中を塗るように口裂け女を作っていくこともできます。
ハロウィンといったらゾンビメイクも欠かせないですよね。
目や首、手元などに血のりをして、目の下は赤いアイシャドウをささっと塗れば雰囲気が出ます。
ゾンビメイクではカラコンも忘れずに。ここぞとばかりに怖く仕上げて見ては?
■魔女メイクのやり方
①ファンデーションを塗ったら、目頭から目尻にかけて濃くなるように紫のアイシャドウでグラデーションアイを作ります。
②黒のリキッドアイライナーで、細めに目尻をはね上げます。
③目尻側が長くなっているつけまをつけたら、チークはふわっと丸くのせます。
④最後に、ピンクや赤のリップを塗り、可愛く仕上げましょう。
アイライナーを使って目元にクモの巣を描いてみたり、色付きつけまを使ったりすることもおすすめです。
怖い魔女にしたいときは、太めのアイライナーや渋い赤リップに加えて、顔色が悪く見えるようなベースメイクをするといいですよ。
■ドクロメイクのやり方
①白いファンデーションで顔全体を塗ったら、フェイスペイントの黒で目の周りや鼻、頬骨の下あたりを塗っていきます。
②細い筆やアイライナーを使って、口角からフェイスラインに向かって線を引き、さらに縦の線を間隔を開けながら入れていけば完成です。
目元は眉毛までを黒くすることがポイントですよ。反対側の目元や口元だけ塗り、異世界のような雰囲気を漂わせることもおすすめ!
■アニマルメイク(ヒョウ)のやり方
①ファンデーションを塗ったら、クリームタイプのシェーディングで鼻筋や眉毛の下に深みを出します。
②ヒョウの模様になるように茶色や黒をランダムにポンポンと重ねながら置いていきます。
③鼻先は焦げ茶色のアイライナーなどを使って塗りつぶし、放射線状になるように細くひげを描けば完成です。
猫の場合はアイライナーでキャットアイを作り、黒のアイライナーで鼻先とひげを描けばできますし、ウサギであればピンクリップを鼻先に小さく塗り、鼻の下に白いファンデーションを塗れば可愛く仕上げることができます。
鼻先やひげは絶対条件として、それぞれのアニマルの特徴を掴んで模様や色で寄せていくといいですよ!
■プリンセス風メイク
①いつもより白めのファンデーションで肌を色白に見せます。
②眉毛は薄めのブラウン系をチョイスして、太に仕上げたら、アイシャドウは普段より濃いめに塗っていきます。
③黒のアイライライナー、もしくはドレスと同系色のカラーライナーで、はっきりと濃くラインを入れます。
④ボリューミーなつけまをつけ、頬の高い位置にふわっとチークをのせたら、濃いめの赤リップで華やかに決めましょう。
首元との差が出て不自然にならないよう、ファンデーションはフェイスラインまでしっかりぼかすか、首元などの露出する部分もファンデーションで塗っておくことがおすすめです。
本格的なハロウィンメイクのやり方をご紹介しました。あとはハロウィンに向けて練習あるのみ!メイクの力で友達や周りの方をびっくりさせてくださいね。