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2018.08.30

革靴の失敗しない洗い方!洗剤の選び方と洗い方のポイント

革靴の失敗しない洗い方!洗剤の選び方と洗い方のポイント 革靴の失敗しない洗い方!洗剤の選び方と洗い方のポイント

大人女子の足元のマストアイテムといえば、パンプスやサンダル、ブーツですよね。一年中色々な種類の革靴を履いていることになります。革靴は気軽に洗えないのでお手入れが億劫になってしまいませんか?ニオイが気になってくると、いっそ洗ってしまいたくなります。そこで今回は、革靴の洗い方をご紹介します。大事な靴をダメにしてはいけないので、失敗せずに洗う方法をチェックしてください。

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革靴は洗っても大丈夫?

雪で革靴が濡れる女性の足元

夏場のパンプスや冬のブーツは、蒸れるなどして発生する嫌なニオイが気になります。梅雨時期に濡れてしまったサンダルも、濡れ染みをどうしたらいいのか困ることもあります。

いっそ革靴を自宅で洗ってしまいたい気分になりますが、革靴は洗ってしまっても大丈夫なのでしょうか。お気に入りの革靴がだめになってしまわないか心配で、洗うのは躊躇してしまいます。


■革靴の素材によっては洗えないものも

革靴は素材によっては自宅で洗っても大丈夫です。スエードやヌバックなど起毛している革素材は繊細なので洗うのは厳禁です。専用のお手入れグッズで洗わずにケアしましょう。革にコーティング加工したエナメルや、洗うと色ムラになるヌメ革も洗うのは避けましょう。


■洗う前に必ず色落ちチェックを

革によっては色落ちも心配です。淡い色のパンプスなどは色ムラにならないかも心配です。全体を洗う前に必ず目立たない場所を水で濡らして、色落ちしないかチェックをしてから洗い始めましょう。

革靴の失敗しない水洗いの方法:おすすめはサドルソープでお湯洗い!薄めたボディソープでも

では、洗うために必要なものを準備して洗っていきましょう。

■準備するもの

・サドルソープ(ボディソープを薄めたものでも代用可)
・柔らかい布(いらなくなった布の切れ端でもOK)
・スポンジ
・バケツ

■洗う手順

①布を使って靴表面の汚れを取っていきます。細かい箇所の土やほこりは、使い古しの歯ブラシを使うときれいになります。

②バケツなどに40℃くらいのお湯をためて、お湯を含ませたスポンジで靴をまんべんなく濡らしていきます。

③濡れたスポンジにサドルソープを取って泡立てます。泡を靴にのせて丁寧に洗っていきます。靴の中も洗いましょう。

④スポンジの泡をしっかり取り除いて、スポンジで靴の泡を取っていきます。この時、サドルソープの成分が靴に多少残ってもOKです。サドルソープには皮革の潤いを保つ成分が含まれているためです。

⑤シューツリーがあれば靴の中にいれて、靴の甲の部分のしわを伸ばしたり、靴の形を整えていきます。

⑥通気性の良い場所に立てかけて陰干しで乾かします。シューツリーがある方は中に入れたままで。ない方は新聞紙を丸めて中に入れて乾かします。触ってみて水分がなくなるまで乾かしておきましょう。1日経ったら中の新聞紙は新しいのものに交換してください。

おすすめ洗剤のM.MOWBRAY(エムモゥブレィ)のサドルソープは、皮革の柔軟性を保つ成分が含まれているので、乾いた時に革が固くなりません。自宅にあるもので代用できる洗剤はボディソープ。5%くらいまで薄めた液を作って使用します。ただし、大切な革靴を長持ちさせたいなら、革靴専用の洗剤を使用するのをおすすめします。

M.MOWBRAY(エムモゥブレィ) サドルソープ / ¥972

靴の臭いニオイには重曹を使ったつけ置き洗いを

靴の臭さに顔をゆがめる女性

靴の臭いニオイが気になったら、重曹を使って革靴を洗うのをおすすめします。お掃除で大活躍の重曹は、革靴の中で繁殖した雑菌を殺菌してくれてニオイを取ってくれます。

準備するものや洗い方は基本の洗い方と大きく変わりません。使う洗剤が重曹と洗濯洗剤に変わるのと、洗う最初の段階で少しつけ置くのがポイントです。

■準備するもの

・重曹
・洗濯洗剤
・柔らかい布(いらなくなった布の切れ端でもOK)
・スポンジ
・バケツ

■洗う手順

①基本の洗い方と同様で靴表面の汚れを取ります。

②バケツなどに40℃くらいのお湯をためて、重曹と洗剤を同じ比率で適量混ぜて溶かします。

③先程のバケツに靴を入れて、30分ほどつけ置きます。

④基本の洗い方と同様で、濡れたスポンジで靴を洗います。

⑤スポンジの泡をしっかり取り除いて、スポンジで靴の泡を取っていきます。基本の洗い方と違うのは、ここでしっかり洗剤を靴から取り除くこと。乾いた時の染みの原因になります。

⑥ここからは基本の洗い方の⑤と⑥と同様です。

靴に生えたカビにも重曹が使える!

重曹

革靴の保管の時に除湿がうまくできずに、カビが生えてしまったなんてこともありますよね。カビには水分が厳禁です。ですから、カビが生えた場合は水洗いはおすすめできません。水を使わずにカビを取り除きましょう。

革靴のカビにも重曹が使えます。水で濡らした布を固く絞って重曹をつけます。靴をこの布できれいにしていきます。全体をきれいにしたら乾いた布でふき取って、仕上げに除菌用のアルコールスプレーをかけます。

※アルコールスプレーは、変色や色落ちの原因になるかもしれません。目立たない場所で確認してから使いましょう。

シューキーパーや新聞紙を中に入れて、しっかり乾かします。乾かし方は基本の洗い方と同様です。

革靴は洗濯機で洗ってもOK?

洗濯機に入ったブーツ

革靴を手洗いするのは面倒という方もいらっしゃると思います。かといって、革靴を洗濯機で洗うのは少し乱暴な気がします。洗剤を選んで手洗いで丁寧に洗うことで、革靴はダメージを受けずに洗うことができます。洗濯機で革靴を洗うのは、やはりおすすめの洗い方とは言えません。

革靴を洗ってくれる専門店の利用もアリ

 

ハイブランドの革靴や淡い色で色落ちが気になるパンプスなど、自分で洗うのはやっぱり心配という方はプロにお願いするのもアリです。

最近は、靴のクリーニング専門で店舗を構えるお店や、宅配専門でクリーニングを扱うお店もあります。自分で洗う革靴と、プロにお願いする革靴で使い分けるのも賢いお手入れ方法です。

今回は、革靴を自宅で洗う方法を、おすすめの洗剤や洗い方のポイントと一緒にご紹介しました。革靴は水に弱いので、自分で水洗いするとなると靴がダメになってしまわないか心配です。今回ご紹介した洗い方で丁寧に洗ってみてください。洗剤を正しく選んで洗い方のポイントをおさせて洗いましょう。大切な革靴を長持ちさせるためにも、ぜひ洗い方を習得してください。

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