肌のお悩みをカバーしてくれるコントロールカラー。中でもオレンジは日本人の肌に合う人気色です。オレンジのコントロールカラーの上手な使い方や、プチプラ・デパコスのおすすめアイテムをチェックしてみましょう。
【目次】
コントロールカラーとは、部類でいうと化粧下地。肌カラーで気になる部分を調節してくれる役割があります。
基本的には、下地とファンデーションの間に使って肌の色味をコントロール。
例えば、いつもより顔色が悪かったり、クマが目立っていたりする時に使うことでお悩みをカバー。肌タイプやお悩みに合うものを常備しておくと役立つこと間違いなし。
下地だけではカバーしきれないトラブルを解消し、ベースの凹凸をなくすことで化粧のノリも良くなります。
様々な役割を詳しくチェックしておきましょう。
■均一感のある肌を実現
コントロールカラーを使うことで、色ムラを抑えることができます。おかげで仕上がりの肌に均一感が出て、お悩みも目立たなくなる効果あり。
シミやそばかす、くすみ、赤みなどは、それぞれに合う色のコントロールカラーをのせることで目立たなくなります。
コンシーラーよりはカバー力が劣りますが、肌なじみが良く使いやすいのが特徴。特に全体的なくすみが気になる時におすすめです。
■理想の肌カラーが叶う
人によってそれぞれ目指す肌の色や質感には違いがあります。
「とにかく美白!」という方もいれば「健康的な小麦色の肌をキープしたい!」「ツヤ肌に見せたい!」という方も。
コントロールカラーがあれば、理想に合わせて肌自体のニュアンスを変えることも可能です。
■ナチュラルに仕上がる
コントロールカラーを使えば、ファンデーションを使う量が減り、厚塗り感のないナチュラルメイクが完成。
リキッドファンデーションに比べてテクスチャーが軽く、肌なじみも良いので透明感を演出してくれる効果も。
メイクの持ちも良くなり、夕方でもくすみや乾燥知らずのツヤ肌をキープできます。
美意識の高い女性の間ではもはや常識となっているコントロールカラーなので、最近は種類も豊富。中でもオレンジは、使われる頻度も高いアイテム。
特に、加齢や寝不足によってできる目の下のクマやシミ、くすみをカバーすることができるので、幅広い年代から人気です。
そもそもオレンジは、赤と黄色がミックスされた色。ご存知の通り日本人の肌は黄色がベースなので、オレンジのコントロールカラーによって色を均一にしやすいのがメリット。
さらに赤が入ることで、血色感がプラス。顔色が悪くて不健康に見えたり、肌に若々しさがないとお悩みの方にはぴったりです。
クマやシミが気になる方はポイント使いで、くすみが気になる方は全体的になじませて。いずれも肌のトーンが均一になり、見た目に差が出るでしょう。
コントロールカラーにはイエローもありますが、オレンジとはあきらかに効果の違いがあります。
■オレンジのコントロールカラーの特徴
・濃いクマをカバー
・イエローよりも血色が良い健康的な肌に
・部分使い向き
・イエローより透明感アップ
■イエローのコントロールカラーの特徴
・薄いクマをカバー
・日本人の肌になじみやすい
・全体使いも部分使いもOK
・全体的に均一感が出る
オレンジのコントロールカラーがおすすめなのは、同系色であるイエベ肌の方。
シミやくすみなど、茶色っぽくなった肌に使うことで目立ちにくくする効果を発揮。
また、イエベ肌の中でも色白タイプの方や、黄色っぽく見えるタイプの方は、オレンジをプラスすることで健康的な肌に。
自然になじむので、雰囲気は変わらないまま肌だけをきれいに見せてくれます。
イエベ肌とオレンジの相性が良いのは一目瞭然ですが、ブルべ肌には使えないというわけではありません。確かに相性が良いとは言えませんが、部分使いには役立ちます。
シミや目の下のクマは茶色なので、オレンジを重ねることでカバーすることが可能。また、全体的に薄く塗れば、血色を良くすることも。
ただし、オレンジの中でもピンクっぽい「コーラル」や「アプリコット」を選ぶのがポイントです。
オレンジにも種類があるので、当然コントロールカラーの種類もいくつかあります。
自分にぴったりのアイテムを見つけるためにも、選び方のポイントをチェックしておきましょう。
一番重要なポイントは、やはり肌タイプ。
イエベ肌の場合はほぼOKですが、ブルべ肌の場合はピンクがかったオレンジが○です。
次に、なりたい肌を叶えるものを選ぶ必要あり。肌悩みに特化したコントロールカラーを使うことで、満足感に差が出ます。
パッケージの記載や各ブランドのセールスポイント、口コミなどを参考にすると良いでしょう。
基本的に、オレンジのコントロールカラーは、クマやたるみによる陰影にピンポイントで使うと効果的。
肌の表面を滑らかに整えたり、ほうれい線などをカバーする効果もあるので、エイジング肌にもおすすめです。
コントロールカラーは、肌のお悩みを解決するために使うアイテム。せっかく理想の肌に仕上げても、すぐに崩れてしまったら意味がありません。
朝のメイク時に使ったら、夕方までしっかりキープできるような崩れにくいものを選びましょう。
下地やファンデーションはもちろん、コントロールカラーも紫外線防止効果があるに越したことはありません。
特に顔全体に使う場合はUV効果がマスト!紫外線はあらゆる肌トラブルの原因になるので、万全の体制で臨みましょう。
コントロールカラーは、肌なじみが悪いと浮いてしまい、いかにも「塗ってます」感が出てしまうことも。
効果を存分に発揮するためにも、肌なじみが良いものを選ぶ必要があります。
比較的肌なじみが良いのは、伸びやすいテクスチャーのコントロールカラー。
重めで伸びが悪いと、何度も塗り直す必要があるのでどうしてもムラが出てしまいます。
また、塗り直しは肌への負担となり、トラブルの原因になってしまうので気をつけましょう。
オレンジのコントロールカラーは、部分使いと全体使いの両方に使えます。それぞれの塗り方を覚えておきましょう。
■部分的に使う場合
コントロールカラーを少量手のひらに出して、指につけて気になる部分に点置きします。
ポンポンと指で軽くなじませて、横方向→縦方向の順になじませましょう。
■全体的に使う場合
おでこ、左右の頬、鼻、顎にそれぞれパール1粒分くらいのコントロールカラーをのせます。量が多すぎるとヨレやすいので、規定量を守ってください。
中央から外側に向かってなじませましょう。
目の下のクマを隠すようにオレンジのコントロールカラーを塗り、下まぶた部分を濃いめに残すのがポイント。目力をアップさせることでパーツの印象を強くして、小顔効果を発揮。
さらに、眉間から目の間のくぼみを通り、小鼻の横までにオレンジのコントロールカラーを入れることで立体感を演出。鼻が高く見えることで、顔の輪郭が目立たなくなります。
全体的に小顔に見せたい時は、オレンジのコントロールカラーをフェイスライン、こめかみ、おでこの生え際に塗るのがポイント。スポンジを使ってぼかしながら塗りましょう。
オレンジを試したい時に便利なプチプラのコントロールカラー。くすみをカバーしながら肌トーンをアップさせてくれます。
伸びが良いテクスチャーで、UVカット効果もあり、低価格ながら機能性にも優れた万能アイテム。
健康的で明るい肌に仕上がりますが、白浮きする心配もなし。くすみが気になる方におすすめです。
SNSでも話題の、チップタイプのコントロールカラー。気になる部分にピンポイントで使えるので、初心者の方でも使いやすいのが嬉しい点。
高保湿成分のコラーゲンやヒアルロン酸が含まれているので、目元などの乾燥しがちな部分にも使えます。
伸びが良いテクスチャーで、肌なじみも○。カラーは4タイプあり、悩みに合わせて使い分けるのもおすすめです。
名前の通り、皮脂を抑えてテカリ防止に効果的。保湿効果に加えて、ウォータープルーフやUV効果があります。
少々こってりしたテクスチャーですが、密着性が高くお悩みをしっかりカバー。持ちも良いので、メイク崩れも防いでくれます。
ベージュ寄りのオレンジなので、肌タイプを選ばず使えるのも人気の理由。下地としても優秀で、これひとつでナチュラルメイクが完成します。
仕上がりの良さには定評があるコントロールカラー。シミやくすみ、目の下のクマなど、あらゆる肌悩みを修正して、なりたい肌を叶えてくれます。
元々の肌の色を活かしながら、良いところを引き出してくれる機能性の高さにも注目。
色浮きすることもなく、透明感がありナチュラルな仕上がりに。紫外線対策もバッチリなので、デイリーメイクの強い味方です。
毛穴や凸凹をスムースにしたり、キメを整えるなどの補正効果に優れたコントロールカラー。悩みが気になり始めた肌にとって救世主のようなアイテムです。
オレンジの光彩が、色ムラを飛ばして肌を明るいカラーに補正。自然な輝きを与えてくれるので、素肌まできれいになったような仕上がりに。
なめらかな肌になることで、メイクのノリも良くなります。フローラルの香りが心地良く、毎朝のメイク時間が楽しみになるでしょう。
オレンジのコントロールカラーは、肌のアラを隠してくれる便利なアイテム。自分の肌に合う商品を見つけて、日々のメイクに取り入れてみてください。