おつまみの人気メニューの枝豆ですが、実はダイエット中におすすめのヘルシーな食品でもあります。そこで今回は枝豆ダイエットの効果ややり方、おすすめレシピをご紹介します。
【目次】
おつまみの定番メニューとなっている「枝豆」は、豆の甘さを楽しめるリーズナブルな食品です。コンビニでも冷蔵や冷凍の枝豆を購入できるほど身近な存在です。
しかし、枝豆は、おつまみのメニューとしてだけではなく、ダイエットに向いている食品です。
■枝豆はダイエット中にぴったりの食品
実際、茹でた枝豆の可食部(食べられる豆の部分)を50%程度とすると、茹でた枝豆100g当たりのカロリーは、約135kcal、糖質量は約2g程度とヘルシーです。
したがって、小腹が空いた時に甘いものや脂っこいポテトチップスを食べるよりは、枝豆を食べた方がダイエットの妨げになりにくいですね。
■野菜と豆の性質を持っている
そもそも「枝豆」とは、大豆が未成熟なまま収穫されたものです。枝豆は、分類上は野菜になりますが、タンパク質を多く含む大豆の性質も兼ね備えている食品です。
枝豆は、野菜類に多く含まれる食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維は、お通じの改善をサポートしてくれる栄養素です。便秘が解消されれば、溜まっている老廃物を排出できますし、お腹の血行改善や代謝アップも期待できますので、ダイエットにぴったりです。
また、食物繊維には、血糖値の上昇を緩やかにしてくれる効果もあるといわれています。血糖値が急上昇すると、血糖値を下げようとして脂肪を溜めこむ原因になるインスリンが分泌されます。したがって、できるだけ血糖値を急上昇させないこともダイエットに役立ちますね。
また、枝豆に含まれるタンパク質は、筋肉や、肌、髪の毛の材料になる栄養素です。基礎代謝アップのためには、筋肉量の増加は欠かせませんので、美しく痩せたい方は、タンパク質の摂取は欠かせませんね。
■美容やダイエットに嬉しい栄養素も
その他にも、枝豆には、ダイエットや美容に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。
例えば、疲労回復に役立つといわれているビタミンB1は、脂肪燃焼をサポートしてくれる栄養素です。
美肌には欠かせないビタミンCや、アンチエイジングにおすすめのオルニチンや、ビタミンEも含まれているのが枝豆です。
その他にも、むくみ解消に効果的なカリウムや、貧血を予防する鉄分も枝豆には含まれていますよ。
女性ホルモンと似た働きをしてくれるイソフラボンも枝豆を食べることで摂取できますので、美しくダイエットしたい方にぴったりの食材なのが枝豆ですね。
■枝豆ダイエットのやり方
①間食や食事の後に
枝豆ダイエットのやり方は、小腹が空いた時に間食として枝豆を食べると、甘いおやつや高カロリーのおやつを食べるよりもヘルシーですね。
食事の後に「あともう少し食べたい」と物足りなさを感じている時も、枝豆をよく噛んで食べれば、満足感を得やすくなります。
②食事の前後に
さらに、食事の前に枝豆を食べることで、血糖値が急上昇するのを抑えるサポートをすることができますし、食べ過ぎも予防できますね。
③置き換えダイエットに
その他にも、枝豆を主食と置き換えたり、1食と置き換えるのもいいですね。食事の後に活動をしなくて良い夜ご飯の置き換えがおすすめです。
④かさまし
そして、枝豆は、和食にも洋食にも、中華料理にも合う食材です。したがって、料理する際に枝豆を入れてかさましをすることで、カロリーや糖質をカットすることもできますよ。
■枝豆ダイエットのコツ
枝豆自体は、小さい豆ですので、意識しないとどんどん食べてしまいます。したがって、1粒1粒の枝豆を食べる際には、よく噛んで、水分補給をしながら食べるようにすると、満腹になりやすくなります。
また、枝豆は、たくさん食べるとカロリーを摂りすぎてしまったり、健康に影響が出ることがありますので、1日の摂取量は100g以内に留めるようにしましょう。
枝豆ダイエットには、いくつか注意したいことがあります。
■アレルギーに注意
例えば、枝豆は大豆アレルギーの方が摂取すると、アレルギー症状が起こる危険がありますので、注意しましょう。
■塩分の摂りすぎに注意
また、枝豆は調理する際に塩を加えるのが一般的ですが、塩の摂りすぎでむくむ可能性があるのが枝豆ダイエットのデメリットです。
したがって、枝豆は、生の枝豆を塩を使わずに茹でて食べるのがおすすめです。茹でたての枝豆の方が効果的に栄養を摂取できますし、塩分もカットできます。茹でた枝豆は、冷蔵庫で1日程度保管できます。冷凍する場合は、少し固めに茹でておくのがおすすめです。
市販の冷蔵や冷凍の枝豆は、塩が加えられていることが多いので、塩分を摂りすぎないよう、塩抜きをするか、食べる量を調整しましょう。塩抜きは、洗った枝豆100gを150mLの水に漬け、15分程度放置するだけでOKですよ。
■お酒は避ける
そして、夜ご飯を枝豆を置き換える場合、できるだけお酒を飲むのは避けた方がダイエット効果が実感しやすいですね。お酒を飲みたい場合は、ビールや日本酒よりも、焼酎のような糖質の少ないお酒を選びましょう。
枝豆といえば、茹でるのが定番の調理方法です。
しかし、こちらのレシピのようにエスニック風に仕上げれば、ダイエット中でも飽きずに枝豆を美味しく食べれますね。
茹でた枝豆は、サラダやナムルなどのようにヘルシーな野菜類や海藻類でかさましすれば食べ応えがアップしますね。
ダイエット中でも満腹になりやすく、ビタミンや食物繊維を摂れるので、置き換えダイエットにもおすすめのレシピです。
タンパク質たっぷりのつくねは、豆腐でボリュームアップするのもおすすめです。
枝豆のグリーンが美しい塩つくねは、彩りも良いので、ダイエット中のお弁当のメニューにもぴったりのレシピですね。
野菜と豆の性質を持つ枝豆は、低糖質で高タンパクな食品ですので、ダイエット中のおやつにおすすめです。ただし、塩分を摂りすぎるとむくんでしまいますので、注意したいですね。