浴衣を着る日はカバンに悩む人が多いはず。ここでは、浴衣に合わせるカバンの選び方や浴衣×カバンのおすすめコーデをご紹介します。
【目次】
お祭りや花火大会などで浴衣を着ることになったら、迷ってしまうのがカバン選び。浴衣にはどんなカバンを合わせればいいのでしょうか。
■大きさ
浴衣を着る時は小さめのカバンを選ぶのがポイント。財布、スマホ、ハンカチ、ティッシュ、リップなど最低限の荷物が入るカバンを使いましょう。大きいカバンは存在感があり、コーデの邪魔になるので、お気に入りの浴衣を目立たせたい時は避けた方が無難です。
■デザイン
浴衣に合わせるカバンは巾着バッグやかごバッグ、がま口バッグが人気です。
・巾着バッグ
コンパクトなので、浴衣のデザインを引き立てられて収納スペースもほとんど必要ありません。ただし、荷物を入れすぎると、型崩れするため、必要最低限のものしか持ち運べないです。
・かごバッグ
麻、藤、麦わらなど素材によってイメージが違いますが、どれも涼しげで浴衣に合わせやすいです。型崩れしにくいので、荷物をいっぱい入れられて便利ですが、中身が見えるタイプは防犯上好ましくないので、内側に巾着が付いているものなどを選びましょう。
・がま口バッグ
コンパクトで防犯対策もできますが、使い慣れていない人は財布やスマホをスムーズに出し入れできないことがあります。
■色
浴衣に合わせるカバンの色選びに迷ったら、浴衣や帯と同系色を選ぶのがおすすめ。コーデ全体に統一感が出て垢抜けた印象になります。
一方、ワンランク上の浴衣コーデを楽しみたい人は浴衣や帯と反対色のカバンを使うのも良いでしょう。暖色系の浴衣に寒色やモノトーンのカバンを持ったり、寒色系の浴衣に暖色系のカバンを組み合わせたりすると、浴衣やカバンの存在感がアップします。
浴衣は和服の普段着なので、かっちりとしたフォーマルバッグ以外であれば、どんなカバンを合わせてもOKです。特に、カジュアルなビニールバッグやトートバッグ、コンパクトなハンドバッグなどは浴衣に馴染みやすいでしょう。
また、浴衣用のカバンがない時は風呂敷を代用するのもおすすめです。100均などに売られているバッグハンドルを使って風呂敷バッグを作れば、浴衣に合う和風のカバンができあがります。
大きな赤花柄の浴衣にはベーシックなブラウンのかごバッグを合わせるのが定番。シンプルなカバンが浴衣の印象を強め、華やかな着こなしに仕上げます。暗めの紫の帯を締めると、コーデが引き締まるでしょう。
ベージュがベースの浴衣には同系色のブラウンのかごバッグをコーディネート。同じ系統の色を使うと、コーデがまとまって落ち着いた雰囲気を演出できます。白の髪飾りや帯で明るさを足すと、軽やかさがプラスされて涼しげになります。
レトロで個性的な緑の浴衣に大きめのかごバッグを組み合わせると、大人っぽいコーデを作れます。イエローの下駄をポイントにすると、周りと被らないおしゃれな着こなしを楽しめるでしょう。
白の生地に寒色系の花柄が入った浴衣にはピンクのかごバッグを合わせて甘さを加えましょう。クラッチタイプのかごバッグを使うと、華やかで特別感のある着こなしに仕上がります。
涼しい印象の青の浴衣には反対色のイエローの巾着バッグを合わせるのがおしゃれ。浴衣とカバンの存在感が引き立って洗練されたコーデが完成します。帯は浴衣と同系色にすると、コーデにまとまりも出るでしょう。
インパクトのある紫の浴衣を着るなら、モノトーンの巾着バッグでコーデを引き締めて。ピンクの帯を締めると、女性らしさを感じる色っぽいスタイリングになります。浴衣と同じ柄の下駄を履くと、細部までこだわっていることもさりげなくアピールできるでしょう。
青系の浴衣×黄色の帯のコーデは清楚でおしとやか。帯と同じ黄色の巾着バッグを持つと、上品で落ち着いた和風美人のスタイリングに仕上がります。足元も同系色の下駄でまとめるのがおすすめです。
きれいめなネイビーの浴衣はあえてビニール素材のトートバッグでカジュアルダウン。バンブーハンドルのカバンはコーデの季節感をアップさせて夏らしい雰囲気を演出してくれます。
ビニールバッグを持つなら、カチューシャなどの普段使い用のヘアアクセサリーを着けても良いでしょう。
金魚柄の浴衣には洋服に合わせられるかご素材のショルダーバッグを組み合わせてポップな着こなしに。部分的に黒が入ったカバンは浴衣コーデを引き締めて大人っぽさをプラスしてくれます。
浴衣を着る日はカバン選びを工夫しておしゃれなコーデを作りましょう。浴衣に合うカバンがない時は普段使いようのカバンで個性を出すのもおすすめです。