水彩風の柔らかい雰囲気が魅力的なたらしこみネイル。一見難しそうに見えるデザインですが、実は自分でも簡単に取り入れることができるのです。そこで今回はたらしこみネイルのやり方やおすすめデザインをご紹介します。
【目次】
たらしこみネイルとは、水彩画でネイルアートをするような技法のことで、水彩みたいな淡く柔らかい雰囲気が魅力的なネイルデザインのことです。
程よく透け感があって、デザインによって可愛いもかっこいいも演出することができます。
そんなたらしこみネイルは、セルフネイルでも気軽に楽しむことができますよ!
<たらしこみネイルに必要なもの>
・筆・パレット・水・アクリル絵の具・ティッシュや綿棒
【マニキュアの場合】
・ベースコート・好みのマニキュア・トップコート
【ジェルネイルの場合】
・ベースジェル・好みのカラージェル・トップジェル
■たらしこみネイルのやり方
①ベースコート、好みのベースカラーを塗ったら、それぞれしっかり乾かします。ジェルネイルなら硬化させましょう。
②次に好きな色のアクリル絵の具をパレットに出し、絵の具に対して3~4倍の水で溶きます。
③アクリル絵の具を筆で爪に乗せていき、デザインしたい形を描いていきます。
④10秒ほど待ったら、乾いた綿棒や細長くしたティッシュなどで輪郭を残しつつ、まだ乾ききっていない絵の具の水分を吸収させましょう。
⑤何度か繰り返して好みのデザインに仕上がったら、トップコートを塗って乾かせば完成です。
絵の具が乾かないうちなら、何度でもやり直しをすることができます。
爪の先端に好みの色でたらしこみネイルを取り入れていけば、おしゃれなフレンチネイル風の仕上がりに。
アーチや斜めなど、フレンチネイルにもデザインがたくさんあるので、周りとはかぶらない指先が楽しめそう!
パープルやブルーなど、寒色系でまとめれば、儚げな雰囲気も演出できます。
たらしこみネイルを主役にするなら、大胆に爪の中央にどんっとのせるデザインもいいですね。
大きめのたらしこみネイルを何色か重ねるようにするだけで、シンプルだけど存在感のあるデザインに仕上がります。
クリアベースにすることで、たらしこみネイルの透明感も引き立たせることができますよ。
たらしこみネイルの中で圧倒的な人気を誇るのが、お花をモチーフにしたデザインです。
花びらを重ねるようにたらしこみをしていくことで、繊細でリアルなフラワーネイルに!
白やピンクで作れば、ふわっとした可愛らしい指先に決まりますよ。
たらしこみフラワーネイルだと、可愛らしい色が人気になりますが、透け感が出るからこそ黒でたらしこみフラワーを作る方も多くいます。
程よい透け感が大人っぽくて、エレガントさを引き出してくれているみたい♡
着物や浴衣など、和の服装をするときにもおすすめです。
たらしこみネイルは、柔らかい雰囲気が魅力的なデザインですから、爪全体に取り入れても重くなりません。
たらしこみをした輪郭をランダムに残しつつ、爪全体に伸ばしていけばあっという間におしゃれな指先になりますよ。
物足りないときは、ラメやネイルパーツでキラキラ感をプラスしてみて!
濃いめに残した黄色やピンク、ブルーなどのたらしこみフラワーネイルなら、アンティーク風の雰囲気が楽しめます。
隙間を作りながらたらしていけば、何色使ってもごちゃごちゃした印象になりません。
すべての爪に入れるより、2箇所くらいにたらしこみネイルを取り入れることがおすすめですよ。
たらしこみネイルで水玉模様を作ったデザインも人気があります。
ざっくりと丸を描いていくだけなので、初めての女性でもチャレンジしやすいですよ。
そして使う色によって、キュートにもポップにもレトロチックにも仕上げることができます。
爪を囲むように、たらしこみネイルをぐるっと一周させれば、たらしこみネイルのフレームが完成!
そのままでも素敵ですし、目立たせたいネイルパーツがあるなら中央にのせても可愛いです。
シンプルなホワイトベースも、ぱっと華やかにしてくれるでしょう。
たらしこみネイルは淡い色合いのイメージがあるかと思いますが、あえて濃いめの色を使ったたらしこみネイルもおしゃれですよ。
しっかり濃淡を出すことで、アーティストチックなネイルになり、個性を引き出してくれます。
すっきりまとめるなら、フレンチネイルにしたりシンプルなワンカラーネイルと合わせることがおすすめです。
たらしこみネイルのやり方とおすすめデザインをご紹介しました。
とっても簡単に取り入れることができるのに、上級者感漂う指先を楽しむことができます。
ぜひ気になったデザインを見つけて、チャレンジしてみてくださいね。