BEAUTY
2022.07.17

日焼けすると黒くなるのはなぜ?日焼けを防ぐ方法からアフターケアまで解説!

日焼けすると黒くなるのはなぜ?日焼けを防ぐ方法からアフターケアまで解説! 日焼けすると黒くなるのはなぜ?日焼けを防ぐ方法からアフターケアまで解説!

日焼けすると赤くなる人もいれば黒くなる人もいるように、日焼けに対する反応は個人で異なります。そこで今回は、日焼けすると黒くなる原因や紫外線対策、美白ケアの方法などをご紹介します。

当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

日焼けで「黒くなる」とは?

日焼け
同じ環境で同じ時間紫外線に当たっていても、日焼けに対する反応は、個人によって違いがあります。日焼けしてヒリヒリと痛くなったり赤くなる人もいれば、あまりヒリヒリしたり痛くない人もいますし、赤くならずに黒くなる人もいますよね。

■日焼けの種類

そもそも日焼けというのは、肌が赤くなる「サンバーン」と、肌が黒くなる「サンタン」の2種類に分かれます。

「サンバーン」は、Burn(バーン)というだけに「やけど」という意味合いを持っていて、紫外線に当たった後の肌が炎症を起こしている状態をいいます。
炎症がおさまった後に肌が黒くなる状態を「サンタン」といって、一般的なイメージとして、日焼けといえばこちらを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

■日焼けすると黒くなる原因

肌が黒くなるのは、肌に存在する色素細胞の「メラニン細胞」が、紫外線のダメージから肌を守ろうと増殖するため。正常な防御反応がされている証拠です。

つまり、肌が黒くなりやすい人は、紫外線に対する防御力が強いということ。
その反面、シミやくすみもできやすいので、スキンケアはしっかり行いましょう。

■日焼けすると赤くなる人

一般的に、パーソナルカラーでいう黄みよりの肌、いわゆるイエベ(イエローベース)の人は、日焼けすると黒くなりやすい傾向があるといわれています。
一方、色白のブルベ(ブルーベース)の人は、日焼けすると肌が赤くなってしまうことが多いようです。

日焼けの状態に差が出るのは、肌に含まれるメラニン細胞の量や、メラニンを作る量の違いが原因です。
赤くなった状態から黒くならない人は、元々メラニン細胞の量が少なかったりメラニンの生成量が少ない傾向があります。紫外線に対する防御力が弱いということなので、念入りに紫外線対策をしましょう。

■日焼けと紫外線

日焼け状態の違いは、肌質だけでなく紫外線の種類も関係しています。
紫外線にはA波とB波があり、それぞれダメージを受ける部分が違うためです。

紫外線A波は、肌の奥まで届き、肌を黒くしやすい性質があり、シワやたるみの原因にもなります。
紫外線B波は、肌の表面に影響を与える性質があり、日焼けすると肌がヒリヒリと痛くなったり、肌が赤くなるのもそのためです。

ちなみに、C波もあるのですが、こちらは地表に到達する前にオゾン層に吸収されてしまうため、今のところ心配する必要はなさそうです。

■紫外線チェックに便利なアイテム

【EMPEX ポータブル紫外線チェッカー BERRY】

いつでもどこでも紫外線量の測定ができるポータブルUVチェッカーです。
紫外線の強さの指標であるUVI値と、紫外線B波を防ぐ指標であるSPF値の測定ができます。
紫外線量は、5段階のレベルメーターでも表示されるため、わかりやすさも抜群です。

温度や湿度も測れて、熱中症やインフルエンザ対策にも活用できます。

【河島製作所 UVチェッカーストラップ】

ストラップタイプの簡易UVチェッカーです。スマホやバッグなどにつけて、いつでもすぐに紫外線量の目安が確認できます。
紫外線が当たると白いビーズの色が5段階で変化し、強さによって色味が濃くなるため、ひと目で紫外線の強さを判断できるでしょう。

スワロフスキー社製のストーン付きで、アクセサリーとしての可愛さにもこだわったアイテムです。

【堀内鏡工業 UVレベルチェッカーミラー コンパクトタイプ】

日焼けで黒くなるのを予防することはできる?

日焼け止めを塗って黒くなるのを予防している女性
肌が黒くなる原因の一つになっている紫外線A波は、知らないうちに浴びて日焼けすることも多いですね。
元々メラニン細胞が多い人でも、できるだけ日焼けしないように対策することで、肌が黒くなるのを予防できます。

■日焼け止めの選び方

日焼けの予防には、外出時だけでなく、室内でも日焼け止めを塗ることが有効です。
日焼け止めに記載されている「SPF」と「PA」は、紫外線防止効果の程度を示したもので、どのようなシーンでの使用に適しているのかの目安になります。

「SPF」は、紫外線B波の防止効果の程度を表し、日焼け止めを塗った場合に、素肌の何倍の紫外線量に耐えられるかという指標です。現状では「50+」が最高値になります。

「PA」は、紫外線A波の防止効果の程度を表した指標です。PAに続く「+」の数が多いほど、A波の防止効果が高い日焼け止めとなります。現状では「++++」が最高値です。

室内で過ごす場合は、SPF20〜SPF30/PA++程度の日焼け止めを塗っておきましょう。
外で過ごす場合は、SPF30〜SPF50/PA+++程度だと安心です。

塗り残した部分が日焼けしないよう、日焼け止めはムラなく全体に行き渡らせてください。
日焼けしやすいおでこや鼻・頬の高い所は重ね塗りするのがおすすめです。

とはいえ、日焼け止めの効果は2〜3時間程度で薄れてしまったり、活動しているうちに汗や皮脂で落ちてしまったりします。

「PA」は、紫外線A波の防止効果の程度を表した指標です。PAに続く「+」の数が多いほど、A波の防止効果が高い日焼け止めとなります。現状では「++++」が最高値です。

ウォータープルーフタイプの日焼け止めなら落ちにくくなりますが、いずれにしても定期的な塗り直しは必要ですね。

近年注目されている飲むタイプの日焼け止めを、塗るタイプの日焼け止めと併用すると、体の内側からもアプローチできておすすめです。

■紫外線対策アイテムの活用

日焼け止めと一緒に、UVカット機能のあるアイテムを使えば、さらに日焼けの予防効果を高められます。
たとえば、

・帽子
・日傘
・洋服
・アームカバーやレッグカバー
・サングラス

などですね。

特に、目から入った強い紫外線が脳に届くと、メラニン色素を増やして体を守ろうとするので、サングラスによる目のUV対策も欠かせません。

窓ガラスにUVカットフィルムを使用したり、UVカットのカーテンを使用するのもいいですね。

■日焼けで黒くなるのを防ぐアイテム

【資生堂 アネッサ パーフェクトUVスキンケアミルク N】

水分や熱に反応して特殊な膜を作り、紫外線からしっかりガードしてくれます。
スーパーウォータープルーフ仕様です。かなりの撥水性があるため、プールや海に行く機会には重宝するでしょう。

マスク蒸れにも対応していて擦れにも強いので、マスク着用が当たり前になった今だからこそおすすめしたい日焼け対策アイテムです。

【Loo&c 撥水エーデルUVハット】

冷感素材で暑い日も快適です。撥水加工がされており、ちょっとした雨なら傘がわりにも。

着用シーンを選ばないデザインなので、デイリーからレジャーまで幅広く使えます。
日差しの気になる季節には、ぜひバッグインしておきたいアイテムですね。

【RoseBlanc メラニンサングラス】

日差しの強い季節には、目から入ってくる紫外線にも注意が必要ですね。
使用されている「メラニンレンズ」は、メラニンの過剰生成を抑えるのに特化したレンズです。目から入る紫外線を約99.9%カットできるほか、ブルーライトも除去してくれます。

サイドフレームが付いたゴーグルタイプなので、横から入ってくる紫外線もシャットアウト。花粉やホコリからも守ってくれるのでオールシーズン使えます。

「めがねのまち」福井県鯖江市の職人さんが作る日本製です。

日焼け後が大事!黒くなるのを予防するアフターケア

日焼け後に黒くなるのを予防する女性

しっかり紫外線対策をしていても日焼けしたり、うっかり紫外線対策を忘れて日焼けしたりすることもありますよね。

紫外線が当たった肌はメラニンを生成しますが、すぐに肌が黒くなるわけではありません。
日焼けが定着するまで72時間程度かかりますので、すばやくアフターケアを行えば、メラニンを排出して、シミやそばかす・くすみなどを予防できます。

■まずはクールダウン

まずは、日焼けで火照っている肌をクールダウンさせてあげましょう。
日焼け直後の肌が赤くなるのは、軽い火傷を負っているような状態です。

濡らしたタオルを肌に当てたり、保冷剤や氷をタオルでくるんで、日焼けした部分を冷やすのが最優先。手が届かない部分には、冷たいシャワーを当ててみましょう。

火照りが落ち着いたら、日焼け止めやメイクを優しく洗い流します。
ゴシゴシ擦ったり、熱いお湯をかけると炎症がひどくなるので注意しましょう。

■保湿する

次に保湿を行います。スキンケアを行う場合も、肌を擦ったり叩いたりするのはNGです。

薬用美白化粧水のような、美白効果が期待できる化粧水や美容液・シートマスクなどを使用して、保湿と美白ケアを行いましょう。
保湿した肌には、乳液やクリームでフタをしておけば潤いが逃げません。

ボディには、化粧水を使用してもいいですし、ボディ用のローションや美容液を使用してもいいですね。

■日焼けのアフターケアに最適なアイテム

【Bgudee 冷感タオル 大判】

暑い夏には、水を含ませて振るだけでヒンヤリ感が得られる冷却タオルが便利です。
この冷却タオルの大きさは150×80cmと、バスタオルほどもある大判サイズなので、体をすっぽりと覆えます。

日焼け直後の火照った体をクールダウンさせるにはピッタリのアイテム。真夏のレジャーやフェスなど、炎天下での日よけにも最適です。

【花王 Curél 泡洗顔料】

Curélの泡洗顔料は、ワンプッシュできめ細やかな泡が完成。ふんわり泡で擦らず優しく洗えるので、肌に負担をかけません。
つっぱり感もなく、しっとりとした洗い上がりです。

肌の保湿とバリア機能に欠かせないセラミドを洗いながら補給し、不足するのを防いでくれます。
他にも消炎成分が配合されているため、日焼け後の傷んだ肌にぴったりです。

【KOSE コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアセラム】

コスメデコルテのベストセラー美容液「モイスチュア リポソーム」のリニューアルバージョン。
1滴あたり1兆個もの「新・多重層バイオリポソーム」を含んだ、とてもリッチな導入美容液です。

多重層バイオリポソームとは、簡単に言うと極めて小さい美肌カプセルのこと。この超微粒子の美容成分が肌の奥まで浸透して留まり、保湿しながら美肌まで導いてくれます。

導入美容液なので、日焼け後のスキンケアに最適。保湿しやすい肌環境に整えてくれます。

日焼けで黒くなる肌質向け!シミやくすみのケア方法

美白にアプローチするスキンケアコスメ

日焼けすると黒くなる肌質の人が透明感のある肌を取り戻したい場合は、シミやそばかす・くすみなどにフォーカスしたケアをするのもおすすめです。

■肌の角質ケアをする

ピーリング効果のあるコスメで角質ケアをすることで、メラニンを含んでいる古い角質を取り除けるでしょう。
ただし、必要な角質まで取り除いてしまわないように注意してください。

1〜2週間に1回程度行うのがおすすめです。

■美白成分を活用

また、一度できてしまったメラニンは、ビタミンCで還元できる可能性があります。
ビタミンCを含むスキンケアコスメで、肌の内側と外側から美白ケアしましょう。

アルブチン・プラセンタエキス・コウジ酸やトラネキサム酸などの美白成分を含むコスメを日常的に使用するのもいいですね。
また、クリアな素肌を取り戻すために、代謝アップが期待できるレチノールコスメを使用するのもおすすめです。

ビタミンAやビタミンC・ビタミンEなどの栄養素は、食事やサプリメントで欠かさずに摂取したいですね。
食材としては、柑橘系の果物やアボカド・ナッツ類、緑黄色野菜なら、トマトやパプリカがおすすめです。
肌作りに欠かせないタンパク質も摂るように努めましょう。

■肌のバリア機能を正常に保つ

肌のバリア機能が失われていると、紫外線の影響を受けやすくなって、メラニンの排出も滞ってしまいます。

そのため水分補給や保湿は大切。肌の潤いをキープしましょう。
また、洗顔やスキンケアを行う際は肌に刺激を与えないようにして、肌のバリア機能が正常に働くようサポートすることも大切です。

■日焼けで黒くなる肌質向けスキンケアアイテム

【Cure ナチュラルアクアジェル】

優しくマッサージするだけで、不要になった角質をポロポロ落としてくれて、日焼けで疲れている肌の再生を促してくれます。

全身に使えるので、ひじ・ひざ・かかとなど、角質が気になるところにどんどん使ってみてください。

【DHC ビタミンC(ハードカプセル)】

ビタミンCは、メラニン色素を薄くしたり、生成を抑えたりしてくれるといわれているので日頃から積極的に摂取したいところ。
ですが、毎日のこととなるとなかなか難しいものです。

そんなときに便利なのが、いつでも手軽に足りない栄養素を補給できる、DHCのサプリメントシリーズ。
これならビタミンCも無理なく補えて、体の内側からスキンケアできます。

プチプラ価格で、使用日数ごとに商品展開してくれているのも嬉しいポイントですね。

【美ルル モイスミスト】

肌にミストを吹き付けて潤いを補給してくれるハンディミスト。
この「美ルル モイスミスト」は、メイクの上からでも浸透するほどの超微粒子ミストを噴射して、乾燥した肌を潤します。

スマホ程度のサイズ感で持ち運びしやすいので、いつでも好きなタイミングで肌の水分補給が可能。
水の代わりに化粧水を使えば、より高い保湿効果が期待できるので、日焼けで黒くなる肌質の人にぜひ使ってほしいスキンケアアイテムです。

日焼けすると黒くなるのは、紫外線から肌を守ろうとするメラニンの増殖が原因です。シミやそばかす・くすみなどを定着させないためにも、日焼け止めや日焼け後のケアをしっかり行いましょう。

related articles