現代人にとって欠かせないものとして挙げられるスマホですが、少し使い過ぎていませんか?どこに行くにも手放せないという方が多いかと思いますが、スマホの使い過ぎは疲れ目を招く可能性も。今回は、疲れ目の原因や対策方法をご紹介します。
【目次】
友達や恋人、家族とのやり取りをはじめ、動画を見たりゲームをしたりすることができるスマホは、現代人にとって欠かせないものですよね。
スマホのない生活なんて考えられない、気づくと夜遅くまで使っているという方も多いかと思いますが、スマホを使用していて目の疲れを感じたことはありませんか?
いつの間にか夢中になって使ってしまうスマホですが、自分では気づかないうちに目を酷使しているかもしれません。
目の疲れ、かすみ、乾燥といった症状は、目を酷使する方によく見られるそうです。
■スマホによって疲れ目になる原因
現代人はスマホを使用しているとき、手元15cmくらいの距離で画面を見ることが多いと言われています。近くで見ていると、水晶体を膨らませる毛様体筋に負担がかかるので、その結果目が疲れ、眼精疲労に繋がってしまうそう。
目元のくすみやクマにも繋がり、老け顔を招く可能性もあるので気を付けたいですね。
■スマホで疲れ目になりやすいタイプの人
・少しの時間さえあればすぐにスマホを触ってしまう
・スマホを使いだすとなかなかやめられない
・気づいたら夜遅くになっていることもある
・1日にスマホの画面を3時間以上見ている
一つでも当てはまったら要注意!
■すでにスマホ疲れ目かも?その特徴とは
・目がしょぼしょぼしたり、ぼやぼやしたりする
・肩こりや軽い頭痛を感じる
・まぶたがけいれんする
・目の乾きが気になる
・目が赤くなる
・まぶたが重い
・目元のくすみやクマが気になり始めた
少しでも目に違和感を感じたり、肩こりや頭痛といった不調を感じたときは、スマホの使い方を見直すべきタイミングかもしれません。
スマホ疲れ目の効果的な対策方法は、やはり使用時間を見直すことです。
長時間スマホを使っていれば、当然目の疲れはどんどん溜まってしまいますから、長時間の使用は避けるのがベター。
30分に一度は10分の休憩を挟んだり、21時以降はスマホの使用を控えたりすることがおすすめです。
休憩を挟むときは、後ほどご紹介する目元のマッサージやツボ押しを取り入れてみてくださいね。
スマホを使用しているとき、目と近い距離になっていませんか?
スマホを使用するときは、適切な距離を保つことで目の疲れを軽減することができると言われています。
ピントが近過ぎて目の筋肉が疲れてしまいますから、最低でも40cmは離して使うことを意識してみてください。
このとき、できれば姿勢にも気を付けましょう。
寝転んでスマホを持ち上げたり、首を下に下げて使ったりする悪い姿勢は、画面に目を近づけ過ぎる原因になると言われているからです。
背筋を伸ばし、軽くあごを引いた状態で椅子に座り、軽く胸を張ってお腹に力を入れた状態で、スマホを目の高さにして40cmほど離して使用することが理想的だとされています。
明るくしすぎたり、暗くしすぎたりするスマホの画面は疲れ目の原因になります。
中間くらいの丁度いい明るさに設定して、スマホ疲れ目を軽減しましょう。
また、明るさ調節とともに、ブルーライトを調節することも効果的です。
スマホやパソコンから発せられるブルーライトは、目を疲れさせるだけでなく、交感神経を刺激して寝つきにくくする原因になります。
設定でブルーライトを遮断したり、ブルーライトカット眼鏡を使ったりするなどの対策を取り入れましょう。
スマホによって目の疲れを感じたときは、ツボを押してあげることもおすすめです。
疲れ目に効果的なツボとして有名なのが、眉頭の内側にある攅竹(さんちく)と、鼻の付け根にある晴明(せいめい)、眉尻のくぼみにある糸竹空(しちくくう)という3か所です。
アイクリームを塗ってから、ゆっくりと3秒かけて押してみてください。
目元がすっきりしますよ。
仕事中や外出先で目の疲れを感じたときは、眼球体操というものを取り入れることがおすすめです。
■眼球体操のやり方
①目を見開き、眼球を大きく回します。
②右回りに10回、左回りに10回行ったら、目を閉じて休ませましょう。
たったこれだけでも、スマホによる疲れ目を軽減することが期待できます。
お風呂上りは、スマホによる疲れ目対策としてマッサージを取り入れましょう。
目元の筋肉がこっていると血流が悪くなり、老け顔に繋がります。
ただ、目元の皮膚はとても繊細なので、目と深く関係していると言われている頭皮マッサージがおすすめです。
■頭皮マッサージのやり方
①両手で頭皮を包み込みます。
②指の腹で円を描くように頭皮を動かしたら、首の後ろの中心線上にあるくぼみのツボのあ門(あもん)を、ゆっくり押しましょう。
あとはホットアイマスクなどをして、目元をじっくり温めてあげるといいですよ。
スマホ疲れ目の原因や対策方法をご紹介しました。便利なアイテムだからこそ、つい夢中になってしまいますが、その裏では目を酷使しているのでスマホの使用はほどほどにしたいですね。健康な目や目元を守るためにも、できることを取り入れていきましょう。