さまざまなリップカラーのなかでも、特に注目されているのがオレンジベージュ。「自然に可愛くなれる」と話題を集めています。ここでは、オレンジベージュリップの使い方や選び方、プチプラ・デパコスのおすすめアイテムなどをご紹介します。
【目次】
モードライクな赤や甘めなピンクをはじめ、リップの色はたくさんありますが、今注目を集めているのが「オレンジベージュ」。まずは、オレンジベージュがどんな色なのかをチェックしてみましょう。
オレンジベージュは、その名前の通りオレンジとベージュを混ぜ合わせたようなカラー。オレンジのフレッシュさや華やかさとベージュの大人っぽさのいいとこどりをしたような色です。
オレンジベージュリップは、人気が上昇中。おしゃれ女子を中心に愛されていて、たくさんのブランドから登場しています。オレンジベージュリップの魅力は何なのでしょうか。
オレンジリップはフレッシュで華やかなカラー。元気なイメージですが、大人の女性にとっては「派手すぎる」と感じることもあります。
一方、ベージュリップは落ち着いた印象。しかし、「地味すぎる」「物足りない」「血色が足りず老けて見える」などと悩んでいる人もいるでしょう。
そんな人に選ばれているのがオレンジベージュリップ。オレンジのフレッシュさや華やかさとベージュの大人っぽい雰囲気を兼ね備えた色なので、落ち着いているのにおしゃれで可愛いと話題です。
また、ベージュよりも血色感があるため、老け込んで見えないのも魅力でしょう。
リップはカラーによっては季節を選びます。お気に入りのリップを買ってもシーズン中に使いきれず、古くなって捨ててしまった経験がある女性も多いでしょう。
オレンジベージュリップは、春から冬までどのシーズンでも使えるのも人気の理由です。1つ持っておくと、一年を通してメイクに取り入れられるので、「普段のメイクの幅が広がった」という声もあります。
オレンジベージュは、日本人の肌に馴染むと言われているリップカラー。ベージュよりも血色感がありますが派手すぎないので、服装やシーンを選びません。
カジュアルコーデからガーリーコーデまで幅広いファッションと相性が良く、普段使いはもちろんパーティーメイクにも役立ちます。
オレンジベージュは、オレンジとベージュを合わせたカラー。オレンジもベージュも黄みが強い色なので、基本的にはイエベさん(イエベ春・イエベ秋)に似合います。イエベさんがオレンジベージュリップを使うと、顔色が良く見えたり、表情が明るくなったりするでしょう。
イエベさんのなかでも、フレッシュなイメージのイエベ春さんにはオレンジの強いオレンジベージュリップがおすすめです。
一方、イエベさんのなかでも落ち着いたイメージのイエベ秋さんには、ベージュが強いオレンジベージュリップやブラウンがかったオレンジベージュリップが似合います。
黄みが強いオレンジベージュリップは、ブルベさんには馴染まないことがあります。ブルベさんがオレンジベージュリップを使うと、顔色が悪くなったり、老け込んだりするかもしれません。
しかし、ブルベさんでも色選びを工夫するとオレンジベージュリップを使いこなせます。ブルベさんがオレンジベージュリップを買うなら、しっかりと色味を確認して自分に似合うものを探すのがおすすめです。
オレンジベージュリップはたくさんのブランドから販売されています。どれを選ぼうか迷った時は、色や質感、落ちにくさ、成分などのポイントをチェックしましょう。オレンジベージュリップの選び方について詳しくご説明します。
パーソナルカラーは、その人が持つ瞳や肌、髪などの色に似合うカラー。パーソナルカラーのコスメを使うと、さらに魅力的になれます。オレンジベージュリップを買う時はパーソナルカラーをチェックし、自分に合った色味を選ぶのが良いでしょう。
■イエベさんはどんな色でもOK
黄みの強い肌色でゴールドのアクセサリーが似合うイエベさんは、基本的にどんな色合いのオレンジベージュリップも似合います。なりたいイメージや好みに合う色を選んで、メイクを楽しみましょう。
■ブルベさんはくすみカラーやグレーがかった色
肌がピンクがかっていてシルバーのアクセサリーが似合うブルベさんがオレンジベージュリップを使うなら、色選びに注意が必要。黄みが強すぎる色は馴染みにくいので、くすんだような色やグレーがかった色を選んでください。
自分に似合う色がわからない場合は、BAさんなどに相談してみるのもおすすめです。
パーソナルカラーを参考にすると自分に似合う色がわかりますが、必ずしもパーソナルカラーをもとにしてリップの色を選ぶ必要はありません。好みに合わない色のリップを塗っても気分は上がらないので、お気に入りのカラーを探すのもおすすめです。
お気に入りのカラーが似合わない場合、グロスや別の色のリップを重ねると、肌に馴染むことがあります。
オレンジベージュリップをはじめとするリップは、商品によって仕上がりの質感が異なります。質感によって印象が違うので、しっかりと確認して自分に合ったものを選んでください。
■ツヤ
立体感のあるリップを作りたい人には、ツヤタイプのオレンジベージュリップがおすすめ。中でも、グロスに近いようなツヤが出るグロッシータイプは、フェミニン印象に仕上げたい時にぴったりです。一方、ほのかにツヤを感じられるものは、自然なメイクに合います。
■マット
マットなオレンジベージュリップは落ち着いたイメージ。はっきりと発色するものが多いので、オレンジベージュリップをメイクの主役にしたい人に良いでしょう。
■シアー
シアーなオレンジリップは、素の唇の色をいかした透明感のある発色。シアーな質感のオレンジベージュリップは、ナチュラルメイクに最適です。
■ラメ・パール
ラメやパールが入ったリップは、華やかな雰囲気。オレンジベージュを選べば、適度に派手さを抑えながら印象的な唇を演出できます。
デートやビジネスシーンなどで使うなら、落ちにくさも重視してオレンジベージュリップを選ぶ必要があります。落ちにくいリップが欲しい人は、ティントタイプから探してみましょう。
ティントリップは、唇自体を染め上げるコスメなので、時間が経っても落ちないものが多いです。
唇は、顔のなかでもデリケートなパーツの一つ。メイクの影響で唇がガサガサになったり、皮むけしたりした経験がある女性も多いでしょう。唇の荒れが心配な場合は、保湿成分が配合されたリップを使うのがおすすめです。
■保湿成分の例
・スクワラン
・ヒアルロン酸
・植物由来オイル
・ワセリン
・ハチミツ
など
乾燥が気になる人は、オレンジベージュリップを使う前に保湿効果の高いリップクリームやリップバームを塗っておくのもおすすめです。
オレンジベージュリップはプチプラからデパコスまで、さまざまなブランドで売られています。価格をチェックし、予算に合ったものを選んでください。初めてオレンジベージュリップを使うなら、プチプラアイテムで自分に似合うか試してみるのも良いでしょう。
オレンジベージュリップ選びで失敗したくないなら、口コミも確認してください。SNSや口コミサイトなどで高評価されているものを選べば、失敗が少ないです。
■口コミのチェックポイント
・発色
・塗りやすさ
・クレンジングのしやすさ
など
続いて、おすすめのオレンジベージュリップをご紹介します。まずはプチプラからです。
唇にみずみずしいツヤをプラスするリップ。とろけるように唇に密着し、ワセリンが荒れやすい唇をケアします。T02は、ピンクがかったオレンジベージュ。くすみのある色なので、ブルベさんにも似合うでしょう。
ひと塗りで綺麗に発色し、理想の唇に導くリップ。単色でも2色以上重ね塗りしてもくすみません。027のシナモンは、こっくりとした発色。ヌーディーすぎないため、リップが主役のメイクにも使えます。
潤いと発色にこだわったリップ。美容液成分が配合されているため、唇が乾燥しやすい人におすすめです。また、ティントタイプなので、落ちないリップを探している人にも良いでしょう。03は、こなれ感のある大人っぽいオレンジベージュです。
美容液と同じ濃度で保湿成分のヒアルロン酸を含んでいるリップ。なめらかにムラなく伸びて、唇にフィットします。418は、ピンクっぽさも感じるオレンジベージュ。「ブルベでも使える」と話題を集めています。
ヒアルロン酸とハチミツ、ワセリンをたっぷりと含んだリップ。カサカサした唇を滑らかに整え、皮むけも予防します。LP07は、肌なじみの良いオレンジベージュ。オン・オフ問わず様々なシーンで活躍します。
ふんわりとしたセミマットな仕上がりが魅力のリップ。ひと塗りでしっかりと発色します。ヒアルロン酸やシアバターが含まれているため、乾燥が気になる人にも良いでしょう。027は、上品でエレガントなオレンジベージュです。
しっかりと発色し、美しい唇を長時間キープするリップ。保湿成分が配合されているので、メイク中の荒れや乾燥を予防できます。505は、ナチュラルなオレンジベージュ。適度に血色をプラスしてくれるため、老け顔やお疲れ顔に見えません。
韓国コスメブランドのプチプラリップ。ハチミツやリンゴ、バラエキスが唇に潤いやツヤをプラスします。BE01は、イチヂクのようなオレンジベージュ。甘めで優しい雰囲気のカラーです。
続いてはデパコスのおすすめリップをご紹介します。
透け感やツヤ感が魅力のリップ。保湿成分のスクワランやヒマワリ種子油が配合されていて、伸びが良く、唇にぴったりとフィットします。27のサンストーンは、ほんのりと赤みを感じるオレンジベージュ。血色をプラスしたい時におすすめです。
唇の美しさを引き立てる鮮やかな発色のリップ。なめらかに伸び広がり、唇の縦ジワやくすみも色の美しさでカバーします。152は、赤みのあるオレンジベージュ。肌に馴染みすぎず、顔全体に華やかさをプラスします。
ソフトな質感のリップ。軽く心地よい塗り心地で、快適にメイクできます。潤いをキープするため、唇の乾燥や荒れに悩んでいる人におすすめします。マイ トゥイーディは、ヌーディーで大人っぽいオレンジベージュです。
見たままの鮮やかな発色が魅力のリップ。自然由来のカメリアオイルやセラミドが潤いを与えて、なめらかな唇をキープします。BG954は、シーンを問わず使えるオレンジベージュ。自然に血色をプラスできます。
コラーゲンやヒアルロン酸、オリーブオイル、ホホバオイルなどの保湿成分がたっぷりと配合されたリップ。唇の上にのせると、とろけるようにフィットします。02のオータムオレンジは、くすみのある色でブルベさんの唇にも馴染みます。
うるおいと光沢感ある発色を両立させたリップ。旬のカラーと流行にとらわれずに使えるカラーが揃っています。414は、綺麗なツヤ感を叶えてくれるオレンジベージュです。
唇の荒れを防ぐオイルやハリを高めるオイルを含んだリップ。使うほどに、ふっくらとした魅力的なリップに導きます。シンプルな処方のリップなので、洗顔料だけで落とせるのも魅力です。#ナッツベージュは、ヘルシーな印象を与えるオレンジベージュです。
SUQQU(スック)バイブラント リッチ リップスティックは、ピタッと唇に密着し、美しく発色するアイテム。01はヌーディーなくすみオレンジベージュカラーで肌馴染みが抜群です。
オレンジベージュリップを手に入れたものの、上手く使いこなせずに悩んでいる人もいるかもしれません。オレンジベージュリップの使い方を詳しくご紹介します。
■1.保湿する
リップクリームなどで保湿します。乾燥していたり、皮がむけていたりすると、均一に色が付かずムラができるので、しっかりと潤いを与えましょう。
■2.リップコンシーラーを塗る
素の唇の色が濃い人は、リップコンシーラーを塗っておくのがおすすめ。元の唇の色を消してからメイクすると、リップの発色が良くなります。
■3.丁寧にリップを塗る
口角から唇の中心に向かって丁寧にオレンジベージュリップを塗ります。リップラインからはみ出したり、ムラができたりするとだらしなく見えるため、注意してください。
細かい部分に塗りにくい場合やきちんと感を出したい場合は、リップブラシを使ってリップラインを取ってから、内側を埋めるように塗るのもおすすめです。
塗り終わったら、鏡を使ってさまざまな方向からリップメイクの仕上がりをチェックしましょう。ムラなくオレンジベージュリップを塗れていたらOKです。
メイクを綺麗に仕上げるためには、全体のバランスが大切です。オレンジベージュリップと相性の良いメイクのやり方について、ご紹介します。
鮮やかな赤やピンクのリップは、口元に周りの人の視線を引きつけたり、肌を明るく見せたりして、自然に肌トラブルをカバーします。しかし、肌に馴染むオレンジベージュリップは、肌悩みをカバーする力が弱いです。
そのため、オレンジベージュリップを使う時は、肌のアラが目立たないようにベースメイクをしっかりめに仕上げるのがおすすめです。
■コントロールカラーやコンシーラーを上手に使う
ベースメイクをしっかり仕上げるといっても、厚塗りはNG。厚塗りメイクは疲れ顔や老け顔の原因なので、ファンデーションは薄く伸ばしましょう。
色ムラが気になる人はコントロールカラー、ニキビ跡やシミ、毛穴などが気になる人はコンシーラーを使うと、ファンデーションを薄くしても肌悩みが隠れます。
オレンジベージュリップはナチュラルな雰囲気。リップに合わせて眉毛も自然に仕上げましょう。毛の流れを整えてから、アイブロウパウダーで色をのせると、オレンジベージュリップに馴染むナチュラルなアイブロウメイクに仕上がります。
眉毛が細い人や薄い人は、ペンシルタイプのアイブロウで眉毛を書き足し、太さや濃さをプラスしてください。
オレンジベージュリップは日本人の肌に馴染む色なので、全体をナチュラルなメイクに仕上げると地味に見えてしまうことも少なくありません。印象的なメイクにしたいなら、いつもよりアイメイクを濃くするのがおすすめです。
アイメイクに使うコスメの色やベージュ系やブラウン系がおすすめ。ベージュやブラウンは黄みがかかった色なので、オレンジベージュと馴染み、メイク全体に統一感を出せます。
ベージュ系やブラウン系のアイシャドウでグラデーションを作って目を大きく見せれば、オレンジベージュリップを使ったメイクでも地味にならないでしょう。
オレンジベージュリップは赤リップやピンクリップと比べて血色感が弱めです。ノーチークにしたり、ベージュ系のチークを使ったりすると、顔色が悪く見えることがあるため、明るめの色のチークで血色を出すのがポイントです。
オレンジベージュリップと相性の良いオレンジチークは、頬に血色をプラスし、イキイキとした印象に導きます。頬の高い位置からこめかみに向かって斜めにチークを入れれば、シャープで大人っぽい雰囲気を演出できるでしょう。
オレンジベージュリップは、単体で使ってもおしゃれですが、他の色のグロスと合わせても可愛いです。オレンジベージュリップの印象を変えたい人は、グロスとの重ね塗りにチャレンジしてみましょう。
オレンジベージュは黄みのあるカラー。トレンドのイエローグロスとの相性が抜群です。オレンジベージュリップにイエローグロスを重ね付けすると、フレッシュで元気なイメージのメイクに仕上がります。
オレンジベージュリップに甘さをプラスしたいなら、ピンクのグロスを重ね付けするのがおすすめ。ピンクのグロスを付けると、フェミニンで色っぽいリップメイクが完成します。ピンクリップを使えば血色感も出るため、顔色も良く見えるでしょう。
ブルーグロスは、唇の透明感をアップさせてくれるアイテム。オレンジベージュリップに重ねると、清楚感がアップし、ピュアな印象を与えられます。
また、ブルーグロスは黄みを適度に抑えてくれるので、オレンジベージュリップに苦手意識があるブルベさんにもおすすめです。
オレンジベージュリップはおしゃれなコスメですが、使い方によっては野暮ったく見えてしまうこともあります。オレンジベージュリップを使う時に知っておきたい注意点をチェックしましょう。
オレンジベージュは肌馴染みの良い色ですが、肌と同化してしまうようなリップを使うのはやめた方が良いでしょう。唇の色が肌と同化すると、顔がのっぺりとしたり、顔色が悪く見えたりします。
同化が心配な人は、オレンジが強めの発色が良いリップを塗って肌の色と差をつけましょう。
顔全体にメリハリがないメイクやリップだけが浮いているメイクはおしゃれに見えません。オレンジベージュのリップを使う時は、他のパーツとのバランスを考えながらメイクを仕上げましょう。
メイクが物足りない時やリップが馴染んでいない時には、アイメイクやチークを変えたり、グロスをプラスしたりするのがおすすめです。
唇がカサカサしていたり、乾燥していたりすると、オレンジベージュリップが綺麗に発色しません。唇はデリケートなパーツなので、普段からリップクリームなどで丁寧にケアをして乾燥を予防しましょう。
潤いのある滑らかな唇を作れば、オレンジベージュリップの魅力をさらに引き立てられます。
オレンジベージュリップは、おしゃれ女子の間で注目されているコスメ。大人可愛い雰囲気に仕上がり、どんなファッションにも馴染みます。オレンジベージュリップで毎日のメイクを格上げしてみてはいかがでしょうか。