今どきのツヤ肌メイクを作るのに欠かせないアイテムといえば「クリームハイライト」。ただどれを選べばいいのか悩んでいる方も多いかもしれません。そこで今回は、クリームハイライトのおすすめや選び方、使い方、ヨレる時の対処法などをご紹介します。
【目次】
今どきのツヤ肌作りや小顔見せに欠かせないアイテムが「ハイライト」。ハイライトにはパウダータイプもありますが、内側から発光するようなツヤを作りたいなら「クリームハイライト」が最適。クリームならではの質感が、濡れたような生っぽいツヤ感を演出してくれます。
クリームハイライトがパウダーハイライトと大きく違う点は、そのテクスチャーや質感。パウダーハイライトの粉っぽい質感とは違ってしっとりとしたテクスチャーなので、濡れたようなツヤ感を作ることができます。
クリームハイライトには、ツヤ感やしっとりとしたテクスチャーにとどまらずさまざまなメリットがあります。ここからは、クリームハイライトのメリットを5つのポイントでご紹介していきます。
ハイライトにパウダータイプではなくクリームタイプを使うメリットは、なんといってもツヤ感がしっかりプラスできること。もちろんパウダーハイライトでもツヤ感は出せますが、内側から発光するようなツヤ感はクリームハイライトならではの大きなメリットです。
クリームハイライトのパウダータイプにはない最大のメリットは、クリームのテクスチャーによる保湿力。乾燥肌の方はもちろん、乾燥しがちな秋冬のベースメイクにも最適です。スキンケア効果が高いものを選べば、保湿ケアアイテムとしても使えます。
クリームハイライトはパウダータイプより肌なじみがいいので不自然な感じがしないのもメリット。白浮きせずに自然なツヤが出せるので、今っぽいナチュラルな素肌感をキープできます。
クリームハイライトは肌なじみがいいだけでなく、肌への密着力が高いのもメリット。肌にピタっと密着することで化粧崩れが防げて、みずみずしいツヤ感を長時間キープできます。
クリームハイライトは密着力が高く崩れにくいので、色持ちがいいのも嬉しいメリット。化粧直しの時間が取れない日や長時間メイクをする日は、パウダーハイライトよりクリームハイライトの方がおすすめです。
ナチュラルなツヤ肌を作ってくれて保湿効果も高いクリームハイライトですが、そのテクスチャーゆえのデメリットもあります。デメリットは選び方や使い方にもつながる大事なポイントになるので、ぜひチェックしておいてください。
クリームハイライトはクリーム状のテクスチャ―で油分を多く含むので、ヨレやすいのが最大のデメリット。ただし、クリームハイライトのヨレやすさは塗る順番や使う量などでカバーできるので、これからご紹介する「クリームハイライトの使い方」をぜひ参考にしてみてください。
クリームハイライトのメリットである”ツヤ感“は、塗り方や使う量によっては”テカリ“になる場合があります。特にパール感が強いタイプを選んだ場合や顔がテカりやすい方は、塗り方や量などに気をつけましょう。
クリームハイライトのヨレやすさやテカリになりやすいテクスチャーは、使い方が難しいと感じさせてしまうデメリットかもしれません。ただしこのクリームハイライトのデメリットも、使い方などでコツをつかめば意外と簡単。塗る順番や使う量、つける場所などのポイントをおさえることが攻略への鍵になります。
クリームハイライトにはテクスチャーの違いや色、パールのありorなしなどによってさまざまな種類があります。クリームハイライトを使いこなすには、自分の肌質やなりたい肌、その日のメイクによって最適なものを選ぶのがコツ。ここからは、クリームハイライトの選び方を3つのポイントに分けてご紹介していきます。
クリームハイライトには練り状のものやリキッド状のもの、スティックタイプなどそのテクスチャーによって種類が分かれます。それぞれのクリームハイライトによって特徴が違うので、自分に合ったものを選びましょう。
■クリームハイライトのテクスチャ―の種類
・練りタイプ
ジャーやコンパクトに入った練りタイプのクリームハイライトは、テクスチャーがやや硬めなのが特徴。ねっとりとして密着力が高く、持ち運びしやすいのもポイントです。
・リキッドタイプ
チューブに入ったリキッドタイプは、ゆるめのテクスチャ―でみずみずしいのが特徴。保湿効果が高く広範囲に塗ることができるので、ファンデーションのサブ的な使い方ができます。
・スティックタイプ
リップクリームのような容器に入ったスティックタイプは、硬めのテクスチャ―でヨレにくいのが特徴。直接肌に塗れて扱いやすく携帯しやすいのもポイントです。
クリームハイライトは、淡いベージュやピンク、ノーカラーなど色で選ぶこともできます。肌色やベースメイクの色によって使い分けたり、なりたい肌に最適な色を選びましょう。質感だけをプラスしたい場合は、ノーカラータイプがおすすめです。
クリームハイライトにはパールやラメが入ったものと入っていないものがあるので、その日のメイクに合わせて「ありorなし」を選びましょう。
夜のお出かけやイベントなどにはパールやラメが入ったタイプ、デイリーメイクでナチュラルなツヤ肌を作りたい時には入っていないタイプが最適です。
クリームハイライトで今どきのナチュラルなツヤ肌を作るのは、使い方にポイントやコツがあります。特にヨレやすくテカリになりやすいデメリットを防ぐには順番や塗り方がポイント。ここからは、クリームハイライトの使い方をご紹介していきます。
クリームハイライトがヨレるのを防ぐには、塗る時の順番が重要。さらに、ファンデーションの種類に応じて順番を変えることがポイントです。
■パウダーファンデーションの場合
ベースメイクにパウダーファンデーションを使う場合は、クリームハイライトを化粧下地とファンデの間に塗るのがポイント。パウダーファンデーションの上からクリームハイライトを塗ってしまうと、ファンデがヨレてしまうので要注意です。
■リキッド・クリームファンデーションの場合
ファンデーションがリキッドタイプやクリームタイプの場合は、ファンデの後に上から塗ってもOK。ファンデのテクスチャーがクリームハイライトと似ているので、ヨレることなくなじみます。特にクリームハイライトのパール感やラメ感を引き立てたい場合は、ファンデーションの上から塗った方が効果的です。
クリームハイライトを入れる場所は、シーンやメイクによっても異なります。クリームハイライトを入れる場所を変えて効果的に使いましょう。
■オフィスなどのデイリーメイク
オフィスなどでナチュラルなツヤ感を演出したいなら、パウダーファンデとの組み合わせがおすすめ。目頭やCゾーンなどにさりげなく入れてトゥーマッチになり過ぎないツヤ肌を作りましょう。
■仕事帰りのお出かけやデート
仕事帰りに予定やデートがある日は、化粧直しの際にクリームハイライトを投入して華やかさをプラスしましょう。頬骨の高い位置にクリームハイライトを入れて艶やかな肌を演出。しっとりとしたツヤ感が女っぽさを強調してくれます。
■小顔効果が狙えるハイライト使い
鼻筋や目頭にハイライトを入れると小顔効果が狙えます。顔の中心部に光が集まることで顔の立体感が強調できます。
ハイライトを塗る時にはブラシを使うイメージがあるかもしれませんが、クリームハイライトの場合は指で塗るのがおすすめ。指の体温でクリームハイライトが肌になじみやすくなります。
指でなじませるとヨレる場合には、スポンジがおすすめ。ポンポンと軽くたたくようになじませると、よりナチュラルな感じに仕上がります。
クリームハイライトを塗るとヨレる場合は、これまでご紹介してきたようにつける順番や使うツールに最適なものを使いましょう。
パウダーファンデーションの場合、その上からクリームハイライトを塗るとどうしてもヨレてしまいます。塗る時のツールも重要で、指を使うとヨレてしまう場合はスポンジでなじませるのがおすすめです。
クリームハイライトは、プチプラやデパコス、韓国コスメなどの各ブランドでたくさんの名品が見つかります。ここからは、ぜひ一度は使ってみて欲しいクリームハイライトのおすすめをご紹介していきます。
プチプラコスメのCANMAKE(キャンメイク)の「クリームハイライター」は、キラキラ感が程よくて普段使いしやすいと人気のクリームハイライト。特に「01 ルミナスベージュ」は、肌なじみの良いベージュカラーでナチュラルなツヤ肌が楽しめます。お試しにも丁度いいプチプライスやお直しに最適なコンパクトなサイズ感もおすすめポイントです。
CANMAKE(キャンメイク) クリームハイライター 01 ルミナスベージュ / ¥660
CEZANNE(セザンヌ)の「ハイライトスティック」は、手軽に使えて携帯にも便利なスティックタイプのクリームハイライト。配合されている超微細パールがナチュラルなツヤ感を演出してくれます。
「01 パール入りホワイト」は、くすみを飛ばして毛穴を目立ちにくくしてくれるソフトフォーカス効果もあり。肌にのせるとサラサラになるのでヨレにくいのも魅力です。
CEZANNE(セザンヌ) ハイライトスティック 01 パール入りホワイト / ¥660
RIMMEL(リンメル)の「イルミナイザー」は、しっとりと濡れたような生ツヤ肌に仕上げてくれるクリームハイライト。配合されたパールやパウダーが肌表面の凸凹や色ムラをカバーして、明るい美肌に見せてくれます。
「001 ピュアベージュ」は、肌なじみのいいナチュラルなベージュカラーでイエベさんにおすすめ。リンメルの「イルミナイザー」にはピンクやラベンダーなどブルべさんにぴったりなカラーもそろっているので、ぜひ他のカラーもチェックしてみてください。
RIMMEL(リンメル) イルミナイザー 001 ピュアベージュ / ¥1,320
デパコスのクリームハイライトのおすすめは、もはや大人女子のポーチのマストアイテムとなったTHREE(スリー)の「シマリング グロー デュオ」。人気の秘密は、大人の女性に相応しい洗練されたツヤ感。肌に溶け込むとサラっとしたパウダー状になるつけ心地の良さも高ポイントです。
ハイライトカラーにプラスしてチークカラーやアイカラーにも使えるウォームカラーがセットされた利便性の高さも◎。
THREE(スリー) シマリング グロー デュオ 01 / ¥4,950
CHANEL(シャネル)の「ボーム エサンシエル」は、あらゆるベスコスにランクインしたクリームハイライトの名品。どんなファンデともなじんで、シャネルらしい上品なツヤ感を演出してくれます。
展開はパール入りの「スカルプティング」とナチュラルな仕上がりの「トランスパラン」の2種類。人気なのはより艶やかで透明感も出してくれるパール入りの「スカルプティング」。欠品が多くとにかく人気の商品ですが、待ってでも買いたいと思わせるクリームハイライトです。
CHANEL(シャネル) ボーム エサンシエル スカルプティング / ¥6,050
おしゃれなパッケージが目を引く韓国コスメ「hince(ヒンス)」からは、シャネルの「ボーム エサンシエル」に激似と話題の「トゥルーディメンションラディアンスバーム」をご紹介。バーム状のスティックタイプで、韓国コスメらしいしっかりとしたツヤ感が魅力です。
6色ある「トゥルーディメンションラディアンスバーム」のうちおすすめなのは、微細なパールが配合された「LIGHT(ライト)」。濡れたような生っぽいツヤ感を演出して美肌に見せてくれます。
hince(ヒンス) トゥルーディメンションラディアンスバーム ライト / ¥3,300
ナチュラル系女子に人気のrms beauty(アールエムエス ビューティー)のルミナイザーを一つのパレットに詰め込んだ「ルミナイザークワッド」。色や質感の違う4種のクリームハイライトをメイクや気分に合わせて使い分けることで、メイクの幅が広がります。
rmsのルミナイザーの中でも特に人気のカラーがセットされているので、大活躍間違いなしのクリームハイライトパレットです。
rms beauty(アールエムエス ビューティー) ルミナイザークワッド / ¥6,820
メイクアップアーティストの河北裕介氏がプロデュースする「&be(アンドビー)」のコスメは、お肌にやさしい無添加処方。クリームハイライトの「グロウハイライター」もフリー処方で、石けんやお湯で落とせるのが魅力です。
保湿成分や美容成分がたっぷり含まれているので、濡れたようなしっとりとしたツヤ感が出ます。油分が多めなので、重ねるファンデーションはパウダータイプよりリキッドやクリームタイプがおすすめです。
&be(アンドビー) グロウハイライター / ¥3,300
今どきのツヤ肌メイクに欠かせない「クリームハイライト」。ただテクスチャーが異なるものやパールのありなしなどさまざまな種類があって、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。一緒に使うファンデーションや好みの仕上がりなどで相性の良いクリームハイライトは違うので、ぜひ自分に合ったクリームハイライトを見つけてください。