朝起きたとき、顔がパンパンにむくんでいると外出が嫌になってしまいますよね。特にまぶたのむくみは一番目立ち、二重の方は一重になってしまうことも!そこで今回は、まぶたのむくみの原因と解消法をご紹介します。
【目次】
むくみとは、余分な水分が皮下に溜まっている状態のことです。
水分を摂ると腸で吸収され、血管を通って全身に運ばれるのですが、水分の量が多かったり、血管やリンパ管が水分を回収しきれなかったりすると、皮膚の下に溜まってむくみを招くことになります。
また、睡眠不足によって、寝ている間に老廃物が排出されなかったこともむくむ原因です。
アルコールを飲むことで血管が広がり、血液の流れがゆっくりになることも、老廃物が流れにくくなるので、飲みすぎた翌朝にむくみを感じる方も多いのではないでしょうか。
さらに、運動不足で血行が悪くなっていたり、まぶたを擦る癖があったり、うつ伏せや低い枕で寝ていることもむくみやすくなる原因に!
水分はやわらかいところに溜まりやすいと言われているので、顔の中で最もやわらかい組織のひとつであるまぶたがむくみやすくなるそうです。
まぶたのむくみを解消するなら、マッサージをすることが効果的です。
■まぶたのむくみを解消するマッサージ方法
①まずは首を左右に大きく3回ずつ回し、鎖骨の上にあるくぼみに指4本を入れ、ほぐすように20回ほど押し、顔に溜まった水分を流れやすくします。
②次にあごから耳の上にかけて引っ張りあげるようにマッサージをし、耳の後ろから首筋を通って鎖骨に向けてさすります。
③最後に親指を使って、眉頭の内側のツボと目頭の下のツボを、3秒間ずつ押しましょう。
マッサージをするときは、肌に余計な刺激を与えないように、乳液や顔用のマッサージオイルなどを使って優しく行ってくださいね。
まぶたのむくみがひどいときには、温冷療法を取り入れることもおすすめですよ。
■温冷タオルのやり方
①まず最初に濡らしたタオルをレンジで1分ほど温めて蒸しタオルを作ります。
②2分ほどまぶたに当てたら、今度は冷水タオルで1分ほどまぶたに当てます。
③この温冷タオルを3回ほど繰り返しましょう。
顔の血行を促すことができ、むくみの解消を期待することができます。
泣いた翌朝に腫れたときや、マッサージをそのあとに取り入れるなら、蒸しタオルで温めるだけでもいいですよ。
目の体操を取り入れれば、まぶたや目元全体の血流を良くすることが期待できます。
さらに、筋肉のポンプ作用によって水分の回収が促されるので、むくみ解消に繋げることができるそうです。
■目の体操のやり方
①両目をぎゅーっとつぶって力を入れ、2〜3秒キープします。
②そのあとにすぐパッと目を思い切り開きましょう。
③これを5回ほど繰り返してみてください。
また、黒目だけを左右上下に動かしたりすることもおすすめです。
まぶたのむくみ解消では、朝一番に白湯を飲むことも効果的だと言われています。
朝起きて体温より少し温度が高い白湯を飲むことで、消化器官を温めることができ、代謝が高まって体内の余分な水分や老廃物を排出しやすくすることが期待できるからだそうです。
白湯はレンジで温めることもできますが、やかんで水から温めたものを飲みやすい温度に冷ましてから飲んだ方が健康にもいいそうですよ!
また、一気に飲むのではなく、時間をかけてゆっくりと体に染み渡らせるイメージで飲むことがポイントです。
まぶたのむくみを解消するなら、むくみに良い食べ物を食べることもおすすめです。
むくみ解消に良い食べ物と言えば、カリウムが人気。
カリウムは、体内の余分な水分や塩分を排出する作用があるので、まぶたに溜まった水分も一緒に排出してくれることが期待できます。
バナナなど果物をはじめ、生野菜に多く含まれていますよ。
ただし、水分の多いものはほどほどにしましょう。
このときも白湯と同じように、ゆっくり食べることが大切です。
まぶたのむくみがひどく、早く家を出なければならないときは、すぐに解消することができないことも……。
まぶたに溜まった水分は、立っていれば重力によって下に流れていくそうなので、時間が経てば自然に元に戻ると言われています。
ですので、元に戻るまでの間の対策としてメガネやサングラスなどの小物でむくみを隠すのもいいでしょう。
また、朝のメイクも腫れぼったく見えるピンク系などは控え、ブラウン系でグラデーションアイにすることがおすすめです。
まぶたのむくみの原因と解消法をご紹介しました。
朝起きてまぶたがむくんでいるだけで気分も下がりますし、メイクのりも悪く感じてしまいますよね。
むくんでしまったときは焦らず、できる方法を取り入れてすっきりした目元を取り戻しましょう!