最近ではコンビニでも手軽に買えるギルトフリースイーツ。「罪悪感がない」という意味でダイエット中でもストレスなく食べることができるおやつです。今回はギルトフリースイーツの魅力やおすすめレシピをご紹介します。
【目次】
ギルトフリーとは、英語で表記すると「guiltfree(罪悪感なし)」。主にスイーツに対して使われる言葉で、罪悪感なく食べることができるという意味。
具体的には、以下のようなスイーツのことを指します。
体型を維持するために、カロリーの摂り過ぎは厳禁。摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにするために、日頃から気をつけるのが基本です。
しかし、ダイエットをしていると甘いものが食べたくなるもの。我慢することでストレスが溜まり、ドカ食いしてしまうことも。
そんな時でも、低カロリーのギルトフリースイーツなら安心して食べることができます。
グルテンとは、小麦や大麦などに含まれているたんぱく質のこと。パスタやカレーのルー、ピザなど、様々な食品に含まれています。
欧米では、グルテンを摂取すると様々な体の不調を訴える人が増加。原因は、グルテンに反応して小腸に炎症が起こること。その結果、頭痛や発疹、消化器系の異常などの症状が出ることも。
海外セレブなどがグルテンフリー生活を始めたこともあり、最近は日本でもグルテンフリー生活をする人が増えてきました。
小麦粉などを使わずに作られたグルテンフリースイーツは、不調の原因になる心配もないギルトフリースイーツです。
血糖値の急激な上昇を防ぐ低糖質ダイエットも定番。スイーツと言えば糖質の塊というイメージが強いので、ダイエット中は控えるのがお約束です。
しかし最近は、糖質をカットするのではなく、血糖値を緩やかに上昇させるような低糖質な食生活が注目されるように。
そのような食材を使ったスイーツは、甘いものがやめられない人にとってギルトフリースイーツと言えるでしょう。
ガゼインとは、乳製品に含まれているたんぱく質のこと。グルテンと同じく、体の不調の原因になると言われています。
腸への悪影響や肌の炎症を防ぐために、ガゼインフリーの食生活に切り替える人も。
牛乳の代わりに豆乳を使うなど、不調の原因を取り除くことでリスクを減らすのもギルトフリースイーツの一種です。
スイーツの材料としては基本であるバターや白砂糖などは、美味しくはなりますが決して体に良い食品とは言えません。
バターや卵は高カロリー食品、中毒性が強い白砂糖は、過剰摂取によって体に悪影響を及ぼします。
これらの食材を使わないスイーツも、もちろんギルトフリースイーツです。
健康やダイエットに良くないものを取り除くだけでなく、体に良いものをプラスするのもギルトフリースイーツ。
素材そのものの甘味を活かしたり、ミネラルが豊富な食材を使ったスイーツなど、バターや砂糖を使ったスイーツに負けないくらい美味しく食べることができます。
スイーツに興味がない女性は少ないはず。許されるのであれば、何も考えずに好きなスイーツを食べたい!と思っている方は多いでしょう。
しかし、スイーツと言えばカロリーが高く、決して健康的な食べ物とは言えないのが現実。美と健康のためには我慢するべきという罪悪感と闘いながらの日々ではないでしょうか?
そんな調子では、せっかくのご褒美スイーツの美味しさも半減。
しかし、ギルトフリーなら、スイーツ好き女子達も心の底から楽しんで食べられるのが大きな魅力です。
■手軽に購入できる
ギルトフリースイーツは、手軽に購入できるのも魅力のひとつ。
ギルトフリースイーツブームのきっかけとなった「ブリスボール」は、東京をはじめ大阪や名古屋など各地のカフェでデザートとしてメニューに並んでいます。
また東京にあるブリスボール専門店「FOOD JEWELRY(フードジュエリー)」ではオンラインでも購入可能。
その他にも、ネット通販ではケーキやチョコレートなど様々なギルトフリースイーツのお取り寄せも人気です。
コンビニには、トレンドに敏感な商品が揃っています。もちろん、ギルトフリースイーツのラインナップも豊富。
ひと昔前までは、コンビニの食べ物は「高カロリー」「添加物が多い」というイメージでしたが、今や健康的な商品がかなり増え、子供からお年寄りまで安心して食べることができるものが沢山!
ギルトフリースイーツも手軽に購入できます。
■「ナチュラルローソン」のお菓子
「ナチュラルローソン」は、美容と健康を意識したコンビニ。
例えば、スーパーフードである「チアシード」入りのクッキーやドライフルーツ、オリーブオイルで揚げたポテトチップスなど。
低カロリーで美味しく食べることができるスイーツが沢山あります。
■低糖質チョコレート
疲れた時に食べたくなるチョコレート。しかし、高カロリーで糖質も多いので、我慢するという方も多いのでは?
コンビニでは、低糖質のチョコレートも手軽に購入することが可能。
LOTTE(ロッテ)「乳酸菌ショコラ ハイカカオ」、LAWSON(ローソン)「ココナッツシュガーチョコレート」、meiji(明治)「ザ・チョコレート」シリーズなどがおすすめです。
■素材にこだわったアイスクリーム
たまに無性に食べたくなるアイスクリームですが、ギルトフリーの商品があればいつでも安心して食べることができます
・Glico(江崎グリコ) SUNAO(スナオ)シリーズ
「糖質オフなのに美味しい」がコンセプトのアイス。豆乳やとうもろこし由来の食物繊維を配合するなど、こだわりの素材から作られています。
種類も豊富で、ソフトクリームやモナカ、カップアイスなど。どの商品も糖質は40~50%オフの10g以下。カロリーも控えめで、中には100kcal以下の商品もあり、ダイエット中のギルトフリースイーツとしても優秀です。
・BEN&JERRY'S(ベン&ジェリーズ) ミニカップ
人工着色料や成長ホルモン剤を使用したミルク不使用のアイス。さらに、着色量として野菜を、香料にペパーミントやバナナを使用するなど、できる限り体に優しい原料を使っています。
アメリカ生まれのアイスなので、日本ではなかなか見かけないフレーバーが多いのも魅力的。季節によって限定商品もあり、10種類以上のフレーバーから選べます。
なんと、フレンチトーストの甘味を、美容と健康に良い甘酒で代用する方法も。ブランチにもぴったりです。
■材料(1人分)
・フランスパン 3切れ
・甘酒 50cc
・卵 1個
・お好みのアイス 適量
・いちご 2粒位
・粉糖 少々
・オリーブオイル 大1
■作り方
1.甘酒と卵をバットに入れて混ぜ合わせ、フランスパンを浸します。できれば、そのままひと晩冷蔵庫で保存しましょう。
2.フライパンにオリーブオイルを入れて熱したら、1.を両面に焦げ色がつくまで焼きます。・
3.焼けたらお皿にのせて、お好きなトッピングを。最後に粉糖をかけてでき上がりです。
はちみつとヨーグルトで作るスイーツ。ほんのり甘く、食感も癖になります。
■材料(5、6人分)
・プレーンヨーグルト 400g
・生はちみつ 大4
・キウイ(緑) 1個
・キウイ(黄) 1個
・オレンジ 1個
・ブラックベリー 10個
■作り方
1.ヨーグルトとはちみつを混ぜておきます。オレンジとキウイは皮をむいて輪切りにしておきます。
2.バットなどにクッキングシートをひき、1.のヨーグルトを流し入れたら、フルーツ類をバランス良く並べます。
3.冷蔵庫で5時間以上凍らせます。しっかり凍ったら、お好きな形にカットして食べましょう。
粉の代わりにおからを使ったヘルシーパウンドケーキ。ボリュームもあり腹持ちも良いです。
■材料
・生おから 100g
・ゼロカロリー砂糖 大3
・ベーキングパウダー 小1
・卵 2個
・バナナ 1本
・豆乳 大3
■作り方
1.ボウルにバナナと豆乳を入れて、バナナをつぶしながら混ぜ合わせてペースト状にします。
2.残りの材料をすべて加えて、泡だて器でよく混ぜます。
3.シリコン製のケーキ型に入れて600wの電子レンジで5分加熱したら出来上がり。
表面が少々濡れていても余熱で火が通ります。竹串で刺してみてベッタリついてくるようなら、10秒ずつ様子を見ながら加熱してください。
粗熱が取れたら、ラップやアルミホイルで包んでおくとしっとりします。
ハードルが高いチョコケーキも、豆乳とビターチョコで作ればギルトフリーに。軽い食感で食べやすいです。
■材料(4人分)
・豆腐 150g
・おからパウダー 大6
・ラカント 大3
・卵 2個
・ビターチョコレート(カカオ70%以上) 50g
・純ココアパウダー 大1
・オリーブオイル 大1
・ミックスナッツ 20g
・カルダモンパウダー 少々
■作り方
1.卵にラカントを加えて白っぽくなるまで泡立てます。
2.豆腐をブレンダーや泡立て機でクリーム状にしておきます。
3.1.におからパウダー、純ココア、カルダモンパウダーを入れて混ぜます。
4.チョコを細かく砕いて500wの電子レンジで1分加熱します。取り出してよく混ぜてから、さらに1分加熱して溶かします。
5.3.に2.と4.を加えてしっかり混ぜて、焼き型に入れてから上にナッツ類をのせます。
6.180度に予熱したオーブンで40分焼きます。
牛乳の代わりに豆乳を使ったギルトフリーアイス。甘味もノンカロリーのラカントを使うので、ダイエット中にも食べることができます。
■作り方(バット1皿分)
・成分無調整豆乳 200cc
・ラカント 大5
・レモン汁 大1
・バニラエッセンス、ラム酒など 少々
■作り方
1.豆乳にラカントを入れてミキサーで4倍くらいになるまで泡立てます。
2.バニラエッセンス(ラム酒でもOK)とレモン汁を加えて、ツンと角が立つくらいまで泡立てます。
3.3~5時間冷凍庫で冷やしたらでき上がりです。
ギルトフリースイーツは、美容や健康が気になる方でも安心して食べることができます。ギフトにも喜ばれるので、ぜひおすすめレシピを参考にして作ってみてください。