メキシコはメキシコシティやカンクンなどの観光エリアが多く、料理もおいしい国です。ここでは、メキシコの気候やメキシコ旅行に適した服装についてご紹介します。
【目次】
メキシコには日本のような四季はなく、季節は乾季と雨季に分けられます。面積が日本の約5倍と広いため、同じ時期でも北と南、内陸部と沿岸部では気候が大きく異なります。
地理的にはアメリカとの国境からメキシコシティなどが位置する中央高原部までは乾燥帯、メキシコ湾岸沿いや太平洋側は温帯、ユカタン半島や南側は熱帯です。
ただし、地理的に同じでも、標高によって気温は異なり、メキシコシティなどの標高が高い場所は日中と夜間の気温差にも気を付けなければなりません。メキシコの主な観光地の天気を確認してみましょう。
■乾季
首都のメキシコシティやオアハカ、レオンなどがある中央高原地帯の乾季は10月から5月です。メキシコシティの最高気温は20度から23度程度ですが、最低気温は7度程度で、寒い日は5度以下になることもあります。
カンクンなどがあるメキシコは年間を通して暑いイメージですが、乾季の中央高原地帯を訪れる場合は、防寒が必要でしょう。
ビーチエリアの乾季は4月から12月です。気温は12月でも17度程度まで上がり、晴れが続くので観光のベストシーズンです。
■雨季
中央高原地帯の雨季は6月から9月です。観光地の最高気温は20度から25度程度ですが、雨が降ると気温が下がり、肌寒く感じます。メキシコ中央部の砂漠地帯は40度程度まで上がるので、暑さ対策が欠かせません。
ビーチエリアの雨季は5月から11月です。スコールが降りますが、湿度は低く、晴れ間も多いので、日本よりは過ごしやすいと感じるでしょう。ただし、ハリケーンには注意が必要です。
また、メキシコ人でも疲れを感じるほど暑い日もあるので、熱中症対策が必要でしょう。
メキシコ旅行に行く時はパスポートやお金、クレジットカード、航空券、着替え、緊急時の連絡先リスト、常備薬などの他に次のものがあると便利です。
■羽織りもの
朝晩に冷え込むメキシコシティなどでは暑い時期でもパーカーやカーディガンの羽織りものが役立ちます。また、年間を通して暖かいビーチエリアでもホテルやショッピングセンターはエアコンが効いていて肌寒いので、さっと羽織れるものがあると役立つでしょう。
■紫外線対策グッズ
メキシコは日差しがきついです。帽子や日焼け止め、日傘、サングラスなどの紫外線対策グッズを持って行きましょう。
■防寒グッズ
乾季の中央高原地帯を旅行する時はマフラーや手袋、カイロなどを準備すると安心です。
■乾燥対策グッズ
乾季や砂漠地帯などは空気が乾燥しています。目薬やマスク、保湿用化粧品などの乾燥対策できるグッズが使えるでしょう。
■雨具
雨季は晴れていても突然雨が降り出します。コンパクトに畳めるレインコートや折り畳み傘をバッグに入れておきましょう。
■虫よけ
遺跡周辺などには虫がいることがあります。
■スポーツドリンクの粉末
水に溶かすだけでスポーツドリンクを作れる粉末は暑い季節の熱中症予防に役立ちます。
乾季にメキシコシティなどの中央高原地帯を訪れる場合は、コンパクトに持ち運べるダウンジャケットやダウンコートが役立ちます。ニットやロング丈パンツと組み合わせると、寒さを感じず、快適に旅行を楽しめるでしょう。
乾季のビーチエリアは気候が良いため、快適に過ごせます。半袖でも問題ありませんが、エアコンなどの冷えが心配な人はストールを用意すると良いでしょう。ストールはメキシコの強い日差し対策にも使えます。
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雨季の中央高原地帯に行くなら、温度調節できる服装がおすすめ。着脱が簡単なロングシャツを羽織っておけば、朝と夜の冷え込みや雨が降った後の気温の低下にも対応できるでしょう。
雨季のビーチエリアは気温が上がって暑いです。熱中症にならないようにノースリーブのトップスやマキシスカートで涼しい服装に仕上げましょう。明るい色のスカートなどを着ると、メキシコの陽気な気分を満喫できます。
首都のメキシコシティや植民地時代の建造物を見れるオアハカ、カラフルな街並みが美しいレオンなどを観光する時はが動きやすい服装が良いでしょう。Tシャツ×ミドル丈スカートは観光地で歩き回っても疲れにくいです。
カンクンなどのメキシコのビーチを散歩する時はボーダー柄トップスとデニムショートパンツでマリン風の服装に仕上げるのがおすすめ。丈が短いパンツを穿いていると、突然海に入りたくなっても大丈夫です。
レストランでメキシコ料理を堪能するなら1枚でおしゃれに決まるワンピースがぴったり。現地で人気のカジュアルなレストランに行く場合は、スニーカーで外すと周りから浮きにくいです。
メキシコは階級社会なので、高級ホテルなどに行く時はきれいめファッションを意識するのがポイント。女性はサマードレスやワンピース×ジャケットできちんと感を出しましょう。ヒールパンプスを履くと、かっちりとした服装になります。
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メキシコにはチチェン・イッツァやティオティワカンなど有名な遺跡が多いです。遺跡では強い日差しに当たるので、訪れる時は日よけできるカーディガンや帽子を用意しましょう。ボトムスはデニムパンツにすると、動きやすいです。
IENA(イエナ) C/麻 クルーネックカーディガン / ¥12,960
メキシコは観光地が多く、料理もおいしい国です。旅行などでメキシコを訪れる時は季節や場所、シチュエーションに合った服装を選びましょう。