不倫が発覚する原因になりやすいのが、不倫カップルのLINE(ライン)です。そこで今回は、ラインは不倫の証拠になるのかどうかや、不倫がバレないラインの削除の方法などをご紹介します。
メールに変わるプライベートの連絡手段の一つになっているライン(LINE)は、不倫が発覚して修羅場になるきっかけになることがあります。また、不倫の証拠として使われることがあります。
■デートの相談
例えば、デートの日時や場所を相談しているラインは、不倫が疑われる証拠になりやすいですね。退社時間を相談している場合も、退社後にデートするのが予想できるので、不倫している可能性が高いですね。
■愛情表現
不倫カップルは、なかなか思うようにデートができないこともあります。したがって、ラインで「好きだよ」「早く会いたい」などのような愛情表現をすることもあり、不倫が発覚するきっかけにもなります。
また、デート後に「今日は会えて嬉しかった」「今度は〇〇に行こうね」などのように、デート後にお礼を行っていたり、次のデートの話をしている場合も不倫の可能性が高いですね。
■日常生活の報告や仕事の愚痴
不倫カップルは、日常生活のちょっとした出来事を報告したり、仕事の愚痴を話していることも多いですね。お互いを気遣ったり、労ったりして絆を深めているカップルも少なくありません。
ラインは、カップル間で浮気を問い詰める際の証拠の一つとして扱われることが多いものです。
不倫は、民法で禁止されている不貞行為です。したがって、禁止している不倫をしていた場合は、不倫していたパートナーと不倫相手に慰謝料を請求することができます。
また、ラインは、不倫発覚後から離婚をする場合、慰謝料や財産分与などを有利に進めるための材料として使われることがあります。
ただし、証拠として使えるかどうかは、いくつか条件があります。
■継続的な肉体関係があったとわかる内容の場合は証拠になる
例えば、不倫は、「配偶者以外の不貞行為が継続している」ことです。したがって、継続的な肉体関係があったとわかる内容の場合は証拠になりやすいですね。キスや性行為の写真や動画をやり取りしている場合は、不倫の証拠となりやすいですね。
■不倫だと断言できない場合は証拠になりにくい
一方、「愛してる」のような愛情表現や、「ぎゅっとしたい」などのようなスキンシップを感じさせるようなやり取りは、実際に不貞行為があるかは断定できないので、不倫の証拠にはなりにくいですね。
デートの約束も不貞行為があるとは限らないので不倫の証拠にはなりにくいですね。
実際にはほとんどデートをしておらず、出会い系アプリ内でのやりとりや、LINEだけの関係の場合も、不倫とは認定されにくい傾向があります。
不倫がバレるきっかけになったり、不倫の証拠になることもあるラインですが、不倫がバレた時に備えてラインには証拠を残さないように注意している人もいます。
■ロックは基本
まず、ラインには、ロック機能がありますよね。ラインの内容を他人に見られたくない場合は、ロックしておくのは基本ですね。
■登録名は同性
そして、ラインでの不倫相手の登録名は、不倫相手だと思われにくい同性にしている方は多いですね。
■友達や仕事関係者を装う
また、名前だけでなく、ラインの文章の内容も注意している方もいます。
気心の知れた親友相手のような簡潔な文章や、仕事関係者相手のようなかしこまった文章でのやり取りは、一見不倫しているとは思われにくいですね。
デート中の写真や動画は不倫の証拠になりやすいので、残さないようにしている方も多いですね。
しかし、浮気相手と頻繁にラインのやり取りをしていると、内容が恋人らしくなくても不倫をしていると疑われやすくなります。巧妙に不倫を隠す人は、連絡の頻度も少ない傾向があります。また、不倫相手とのラインはパートナーと離れている日中に行い、夜や週末は連絡を絶っている人も、不倫がバレにくいですね。
■トーク履歴を削除や非表示にしてブロック
その他にも、不倫相手とのラインは常に削除していたり非表示にしている方もいます。また、不倫相手を普段はブロックをしていて、連絡を取る時にのみブロックを解除するという方法を利用している方もいます。
この方法でしたら、自分が携帯電話から目を離した際にラインをチェックされても、不倫の証拠は見つかりにくいですね。
ラインでの不倫相手とのトークを非表示や削除している方は少なくありません。しかし、非表示や削除にしていることで不倫がバレることもあります。
■非表示や削除に気づかれる
例えば、パートナーが不倫を疑っている場合、以前見たトークが削除されていたり、非表示にされていれば「隠したい」と思っていることを示すことになります。
したがって、パートナーに安易に携帯電話を触らせるのは、実は不倫がバレやすくなるリスクがあります。
非表示にしているトークを表示させるように設定を変えれば、不倫相手とのやり取りがすべて明るみになってしまいます。
トーク履歴からいつも利用しているホテルがわかれば、不倫中にパートナーからこっそり追跡され、不倫の決定的な証拠を掴まれやすくなります。
■バックアップを復元すると削除していたトーク履歴が復活
また、不倫相手のラインを削除している方の中には、ラブラブなやり取りを残しておきたいため、バックアップを取ってからトーク履歴を削除している方もいます。
しかし、パートナーの不倫を疑っている場合に、「浮気をしていない証拠を見せて」と迫り、ラインのトークのバックアップを復元してもらった結果、削除していたトーク履歴が復活して不倫がバレるというケースもあるようです。
したがって、バックアップを残すのは不倫がバレやすくなるリスクがありますので注意したいですね。
ラインは、不倫の証拠になりやすいので、カップル間でのやり取りには注意が必要です。また、夫婦間でスマホを自由に見れる場合は、安易に削除をしたり、ブロックをすると、かえって浮気を疑われるケースもあります。