仕事で毎日ワイシャツやブラウスを着る方にとっては、ワイシャツの収納方法を変えるだけで、朝の準備がぐっと楽になります。そこで今回は、ワイシャツの基本の畳み方や、便利な収納ケース、100均グッズの活用法をご紹介します。
【目次】
ワイシャツの収納方法の定番は、畳んで棚や収納ケースに収納する方法です。重ねてコンパクトにまとめることができますし、持ち運びもしやすいのがメリットです。
綺麗にアイロンがけをしても、シワがつきやすいワイシャツやブラウスは、畳み方次第ではまたシワがついてしまってガッカリすることがありますよね。
■ワイシャツの畳み方の手順
シワが目立ちにくいワイシャツの畳み方は、広い場所で行うことが重要です。まずは、ベーシックなワイシャツの畳み方をご紹介します。
①最初に、ワイシャツの第1ボタンと第3ボタンのみを留めます。全てボタンを留めてしまうと、シワがのばしにくくなります。
②ワイシャツを背中が見えるように広げたら、シワをのばして整えましょう。
③次に、ワイシャツの左肩の肩幅の半分辺りから、袖を右側に持って行くようにして中心に向かって折ります。この時、折り目が真っすぐに垂直になるように意識しましょう。
④その後、袖を谷折りに折り返します。この時、袖が③の折り目と平行になるようにして折ります。折り目は、左肩と左袖の境目から斜めになるように畳むのがポイントです。
⑤右肩と右袖も同じようにして畳みます。
⑥次に、腕と袖口の境目から上向かって谷折りにしたら、そのまま裾や袖口を襟元に持って行くようにして二つ折りにします。
次にご紹介するのは、お店でも見かける袖口を見せるワイシャツの畳み方です。おしゃれなだけでなく、長袖か半袖かどうかが一目見てわかるので、衣替えする際にも便利ですよ。
基本的には先ほどご紹介した基本の畳み方と①~③までは同じです。
その後は、左の袖口を襟に持って行くようにして上に折るのがポイントです。右腕は平仮名の「く」になるように折りますが、畳み終えた時に、肘部分や袖口が脇から見えるように折りましょう。
最後に、二つ折りにしてまとめれば完成です。
正面から見ると、長袖の片方の袖が見えているので、収納する際にわかりやすいですよ。
次にご紹介するのは、型紙を使ったワイシャツの畳み方です。
畳み方は、先ほどご紹介した基本の畳み方や袖口が見える畳み方のどちらでもOKです。
最初に、ワイシャツの第1ボタンと第3ボタンのみを留め、ワイシャツの背中を表に見えるように広げたら、襟の下に型紙を置きます。あとは型紙に合わせてワイシャツを畳んでいき、最後に二つ折りにする際に型紙を抜き取ります。
このように型紙に合わせてワイシャツを畳むことで、同じ大きさに畳むことができますので、収納する際に便利ですし、見た目も統一感があり、おしゃれに見えますよ。
型紙は、ワイシャツを購入した場合に付属されている厚紙でもいいですし、A4サイズのクリアファイルを使用するのもおすすめです。収納したい場所の広さに合わせて手作りするのも良いですね。
仕事で毎日ワイシャツやブラウスを着用する方は、持っているシャツの数も多いので、収納場所に困りますよね。そんな方におすすめしたいのは、ワイシャツやブラウス専用の収納ケースを利用することです。
dinos(ディノス)の「ワイシャツ収納ラック 縦型」は、ワイシャツを1枚ずつ収納することができるので、ワイシャツが取り出しやすいのが魅力です。せっかく畳んだワイシャツを型崩れさせる心配もしなくていいので、忙しい朝もスピーディーに準備することができます。
dinos ワイシャツ収納ラック 縦型 / ¥12,852
クローゼットやハンガーラックのポールに吊り下げることができるのは、ニトリの「吊り収納5段」です。専用の収納ボックスを利用すれば、小物類も収納できるので、ワイシャツ収納だけでなく、さまざまな使い方ができる収納アイテムですよ。
ニトリ 吊り収納5段 ブラウニー / ¥999
次にご紹介するワイシャツの収納アイテムは、無印良品の「吊るせる収納・シャツポケット」です。省スペースの吊り下げ収納アイテムで、後ろにネクタイ収納ができるのがメリットです。ハンガータイプですので、比較的設置場所も選ばないのが嬉しいですね。
無印良品 吊るせる収納・シャツポケット / ¥2,490
リーズナブルなワイシャツの収納ラックとして注目を集めているのが、100均でも購入できるレターケースをワイシャツの収納ケースとして活用する方法です。
ワイシャツの量に合わせて重ねる事ができるので、必要な分だけ購入すればいいのも嬉しいですね。
また、A4サイズのクリアタイプのファイルボックスを利用する方法もあります。型崩れがしにくく、重ねることもできますし、ブックスタンドを利用して立てることもできるのがメリットです。旅行や出張する際に、ワイシャツを持ち歩く場合にも活躍してくれます。
ただし、A4サイズに収まるようにする必要がありますので、あらかじめ型紙を利用して畳むようにしましょう。
洗濯後にハンガーにかけるだけのワイシャツ収納法は、忙しい大人女子にもおすすめです。アイロンがけした後もシワになりにくく、移動もカンタンにできるのがメリットです。
ただし、ワイシャツやブラウスを長時間ハンガーにかけておくと型崩れする場合もありますので、シャツの肩幅に合ったハンガーを選ぶようにしましょう。
また、アイロンがけしているものとそうでないものは区別したり、色別に分けておしゃれに見せることも、ハンガーにかけて収納する場合のコツですね。
しわになりやすいワイシャツやブラウスは、収納する前の畳み方が重要です。また、収納方法を工夫することで、シャツのしわを予防できます。ぜひ、ご紹介したワイシャツの収納方法を活用してみてくださいね。