旅行で履く靴の第一条件は、たくさん歩いても疲れない履き慣れた靴。もともと靴自体が足が疲れにくいように作られたものは、長時間の歩行で違いを実感できます。そこで今回は、旅行で履く靴のおすすめをシーン別・季節別でご紹介します。
【目次】
旅行で履く靴は歩きやすくて疲れにくいものが理想的です。その点では、ヒールの高い靴や買ったばかりの靴は向いていません。とはいっても、旅先でおしゃれなお店にショッピングに行ったり、リゾート地を散策したり、ドレスコードのあるようなレストランに行ったりする場合は、最適な靴が違ってきます。
そこで今回は、シーン別や季節別でおすすめの靴をご紹介します。まずは、旅行で履く靴選びのポイントとNGな靴のご紹介。靴選びの際にぜひ参考にしてください。
【旅行で履く靴選びのポイント】
■歩きやすいのはローヒール
ローヒールの靴は歩きやすく疲れにくいので旅行に最適です。ただ、ぺたんこ過ぎると逆に足が疲れるという人もいます。旅行で履く靴は普段から履き慣らしておいて、自分でベストだと思う靴を選んでおきましょう。
■ソールが薄いものは足が痛くなる場合も
旅行で履く靴はヒールの高さも大事ですが、ソールの厚さも重要です。厚底の靴は足裏への衝撃が薄らぐので、当然疲れにくい靴といえます。ソールが薄いものはその逆なので、長時間歩くと足裏が痛くなることもあります。ソールにも注目して靴を選びましょう。
■クッション性のある靴は楽ちん
靴の仕様でインソールにクッション性のあるものは、着地した時の足裏への衝撃を和らげてくれます。観光がメインの日はクッション性の高いスニーカーなどがおすすめです。
■行動に応じた靴選びを
歩きやすいスニーカーがベストとは言っても、ショッピングがメインの日ならおしゃれな靴が履きたいですし、レストランでディナーの日にはヒールのあるパンプスが必要です。旅行中の行動に応じて、最適な靴を何足かスーツケースに入れておきましょう。
【旅行で履くNGな靴】
■観光がメインの日のハイヒールは避けて
足が痛くなっては観光が楽しめません。観光がメインの日にはハイヒールの靴は絶対にNGです。
■安定感のない靴
ヒールが細い靴は安定感に欠けるので、歩く際に気を使ってしまいます。ヒールがある場合もチャンキーヒールなどの安定感のある靴を選びましょう。
■履き慣れていない靴
旅行に必要なものを揃える際に、靴も新調するのは危険です。履き慣れていない新品の靴は、スニーカーだったとしても足に合っているとは限りません。必ず旅行の前にしっかり履きこんでおいて、履き心地のいい靴を選びましょう。
海外へ旅行に行く場合は飛行機に乗るので、機内コーデも重要になります。機内ではいかにリラックスして体を休めるかがポイント。そんな時に意外と重要なのが機内で履く靴。
飛行機に乗るまで履いていた靴は脱いで、足をリラックスさせてあげることができるサンダルやスリッパなどに履き替えましょう。この時に履く靴はホテルの部屋でも使えるので、使い捨てのスリッパでもいいですが、お気に入りのサンダルでもOK。足が楽になるものを選びましょう。
観光がメインの日は、思った以上の距離を歩くことになる場合もあるので、履き慣れた歩きやすく疲れにくい靴が最適です。
特に足場の悪い場所が多い観光地に行く場合は、ヒールのある靴よりスニーカーがおすすめです。春なら、白のスニーカーを使って足元で軽やかさを演出しましょう。
観光がメインの日におすすめの靴の一つがフラットなパンプス。ただ、人によっては低めのヒールがある靴の方が疲れにくいという方もいらっしゃるので、自分にあった靴を選びましょう。
フラットパンプスでおすすめなのが屈曲性が高いタイプ。スムーズに足を運ぶことができるのでノンストレスなのが魅力です。足の甲が見えるデザインのキャメルカラーのパンプスは、抜け感もあって春におすすめです。
夏ならトレンドのスポーツサンダルも歩きやすくて涼しいので、観光におすすめの靴。さらに厚底タイプのものなら足裏のストレスを軽減できて、疲れにくさがアップします。
スポーツサンダルはボーダーT×デニムといったボーイッシュなカジュアルコーデには相性抜群ですが、カジュアルなスカートコーデにも◎。
クッション性の高さで歩きやすさや疲れにくさが特化した高機能スニーカーは、観光で長時間歩いた時に、他の靴との違いを実感させられる靴です。
高機能スニーカーはローテクタイプよりスポーツテイストが強いので、あえてそのルックスを生かしたスポーツMIXのコーデがおすすめ。ボーダーT×デニムのカジュアルコーデなら違和感なく馴染みます。
大人女子にとっての旅行の目的の一つはショッピング。今日は一日ショッピングしたり、カフェでのんびりしたりといった日なら、歩きやすさに加えておしゃれ見えするかも靴選びのポイントになります。
夏ならベージュ系でまとめたタンクトップ×ショーパンのコーデの足元に、黒のバレエシューズで大人可愛さを。フラットなシューズは足元に抜け感を作ってくれるので、おしゃれな海外の街並みに似合います。
石畳の多い海外の街を散策する際の靴は、ヒールのある靴だと歩きにくいのであまりおすすめできません。ウェッジソールのサンダルなら凸凹の道でも歩きやすく、厚底なので疲れにくいので最適です。
秋冬の旅行コーデは服の色みがダークで重い印象になってしまうので、足元には今どきな抜け感を演出してくれるスニーカーが似合います。
コンバースはキャンバス地の素材感が、重く地味になりがちな秋冬のコーデに軽やかさをプラスしてくれます。ただ、ソールが薄く疲れにくいとは言い難い面もあるので、観光がメインでない日のコーデにおすすめです。
旅行先が欧米の場合、レストランで食事をする際などに欠かせないのが、レストランで定められたドレスコード。高級ホテルなどで食事をする場合は、ヒールのある靴を履いて行くのが無難です。
南国リゾートのレストランならサンダルがベスト。大人っぽいブラックワンピの足元には、ヌーディなサンダルを合わせて女っぽい足元を作りましょう。
旅行で履く靴を選ぶポイントは、第一に歩きやすく疲れにくい靴を選ぶこと。シーンや季節によっては選ぶポイントが変わるので、旅行のプランを立てる際に最適な靴を想定してスーツケースに入れましょう。今回ご紹介したシーン別・季節別のおすすめの靴もぜひ参考にしてください。