誰しも自分の顔にコンプレックスがあるものですが、離れ目もそのひとつ。しかし、離れ目は眉毛次第で解消することが可能!今回は、離れ目を解消するメイクのやり方や注意点を、おすすめアイテムと共にご紹介します。
【目次】
離れ目とは、いったいどのくらいの間隔のことを言うのか?まずは、自分が離れ目かどうかをチェックしてみましょう。
一般的に整った顔立ちとされる「ゴールデンプロポーション」とは、目と目の間の間隔が「1:1:1」。目と目の間に、すっぽりと目が入るのが理想的なバランスです。
それに対して、左右の目の間隔がこれよりも広いのが離れ目。つまり、目と目の間が、目の幅よりも広い場合です。
ちなみに、目と目の間が目の幅よりも狭い場合は「寄り目」と言われます。
離れ目にコンプレックスを感じている人もいますが、悪いことばかりではありません。
離れ目と言えば幼くて素朴な印象。逆に寄り目は大人っぽくてクールな印象というのが基本的。
子供っぽく見えるのが嫌だという意見も多いですが、実は芸能人でも離れ目の女性は沢山!
例えば、永野芽郁さんや小松菜奈さんなど、異性はもちろん同性からの人気も高い女優さんが多いです。
離れ目を活かすメイクや服装次第で大人っぽい雰囲気をプラスしてギャップを演出すれば、男性ウケの良いモテ顔になれるでしょう。
離れ目のせいで、年齢よりも子供っぽく見えるのが嫌!というのが最大のお悩みでしょう。また、顔がのっぺりした印象になるのが気に入らないという意見も。
幼く見えることで損をすることもありますが、目が近い人にもそれなりの悩みはあるはず。
見た目の悩みを解決する方法は、メイクが一番!特に、離れ目の場合は眉毛メイクがキーポイントになります。
離れ目をカバーするために、基本の眉毛の書き方との違いを確認しておきましょう。
■基本の描き方
眉毛の形は、小鼻と目頭を結んだ延長線上に眉頭があり、黒目の外側の真上に眉山があるのが一般的。
目と目の間隔が普通の方は、この描き方でOKです。
■離れ目の場合の描き方
左右の眉頭の間隔が広くなると余計に目が離れて見えるので、基本の位置よりも少々内側に描くのがコツ。
小鼻と目頭を結んだラインの延長線上よりも、少々内側まで眉頭の位置をずらしましょう。
また、アイブロウの色も印象を操作しやすいポイントです。眉尻の方が濃いと外側に重心が傾いてしまうのでより離れ目に。
眉頭にカラーをしっかりめに入れて、重心を眉頭に置くことでバランスが良くなります。
■眉毛の色
眉毛のカラーは、自眉の色に近いものを選ぶのが基本。
離れ目の方は、眉頭の色を若干濃くするのが効果的。通常眉毛は眉尻に向かって色が濃くなっているので、眉頭のみに色を入れても良いでしょう。
■眉毛の長さ
離れ目をカバーするには、眉尻を短めに描くのが効果的。眉尻が長いと、視線が外側に集まりやすいので離れ目を強調することに。
小鼻と眉尻を結んだラインよりも少々短めに描いてください。
眉頭は、自眉よりも少々内側に描くことで、目の間隔を狭く見せることができます。
■眉毛の形
ポイントを眉頭に置くのが、離れ目カバーメイクの鉄則。眉頭を太めに、眉尻に向かって細くなるように描きましょう。
離れ目はメイクで解消することが可能!
一番重要なのは、眉毛を含め顔のパーツを中心に寄せること。顔の真ん中に視線を集めることで、求心顔に見せることができます。
そもそもアイラインは、目を縦に大きく見せるためのメイク。離れ目の場合は、どちらかというと内側に長く見せたいので、アイラインも内側を意識するのがコツです。
まずは通常のアイラインを、目の横幅と同じ長さに、もしくは若干短めに引きます。アイラインが目尻からはみ出していると、離れ目が強調されてしまうので要注意。
特に、一重や奥二重の方は、アイラインが長いと余計に切れ長になってしまうので、目尻からはみ出ないように。
次に、目頭に「く」の字の切開ラインを入れて、目が中央に寄っているように見せます。ペンシルライナーを使って、目頭のキワにラインを入れ、アイラインとつなげることで、内側に重心を持たせましょう。
仕上げに、リキッドアイライナーで、ペンシルで描いたラインをなぞります。筆の先を目頭に軽く置くイメージでスーッとなぞりましょう。
ただし、切開ラインを入れると目がハッキリして派手な顔立ちになります。すっぴんのようなナチュラルメイクがお好みの方には濃すぎることもあるので気をつけてください。
離れ目を解消するには、ブラウンのアイシャドウを使って陰影を作るのがおすすめ。ブラウンの中でも、ベージュのような薄いタイプではなく、グラデーションの中間色くらいのやや暗めがベストです。
特に、目頭を中心に暗めのブラウンを入れることで、ホリの深さを演出。目と鼻の間にホリが生まれることで、目の間隔が狭く見えます。
ただし、目頭のアイシャドウはヨレやすいので、メイク崩れの原因に。アイシャドウベースを活用して、キープ力や発色を良くするのもポイントです。
マスカラも、目頭側をしっかりめに立ち上げることで離れ目をカバー。
普段ビューラーやマスカラを使う時は、おろそかになりがちな目頭。しかし、意識的に上向きにすることでかなり印象が変わります。
まずはビューラーでしっかり立ち上げますが、やりにくい場合は小さめのビューラーを使うと良いでしょう。目尻側は軽くでOKです。
マスカラは、全体的に丁寧につけてから、目頭のみもう一度ブラシで重ねつけします。
目頭のまつ毛が上を向いていれば、離れ目解消はもちろんぱっちり目に見える効果も。
つけまつげを利用する場合は、眉尻が長いタイプを使うと逆効果。眉頭が長いタイプが見つからない時は、自分でカットして整えても良いでしょう。
ハイライトは、メイクの仕上げに使うことでお悩みを解消できるアイテム。
離れ目の場合は、目頭を「く」の字で囲むように入れて、視線を中心に集めます。目の間隔が狭く見えるだけでなく、ホリが深く見える効果もあり。
ハイライトが白浮きしないように、色味は、地肌の色よりワントーン明るいタイプがおすすめです。
眉頭を主張するのが離れ目解消メイクのポイントですが、やり過ぎると悪目立ちすることも。自然な仕上がりにするには、ノーズシャドウが役立ちます。
ノーズシャドウを入れるのは、眉頭の下から目頭にかけて窪んでいる箇所。元々の骨格の影を強調することで、左右の目が近く見える効果あり。おかげで、目の間隔が狭い人のように見えます。
さらに、ノーズシャドウはホリの深い顔になったり、小顔効果もあるので一石二鳥と言えるでしょう。
描きやすい楕円芯で、最細部分はなんと0.65mm!細いラインから太いラインまで自由自在に描けるアイライナー。
ペンシルでもなくリキッドでもないクリームペンシルが、滑らかな描き心地を実現。肌あたりも優しく、細かい部分にもしっかりとラインを残すことができます。
密着成分が配合されているので、皮脂や汗にも強くキープ力も○。ナチュラルな印象に仕上がるブラックなら、離れ目に効果的な切開ラインもお手のものです。
dejavu(デジャヴュ) ラスティンファインE クリームペンシル リアルブラック / ¥1,320
プチプラの割には発色が良いと人気の「KATE(ケイト) 」。こちらのアイブロウパレットは、立体的な眉メイクが得意なアイテムで、ランキングでも常連。
自まつ毛の色に合わせて、カラーを混ぜて使うこともできます。グラデーションを作ったり、一番濃いカラーでノーズシャドウを入れて、立体的なメイクを完成させる時にも便利。
眉頭は太いブラシでぼかしながらしっかりと色を入れて、眉尻は細いブラシで繊細なラインを描きましょう。
ペンシルとパウダーの両方が使える「excel(エクセル) 」のアイブロウは、初心者におすすめ。ラインとぼかしが1本で完成する優秀アイテムです。
細めで描きやすいペンシルと、ふんわりとしたパウダーブラシで理想のフォルムが完成。目頭部分は、パウダースポンジでスタンプを押すように色をのせてほど良く主張して離れ目解消。
ブラシとスポンジがあれば、テクニックが必要ないのも嬉しい点。カラーは全部で8色あるので、自眉に合うカラーを選べます。
excel(エクセル) パウダー&ペンシル アイブロウEX / ¥1,595
毛足が短い極細ブラシが特徴のマスカラ。目頭側のまつ毛も根元からしっかりすくい上げることができるので、離れ目解消に役立ちます。
汗や皮脂にも強く、にじみにくいので、せっかくの離れ目解消メイクを長時間キープ。
上だけでなく下まつ毛にも使えて、さらにムラなく塗れるという使い勝手の良さにも注目。機能性が高い割にはプチプラなのも人気の理由でしょう。
innisfree(イニスフリー) スキニー マイクロカラ ゼロ #1ブラック / ¥1,320
あらゆるメイクにマルチな使い方ができる、SNSでも話題のハイライト。パウダーではなくクリーム状なので、使う量の調節も簡単。
もちろん肌なじみも良く、しっとり感と上品な光沢をプラス。光りすぎないので、離れ目解消メイクで目頭にポイントを置きたい時に役立ちます。
どんな肌カラーにもフィットして、しっかりと立体感を演出してくれる優秀アイテム。パウダーではないので、バッグに入れて持ち歩くにも便利です。
rms beauty(アールエムエス ビューティー) ルミナイザー / ¥5,390
離れ目をカバーするなら、眉毛メイクをひと工夫!コンプレックスを解消すれば、楽しく出かけることができるはずです。ぜひおすすめしたメイク方法やアイテムを参考にしてみてください。