ホームパーティーの主役となるのが料理です。どんなメニューだと喜んでもらえるのでしょうか。そこで今回は、ホームパーティーの魅力やメニューの選び方、ホームパーティーにおすすめのおしゃれで美味しいレシピをご紹介します。
【目次】
おうち時間を有意義に過ごす方も増えている昨今は、自宅でホームパーティーを開催する方も多いですよね。
おうちで食事会を行うホームパーティーは、なんといっても、自宅ならではのアットホームな雰囲気でコミュニケーションを取れることです。
また、お店でパーティーする場合とは違い、自宅でのホームパーティーでしたら、時間や他人を気にせずに盛り上がることができるのも魅力ですよね。
その他にも、パーティーメンバーに合わせて、食事のメニューやパーティー会場をカスタマイズできるのもホームパーティーのメリットです。
ゲストの中に、妊婦さんや授乳中の方、小さなお子さんがいる子連れのゲストの場合や、アレルギーがある方、好き嫌いがある方などがいても、食事の内容を個人に合わせることができます。
授乳スペースや子どもが遊ぶスペースを用意できるのも自宅でパーティーをする魅力ですね。
そして、ホームパーティーは、日時の設定や連絡はもちろん、飲食物の準備やパーティー会場の設営の他、パーティーの運営から後片付けまで、やる事がたくさんあります。したがって、ホームパーティーを開催することで、段取り上手になれるというメリットもありますよ。ホームパーティーを開催し、おもてなし上手になることは、仕事のスキルとしても生かすことができます。
さらに、ホームパーティーに、気になる男性や彼氏を招けば、家庭的な一面を見せるアピールの場にすることもできます。
今回は、ホームパーティーのメニューの決め方やホームパーティーを開催する際の注意点をご紹介します。ホームパーティーをする際にメニューに取り入れたい、おしゃれで簡単なレシピもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ホームパーティーをする際に悩むことが多いのが、ホームパーティーの食事メニューです。
ホームパーティーを行う際にメニューを決める場合は、
・前菜となるサラダやお通し
・スープや汁物
・メイン(メインディッシュとなる主菜と副菜)
・主食(ご飯類や麺類、パンや粉物など)
・デザート(スイーツやフルーツ)
・ドリンク
などを用意するのがおすすめです。ホームパーティーをする際には、最初にホームパーティーのスタイルと、メインとなるおかずを決定しましょう。
ホームパーティーのスタイルは、
・大皿料理の主菜と、中皿や小皿の副菜を2品~3品用意する
・複数の種類の料理を用意して好きな物を取り分ける
・コース料理風に個別に盛りつける
などが一般的です。あとは、メインのおかずの種類に合わせて、その他の食事や飲み物を選ぶと統一感が出ますね。例えば、メインディッシュのおかずが洋食のローストチキンだった場合、前菜やスープ、主食や副菜なども洋食をセレクトするのがおすすめです。
そして、メインディッシュとなる主菜のおかずは、パーティーの主役になるものですので、豪華に見えるような華やかさとボリューミーなインパクトのある料理を選びたいですね。例えば、
・ローストチキン
・ローストビーフ
・ローストポーク
・牛肉の煮込み
・肉のソテーやステーキ
・アクアパッツァ
・お刺身の盛り合わせ
など、肉や魚介類を使ったおかずが特別感があるのでおすすめです。
そして、コース料理形式のパーティーではなく、ゲストが好きな物をお皿に取って食べるカジュアルなパーティーの場合、手軽につまめるメニューが重宝します。例えば、
・サラダ
・グリル野菜
・ピクルス
・ピンチョス
・ブルスケッタやカナッペ
・ワンスプーン
・バーニャカウダ
・チーズフォンデュ
・ディップとチップスやクラッカー
・生春巻き
・カルパッチョ
・チーズ
・ソーセージやハム
・フライドポテト
・唐揚げやフライドチキン
・焼き鳥串
・チーズボール
・手毬寿司
・稲荷寿司
・ミニピザ
・取り分けやすいショートパスタ
などですね。ゲストが必要な量を好きなだけ取ることができますし、アレルギーとなるものや嫌いなものは食べずにすみます。
パーティーをゴージャスに見せたい場合は、山盛りの大皿料理を取り入れるのもおすすめです。安い食材や冷凍食品でも、大きなお皿に山盛りにするだけで豪華に見えます。
また、調理後にそのまま出せる料理でしたら、出来上がったらサッとテーブルに出せるので、大皿に盛りつける手間を省くことができます。例えば、
・寿司桶で酢飯を作ったら、そのまま具材を盛りつけるちらし寿司
・フライパンで作ったらそのままテーブルに出せるパエリアやリゾット
・大きなグラタン皿やスキレットのまま出せるグラタンやラザニア
などですね。
その他にも、用意した食材を使ってゲストが調理しながら食べる大人数のパーティーは、具材を用意しておけば調理をしなくてOKですので、忙しい日のパーティーにも重宝しますよ。
例えば、ホットプレートを使った焼肉やチーズタッカルビ、お好み焼きやたこ焼き、焼きそば、鍋物などですね。好きな具材を挟んで楽しめる手巻き寿司やタコスなどもおすすめです。
そして、食後のお楽しみになるデザートは、パーティーの終わりを華やかに演出してくれる、ホームパーティーが盛り上がる必須メニューです。
ホームパーティーで出すデザートにも、大皿に入れたデザートか、ミニサイズのデザートのどちらかをセレクトするのがおすすめです。
例えば、大皿に入れたデザートの場合、ホールケーキやスコップケーキ、ティラミスなどが人気ですね。
一方、ミニサイズのデザートは、デザートを作る際に小分けにするデザートです。例えば、グラスやカップに入れて固めたゼリーやプリン、ムースやババロアなどですね。ミニサイズのタルト生地を使ったケーキも可愛らしいですね。
甘いものが苦手な方のためにフルーツやしょっぱいお菓子を用意しておくのもいいですね。
ホームパーティーする際には、メニューのセレクト以外にも注意したいポイントがあります。
例えば、ホームパーティーは、ゲストが家に到着する時間も差があります。また、自宅のキッチンですと、温かい料理を一度に出すのは難しいケースもあります。
したがって、先に到着しているゲストを待たせず、快適に過ごしてもらうためにも、あらかじめウェルカムドリンクや前菜はすぐに出せるようにしておきたいですね。
そして、ホームパーティーをする際には、メニューの内容は重要ですが、パーティー料理の盛りつけも大切です。
例えば、一皿に赤色や黄色、緑色やオレンジ色、白色や黒色などのカラフルな色合いの盛りつけにするだけで、料理がおいしそうに見え、豪華にも見えますよ。
例えば、主菜のお肉料理や魚料理には、パプリカやトマト、ビーツなどで赤色や黄色を加えたり、レタスやブロッコリー、パセリやきゅうりなどで緑色を加えてみましょう。人参やレモン、ハムを添えても彩りが良くなりますね。
また、料理は、季節感を出すとおしゃれに見え、風情があるテーブルに仕上がります。例えば、春は桜や菜の花を使った料理を取り入れるのがおすすめです。
そして、ホームパーティーをする際には、ゲストが手土産を持参するのがマナーです。
料理やドリンクが余ったり足りなくなることがないよう、あらかじめパーティーの料理のメニューやドリンクなどの内容や金額を相談しておくと、楽しくパーティーができますね。
そして、ホームパーティーのメニューを決める際には、あらかじめゲストの好き嫌いやアレルギーは把握しておきましょう。
その他にも、パーティー料理というと、華やかでおしゃれな料理を作る傾向がありますが、野菜中心のメニューですと男性は物足りない場合もあります。
したがって、パーティーのゲストに男性がいる場合は、肉料理やご飯物、麺類などのようなボリュームのあるメニューも取り入れたいですね。
さらに、パーティー料理というと、洋食が多くなりやすいですが、ゲストの年齢層や好き嫌いによっては、和食メニューも取り入れたいですね。例えば、
・角煮
・煮物
・おひたし
・白和え
などがおすすめです。
赤ワインにカットしたフルーツをミックスしたサングリアは、華やかな印象になるので、ホームパーティーメニューのドリンクとしておすすめです。
サングリアは、赤ワインを白ワインやジュースに変えてもおいしいですね。仕上げにミントの葉を添えるのもおしゃれに見えるポイントです。
アボカドのグリーンやトマトのレッド、エビのオレンジがカラフルなカクテルサラダは、ホームパーティーのメニューとしておすすめです。
使用する具材の種類が多いので、手間がかかっているように見えますが、実は短時間でできるサラダです。グラスやスプーンに小分けに盛りつけてもいいですし、大皿に盛りつけてもOKです。レタスを添えれば、さらに彩りが良くなりますね。
カラフルな色合いのピンチョスは、ホームパーティーの食卓を彩ってくれるおしゃれメニューの定番です。
凝った印象に見えるこちらのピンチョスですが、スーパーで手に入る調理済みの食材を使用すれば、カットした食品をピックに刺すだけなので、意外と簡単ですよ。
シャキシャキの野菜とプリプリの海老、そしてモチモチとした皮の食感が楽しい生春巻きも、ホームパーティーのメニューとしておすすめです。
前菜として食べるのはもちろん、お酒のおつまみにもなるヘルシーな一品です。
クリーミーなミルク味のパンプキンポタージュは、かぼちゃの甘さが魅力の一品。
4つの材料で作れますし、かぼちゃのオレンジ色が食卓を彩ってくれますので、ホームパーティーのメニューにぴったりです。
冷凍のカットかぼちゃを使用すれば時短できますよ。
特別感のあるホームパーティーの主役メニューとして人気があるのが、ローストビーフです。
ローストビーフは、少ない材料でできるお肉料理ですが、火加減が難しいメニューです。しかし、こちらのレシピのように炊飯器を利用すれば、簡単に作れますよ。
牛肉にしっかり味を付けて加熱しているのが美味しく仕上がるポイントです。
コクのあるチーズとトマトの酸味のマリアージュが楽しめるミニピザは、餃子の皮を使っているので、パリパリとした歯応えが魅力。
通常のホールピザと比べると、カットする手間もありませんし、ミニサイズで食べやすいので、ホームパーティーのメニューとしておすすめです。
イエローのサフランライスが目を惹くパエリアは、フライパンを使ってできる一品。
調理後はフライパンのまま食卓に出せるので、ホームパーティーの主食メニューとしておすすめです。
フルーティーな果物の寒天ゼリーは、子どもからお年寄りまで喜ばれる爽やかなフレーバーのホームパーティーのデザートメニューです。
丸の製氷皿を使用しているのがポイントです。
寒天ゼリーをソーダやジュースに入れてもいいですね。
甘党さん以外でも喜ばれやすいホームパーティーのデザートメニューとしておすすめしたいのがティラミスです。ティラミスはコースメニューのデザートの定番でもありますね。
リッチなチーズの風味とほろ苦いエスプレッソが絡みあうティラミスは、ゲストが好きな分だけ取り分けられるスコップケーキです。
材料を重ねていくだけなので、盛りつけが苦手な方にもおすすめです。
ホームパーティーの盛り上がりを左右するのが料理のメニューです。ホームパーティーをする際には、豪華に見える主役のおかずや、ゲストがサッと摘まめるおかずを用意するのがおすすめです。彩りや季節感にも気を配るとおしゃれに見えますね。