フルーツが好きな人や美容のためにビタミンを摂りたい人は、お弁当にもフルーツを持っていきたいですよね。しかし、果物をお弁当に入れても大丈夫なのか気になる方も多いでしょう。そこで、この記事では、お弁当にフルーツを入れるときのコツをご紹介します。
ビタミンや食物繊維がたっぷり含まれたフルーツは美容に良く、食後のデザートにぴったりですよね。そのため、お弁当にも入れて持っていきたいと考えている女性も多いでしょう。
しかし、お弁当にフルーツを入れるとき、衛生面的に不安になる方も多いハズ。事実、保存方法や入れ方を間違えると、菌が増殖して食中毒に繋がってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
そこで、今回はフルーツをお弁当に入れたいときに意識すべきポイントを紹介します。安全に美味しくお弁当でフルーツを食べられるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お弁当にフルーツを入れると言っても、さまざまなフルーツがありますよね。
実は、お弁当に入れても大丈夫なものと不向きなものがあるので、まずはそこからチェックしておきましょう。
■お弁当に向かないフルーツ
・いちご
・すいか
・キウイ
・桃
・グレープフルーツ
このような水分の多いフルーツは、菌が増殖しやすいので要注意!
特に夏場は避けたいフルーツです。
いちごやグレープフルーツを入れたい場合は、涼しい季節にして水分をしっかり切ってから入れるように心がけましょう。
お弁当を作るときは当然のことですが、手やお弁当箱を清潔にすることも欠かせません。
特に生肉や生魚を触った後にフルーツに触れてしまうと、雑菌の増殖に繋がってしまうので要注意!
生肉や生魚を触ったら、必ず手を洗って清潔にしてからフルーツに触れるようにしましょう。
お弁当箱もしっかり消毒して乾燥させておき、使う包丁やまな板も常に清潔さを保つようにしてくださいね。
フルーツを切ってお弁当に入れる場合は、切る順番にも気を付けましょう。
衛生面を優先するためには、包丁の汚れが少ないフルーツや野菜から切るようにして、最後にお肉やお魚を切って調理すれば、菌がフルーツに移る心配をなくすことができます。
フルーツを切ったとき、素手でそのままお弁当に入れてしまう方もいるでしょうが、実はNG。
雑菌を防ぐために使い捨ての料理用手袋を使ったり、清潔な菜箸を使ったりしてお弁当に詰めていきましょう。
フルーツを切ってお弁当箱に詰めていくときは、できるだけおかずとは別の容器を使ってください。
別々の容器に入れるだけで清潔さが保たれて、フルーツの持ちを良くすることができると言われています。
もしもおかずと同じお弁当箱に収めたいのであれば、紙カップなど完全に仕切れるものに入れて、汁気がおかずに移らないように工夫しましょう。
また、おかずが冷めないうちに蓋をしてしまうと、お弁当の中が蒸れて果物から水分が出てしまい、腐りやすくなってしまうので冷ましてから蓋をするようにしてくださいね。
フルーツが腐らないか不安なときは、保冷剤もセットにして持ち歩くことがおすすめです。
フルーツだけでなく、他のお弁当のおかずも腐らせずに済むので、暖かくなっていく季節になれば必要不可欠な存在になるでしょう。
保冷剤はミニタオルなどで包んでから、お弁当箱の上に置きます。
小さいサイズなら1時間半、中くらいのサイズなら3時間、大きいサイズなら5時間と大きさによって効く時間が異なるので、お昼の時間から逆算して用意するといいですよ。
夏場は保冷バッグとセットで使うとさらにgood。
夏場はフルーツを冷凍してしまうのも一つの手です。
冷凍にしてしまえば、夏場のお弁当に不向きの果物も持っていけますし、冷凍したフルーツが保冷剤の役割も果たしてくれます。
■冷凍しても美味しく食べられるフルーツ
・メロン
・パイナップル
・オレンジ
・グレープフルーツ
・ブドウ
・ライチ
前日に冷凍しておけば、翌朝の準備もスムーズにできますよ。
スープジャーといえば、冬場のお弁当で温かい味噌汁やスープを飲む時に活用するアイテムですよね。夏場は食器棚の奥に眠っている方も多いのではないでしょうか。
スープジャーは冷たいものを入れる時にも役立ちます。
冷えたフルーツやゼリー、お汁粉などいろいろなものを入れられます。保冷機能はありませんが、ジャーが1つあると遠足や運動会などで大活躍するはず。
暑い夏場にフルーツを持っていくなら、保冷剤と一体型になったお弁当箱がおすすめです。
三好製作所のGEL-COOL ランチボックスは、蓋の部分に保冷ジェルがついていることが特徴。蓋を凍らせて使うことで、外気温が25℃の中でも、食材を15℃以下に4時間程度保てます。
カラーバリエーションも20種類と豊富なので、お気に入りのカラーを見つけてみてはいかがでしょうか。
同じく三好製作所の保冷剤一体型のランチボックスは、札幌円山動物園のホッキョクグマとコラボしたキュートなお弁当箱も。愛らしいキャラクターのお弁当箱は、ランチタイムの気分を上げてくれること間違いなし♡
水筒やお弁当袋、お弁当箱などもシリーズで発売されているので、要チェックです。
保冷剤がお弁当と一体化しているもの以外にも、保冷剤が別途ついているお弁当箱もおすすめ。
中子付きのものを選ぶと、複数のフルーツを入れるときにも味が混ざらずに持ち運べます。
ロスティメパルの保存容器は、750mlと大容量。シンプルで可愛いので、お弁当箱兼保存容器として使用できます。
蓋に箸が収められるMOTTERUのサーモお弁当箱は、片方に果物を入れるのにピッタリ。お弁当とフルーツを分けて持っていきたい人におすすめです。
冬になると、保冷機能がついているお弁当箱でなくても、比較的安心してフルーツを持ち運びできるでしょう。
フルーツを入れるのにぴったりのかわいいお弁当箱を紹介します。
ロスティ メパルのフルーツボックスは、フルーツ用のフォークがついているのが特徴です。
メパル社の他のランチボックスの中にセットすることもできるので、組み合わせて使うこともおすすめです。
ヒノキの木粉をプラスチックと融合させて作った「ひのきのぷら」は、ヒノキの天然抗菌効果、そしてプラスチックの耐久性が合わさった注目のエコ素材です。大腸菌О-157、黄色ブドウ球菌、カビを抑制する効果があるといわれています。
そんなひのきのぷらからできたお弁当箱はフルーツを持ち運ぶのにもぴったり。同じシリーズで複数のサイズがあるので、揃えて使うのもおすすめです。
ランチタイムもおしゃれに決めたいあなたには、宮本産業のグラーノがおすすめ。
グラーノとは、イタリア語で「粒」を意味した言葉。ひとつひとつハンドメイドで作られているため、同じ商品がないことも特徴です。
お弁当箱や、お箸入れも同じシリーズで揃えることで、より統一感が出るでしょう。
100mlの抗菌フードコンテナは、フルーツにピッタリ。半透明で中身が見えるので、冷蔵庫に保存してもすぐに中身がわかるすぐれものです。
アクアレールの抗菌フードコンテナスクエアは、250mlと少し大きめ。たくさんフルーツを入れていきたい人におすすめです。
フルーツをお弁当に入れるときのコツやポイントをご紹介しました。気温が上昇しやすく、雑菌の繁殖に繋がりやすい梅雨から夏はできるだけカットフルーツの持参を控えることがおすすめです。ですがその他の時期であれば、扱い方や詰め方に注意することでお弁当に入れても安全に美味しく食べられるので、持っていきたい方は注意しながら詰めてみてください。