卓球をプレーする際の服装に、お悩みの女性も多いはず。ちょっとした遊びや練習、さらには本格的な大会では、それぞれどのような着こなしがふさわしいのか気になるところです。そこで今回は、様々なシーンから卓球におすすめの服装をご紹介します!
【目次】
近年注目度が高まっているスポーツの一つ、「卓球」。小さい頃からの経験がなくても、趣味として大人になってから気軽に始めることができるところが、人気を博している所以だと言えます。そこでこれから卓球を始めるにあたって、服装にお悩みの女性も多いはず。遊びから本格的な試合まで、どのような着こなしがふさわしいのか気になるところです。
そこで今回は、卓球をプレーする際におすすめのコーディネートを一挙ご紹介します!遊び・練習・大会などのシーン別の着こなしから、ユニフォームの規定などの押さえておきたいポイントまで徹底解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
卓球の練習では、基本的に服装に規定はありません。ただ卓球では俊敏な動きが求められるため、体を動かしやすいスタイルを意識すると良いでしょう。また、チームに所属している場合には、独自のルールが設けられているケースもありますので、そちらに従って正しい服装で練習に打ち込んでください。
卓球の練習の基本スタイルは、Tシャツやポロシャツにハーフパンツ。卓球専門のウェアを着用するのがベストですが、軽めに練習をする場合には、動きやすければどんな衣服を着用しても構わないでしょう。また、汗をかくくらいハードに練習をする際は、通気性や速乾性に優れたウェアをチョイスすることをおすすめします。
子供から大人まで、遊びでも楽しめるところが卓球の魅力的なポイント。最近では、スポーツレジャー施設やバーなどの卓球を気軽に楽しめるスポットが増え、遊びとしても手を出しやすくなっています。そこで遊びで卓球を楽しむのであれば、どのような着こなしでも大丈夫です。
動きやすいパンツスタイルが安心ですが、軽く遊ぶ程度であれば、スカートスタイルでも全く問題ありません。ただし、足で踏んづけてしまいそうなくらいのマキシ丈のスカートやワンピースは、踏んづけて転んでしまう可能性があるため、避けることをおすすめします。
大人になってからでも、本格的に卓球に取り組んでいると、大会に出場する機会も出てくることでしょう。そこで卓球の大会の服装ですが、ルールに沿ったユニフォームの着用が義務付けられているので、特に個人で大会に参加する方は注意が必要です。
そこで卓球の大会のユニフォームは、「JTTA」と書かれたワッペンが取り付けられている、日本卓球協会公認のものでなければなりません。ユニフォームの上だけではなく、ズボンやスカートにも付いていなければならないため、十分にお気を付けください。ワッペンが付いていない場合、失格となって競技ができない可能性もあります。
以上より、卓球の大会に出場するにはJTTA公認マークが必須だとお伝えしました。基本的に卓球のユニフォームとして販売されているものには、きちんとワッペンが付いているのですが、念のために購入の際にチェックしてください。ユニフォームのトップスには袖部分、ボトムスには前面に取り付けられています。
さらにJTTAのワッペンは、赤・白・黒の3色存在します。そもそも大会で着用できるユニフォームの色は、『ボールとあきらかに違う色でなければいけない』という規定があります。そのため白いボールを使用する場合、白を基調としたユニフォームは着用は不可能。そこで、白いボールを使用する大会で着用可能なユニフォームには、基本的に「赤色」のワッペンが付いているので、こちらを選ぶと安心。白や黒のワッペンが付いているユニフォームは、現在は大会会場にて審判長が使用できるかどうかを判断する形となっています。
卓球の大会では、ハーフパンツの下にスパッツを着用することが認められています。丈の短いユニフォームに抵抗がある方は、ぜひスパッツをご着用ください。ただし大会では卓球メーカーのものでなければならず、普段お使いの手持ちのスパッツの着用はできないので要注意です。
同じく、卓球の大会ではアンダーシャツの着用もOKです。ただ競技用の服装からいくらかはみ出す程度なら問題ありませんが、ユニフォームが半袖であることから、長袖のアンダーシャツの着用は不可。また、明らかにメーカーの商標やロゴや、その他広告が確認できる場合は、その部分を隠して使用しなければならないので、ぜひ頭に入れておいてください。
冬の卓球の練習や大会では、何より「寒さ」が気になるところ。体育館内は非常に冷え込みが強いですし、どのように対策をすれば良いのでしょうか。そこで練習ならば、上下ジャージを着用してしっかりとウォーミングアップを行い、暑くなってきたらジャージを脱ぐ、といった風に体温調節を意識しましょう。
大会では、もちろんジャージを着用することはできません。したがって、競技前にしっかりとウォーミングアップを行い、体を温めておくことが重要なポイントとなります。さらにユニフォームの下には暖かいインナーを着用し、見えない部分で防寒対策を。試合までの間は、カイロでしっかりと指先を温めておくと安心です。
さらに気になるのが、卓球のシューズ。ちょっとした遊びや練習程度であれば、一般的に体育館などで使用する内履きのシューズで問題ありません。しかし練習に専念するのなら、卓球専用のシューズを用意しておきましょう。パフォーマンスがグッと向上するため、本格的に取り組むのであれば必ずご用意ください。
卓球のシューズを選ぶ際には、足のかかとをしっかりとくっつけて履き、「つま先に1センチ程の余裕があるか」「足の甲の部分がフィットしているか」「土踏まずに違和感がないか」を確認するのがマスト。これらをクリアしたシューズが、あなたにとってベストな一足だと言えます。
卓球に本格的に取り組むようになったら、「バッグ」も専用のものを用意しておきたいところ。そこで卓球バッグは大きさやデザインが様々で、たくさんの種類が存在しますので、あなたの使用用途、そして好みに合ったものをお選びください。
まず卓球バッグを選ぶ基準となるのが、「バッグの中に何を入れるか」です。シューズや着替え、ラケット、飲み物などたくさん持ち運ぶのであれば、容量の大きなリュックサックをチョイスすると良いでしょう。また、ポケットの数が多かったり中身が取り出しやすかったりと、機能性に優れたバッグも数多く存在するため、長く使用するご予定ならそういったものを選ぶことをおすすめします。
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最後にご紹介するのが、卓球の観戦時の服装です。基本的に卓球観戦では服装に決まりはございませんので、いつも通りの着こなしで足を運んでください。ただし、あまりにもギラギラとしたような、光沢感のある衣服は選手のプレーに影響を与えてしまう可能性があるので要注意です。
例えば、ボーダートップスに黒のロングスカート、足元はスニーカーで、大人カジュアルなスタイルに。体育館内は冷える可能性があるため、さらっと羽織れるシャツなど、軽めの羽織りものやアウターを用意しておくことをおすすめします。また、体育館内では靴を脱ぐため、大きめのトートバッグなどがあると便利!
いかがでしたか?今回は、卓球をプレーする際におすすめの服装をシーン別にご紹介しました。ちょっとした遊び程度なら、基本的にどのような服装でもOK。激しい動きをしない限り、スカートスタイルでも問題はありません。さらに本腰を入れて練習する場合には、動きやすいウェアを。試合ではユニフォームの規定がありますので、きちんとポイントを押さえて正しいスタイルで臨みましょう。ぜひ参考にして、ふさわしい服装で卓球を楽しんでください!