成人式の時の振袖に合わせるメイクって、悩みますよね。自分でやった方が良いのか、プロに頼んだ方が良いのか、迷うところです。セルフでメイクする場合のポイントや、振袖に合わせるメイクのやり方についてご紹介します。
成人式の振袖は、人生で1度しかない晴れ舞台です。そんな日だからこそ、ヘアもメイクもいつもとは違った華やかな印象に仕上げる必要があります。ヘアはプロに任せるという人は多いですが、メイクはどうするか迷っているという人も多いですよね。
振袖に合わせるメイクのポイントは、いつもより濃いめを意識するということです。振袖はたくさんの色とインパクトのある柄が特徴的です。振袖に合わせるメイクをいつもと同じようなメイクにしてしまうと、振袖に顔が負けてしまいます。
せっかく華やかな衣装を着ているので、それに合わせて顔も華やかさをプラスしなくてはいけません。普段のメイクがナチュラルな人でも、ある程度濃いメイクを心がける必要があります。
ただ化粧が濃ければいいという問題ではなく、写真映えするようなメイクが必要です。
普段あまりメイクをしないという人にとって、振袖に合わせるメイクというのはなかなか難しいものです。そういった場合は、ヘアメイクを一緒に予約してプロの人にお願いする方法をおすすめします。
ヘアメイクを頼むことができる美容室では、メイクも一緒に受け付けてくれる場所もあります。振袖の着付けとヘア、メイクをすべて同じところでやってくれるような現場もあるので、自分の周りにそういった場所があるかどうか、調べてみましょう。
振袖に合わせるメイクをお願いすれば、振袖に負けないようなメイクを施してくれます。振袖の色との兼ね合いを考えてメイクしてくれる人もいるので、着付けと同じ場所で行わない場合でも、振袖の雰囲気や色は伝えた方が良いでしょう。
お金はかかってしまいますが、メイクに自信がない人はプロに任せた方が当日も安心です。
セルフで振袖メイクをする時の、ベースメイクについてご紹介します。
■ファンデーション
振袖に合わせるファンデーションは、マット系がおすすめです。振袖=純和風なので、素肌っぽさを残すようなツヤ肌メイクよりは、おしろいを塗っているようなふんわりしたマット肌の方が相性がいいです。
透明感のある仕上がりにしたいので、ベースにブルーやパープルなどの下地を仕込むのもおすすめです。立体感はそれほど作らない方が、和風な雰囲気を引き立てます。シェーディングやノーズシャドウは使わずに、自分の骨格を活かしたメイクをしましょう。
■眉毛
眉毛はナチュラルで形がはっきりしているものがおすすめです。眉毛の輪郭はアイブロウペンシルを使って、しっかり描いた方がバランスを取りやすくなります。色味は、髪のトーンと同じか、ワントーン暗めでも上品に仕上がります。
セルフで振袖メイクを行う場合の、ポイントメイクのやり方についてご紹介します。
■アイメイク
アイメイクは、いつもの倍濃くすることを意識しましょう。アイシャドウは陰影を考えるものよりも、色味で目立たせる方がイマドキっぽい雰囲気に仕上がります。おすすめは、振袖の色に合わせたアイシャドウを使って、アイラインのように入れることです。
目尻側にポイントを置くような形で、カラーアイシャドウを広げると、振袖との相性が良く映えやすいです。
アイライナーはいつもよりもしっかりとした印象に仕上げたいので、リキッドアイライナーがおすすめです。少し目尻からはみ出して、跳ね上げラインに仕上げると色気のある目元を作ることができます。
マスカラは、目の印象をより強くするために使います。マスカラを使う場合はボリュームタイプがおすすめです。もっとボリュームを増やしたい場合は、部分用のつけまつげが便利です。目尻側だけでもつけまつげを付けるだけで、いつもよりも印象の強い目元が作り出せます。
■リップ&チーク
リップとチークは同系色でまとめることで、統一感のある雰囲気に仕上げることができます。チークは丸くふんわりと入れると可愛い雰囲気に、頬骨に沿って入れるとシャープな印象に仕上がります。チークを入れずにリップの色を目立たせるという方法もあります。
振袖メイクに合うリップは、はっきりしたカラーがおすすめです。赤リップなどの深みのあるカラーは、振袖のような華やかな服装に良く似合います。赤リップが苦手な場合は、高発色なピンクやオレンジを合わせてもかわいく仕上がりますよ。
振袖メイクについてご紹介しました。振袖に合わせるメイクは、普段のメイクよりも濃く仕上げないといけないので、難しいと感じている人も多いようです。自分で行うという場合は、成人式当日だけでなく、何度か練習してみると当日に失敗が少なくなるのでおすすめです。一生に1度の晴れ舞台を、華やかなメイクとともに楽しんでくださいね。