いつかは馬に乗ってみたい!と乗馬に興味を持つ方も多いのではないでしょうか。乗馬は始めるとハマる人が多い趣味の一つ。馬の魅力はもちろんスポーツとしても楽しいのが乗馬です。今回は乗馬が初めての方に服装選びのポイントやコーデをご紹介します。
【目次】
乗馬は可愛い馬と触れ合って癒されたり、美しい自然の中を馬に乗って駆ける感覚を味わったりと他のスポーツにはない魅力があります。そんな乗馬ですが、興味はあってもなかなか始められない理由の一つが、服装に何を選んでいいのかわからないことではないでしょうか。
今回ご紹介する乗馬の服装選びのポイントやコーデは、これから乗馬を始める方が対象です。どんな人のワードローブにもあるアイテムや、気軽に手に入るアイテムを組み合わせたコーデなので、ぜひチェックしていただいて乗馬を始めるきっかけにしてください。
【乗馬に最適な服装選びのポイント】
■体験乗馬は専用ウェアじゃなくてもOK
乗馬を始める時に、全身乗馬専用のウェアで揃える必要はありません。そういったウェアは本格的に趣味として始めてから少しずつ揃えればOKです。まずは身近なアイテムを使った服装で体験乗馬から始めましょう。
■トップスは体にフィットして動きやすいものを
トップスは体にフィットして動きやすいアイテムがおすすめです。TシャツでもOKですが、乗馬は伝統もあり、スポーツの「ポロ」はヨーロッパでは紳士のスポーツとされていることからも、襟付きのアイテムがトップスには最適です。ベストなのはポロシャツ。もちろんシャツでもOKです。
■ボトムスはデニムやチノパンで
ボトムスもトップスと服装選びの条件は一緒です。ストレッチの効いたデニムやチノパンが動きやすいのでおすすめです。パンツはショート丈やクロップド丈のものはNGです。しっかり足首まで裾丈があるものを。
■靴はスニーカーでOK
靴は乗馬ブーツが最適ですが、最初はスニーカーで大丈夫です。靴下は必ず履きましょう。乗馬ブーツをレンタルしてくれるクラブも多いので安心です。
■汚れてもOKでお手入れが楽なものを
乗馬に着るウェアはどうしても汚れてしまうので、汚れてしまっても自宅で手軽に洗濯できるものを選びましょう。
■体験乗馬する乗馬クラブのHPを確認!
体験乗馬する際に、参加する乗馬クラブのHPを確認しましょう。どんな服装で参加したらいいのかや、必要なものが必ず記載してあるので参考にしてください。
【乗馬に必要なもの】
軍手や手袋(汚れてもいいもの)、タオル、シャワーを利用する場合はバスタオルや簡単な着替え、レインコートなどの携帯できる雨具
乗馬をこれから始める初心者の方におすすめの基本アイテムはポロシャツ。夏ならポロシャツにジーンズを合わせて、足元はスニーカーが最適です。乗馬は伝統があるスポーツですし、カジュアル過ぎる服装だと雰囲気にマッチしません。ですから、Tシャツより襟付きのポロシャツやシャツをトップスに選びましょう。
どこかクラシカルな印象もあるネイビーのポロシャツは乗馬にぴったり。ポロシャツはストレッチが効いているので、動きやすくて快適です。
牧場の雰囲気にマッチするデニムはジーンズだけでなく、シャツの素材にもチョイスしてデニムonデニムに。春にぴったりな乗馬コーデです。
乗馬の際には動きにくいGジャンはあまりおすすめできません。その点デニムシャツなら柔らかいので動きやすく、程良い生地感で羽織りとしても最適。デニムシャツに限らず、ワークシャツ系は羽織りとしてもおすすめのアイテムです。
乗馬にはくジーンズは動きやすいストレッチの効いたものを選びましょう。乗馬の最中の足の動きを邪魔しないように、シルエットはワイドタイプより脚のラインにフィットするものが最適です。
春から秋にかけて肌寒い時に役立つのが薄手のパーカ。ポケッタブル仕様のものなら、バッグの中に入れておいてサッと羽織れるので便利です。撥水タイプなら急な雨にも対応できます。
牧場に似合うアイテムならデニムの他にも、トップスならチェックシャツがおすすめです。秋なら季節感のあるチェック柄が牧場の雰囲気にもぴったり。暑くなったら腰巻きしたりして、コーデのアクセントにも使えます。
デニムやチェックシャツ同様にウエスタン気分を演出してくれるのが、コーデュロイシャツ。厚手で暖かいコーデュロイ素材は、秋から冬の季節の変わり目におすすめです。色みはブラウンなどのナチュラル系カラーが牧場の雰囲気にマッチします。
馬術の本場といえばブリティッシュ馬術のイギリス。そんなブリティッシュ気分を演出してくれるのが英国ブランドのケーブルニットです。ケーブル編みのライン入りニットは英国トラッドなムード。防寒にはこんなニットを選んで本場の雰囲気を演出するのも◎。
肌寒い日にニットの上から気軽に羽織れるのがフリースベスト。ベストはジャケットに比べて動きやすいのでおすすめです。特にフリースベストはダウンベストに比べて薄手なので、上半身の動きを制限しないのも魅力です。
ダウンほどボリューム感のない中綿ブルゾンは暖かいのに軽くて扱いやすいので、乗馬にぴったりのアウターです。乗馬は汚れてしまうので、ウールのアウターだと気を使ってしまいますが、タフな仕様の中綿ブルゾンなら軽い汚れなら拭けばきれいになるので、お手入れも簡単です。
真冬の寒い時期はダウンなどの本格的な防寒ウェアが必要になります。そんな真冬の防寒におすすめなのがインナーダウン。ブルゾンなどの下に仕込めばダウン並みの暖かさ。
素材違いでもアウターとネイビーカラーで揃えれれば冬の爽やかコーデに。黒ほど重くならないので、ダークになりがちな冬のコーデを少し軽やかにしてくれます。
憧れがあるもののなかなか気軽に始めることができない乗馬。そのネックの一つが服装選びだと思います。今回ご紹介した服装選びのポイントやコーデを参考にしていただいて、ぜひ乗馬を始めるきっかけにしてください。可愛い馬の魅力やスポーツとしての乗馬の楽しさを、ぜひ一度は体験してみてください。