顔の中で最も見られている部分といわれているのが、リップメイクです。人は無意識に相手の口元を見ることが多いようです。だからこそ、リップメイクは気合をいれたいものですよね。基本のリップメイクやナチュラルに仕上げるコツ、グラデーションリップの方法についてご紹介します。
リップメイクをする上で、最低限持っておいた方がいいアイテムをご紹介します。
■リップクリーム
リップクリームは、唇を保湿するために使用します。保湿していない唇にリップカラーを乗せてしまうと、色が思うように発色しなかったり、リップカラーが乗らなかったりします。そういったことを防ぐために、ベースからしっかりと唇を潤わせる必要があります。
■リップカラー
リップカラーは、リップメイクをする上で必須のアイテムになります。最近では口紅以外にもリップラッカーやリップティント、リキッドルージュなど様々なテクスチャーのものが販売されています。唇のメインカラーとして使用するリップカラーを最低でも1色は持っておくようにしましょう。
■グロス
リップグロスは、リップメイクにおいて必須のアイテムではありません。ただしもっとツヤを出したい場合や、潤いを足したいという場合には、リップグロスの使用をおすすめします。使うことで、ツヤのあるプルンとした唇を作ることができます。
■リップライナー
リップライナーは、必須アイテムではありませんが、しっかりと輪郭を取ることで、唇を大きく見せたり、唇の形を変えたりすることができます。必要に応じて使うようにしましょう。
基本的なリップメイクのやり方をご紹介します。
■リップクリームでベースを整える
まずはリップクリームでしっかりと保湿を行っておきましょう。保湿力のあるリップカラーを使う時は使わなくても良いですが、使った方が綺麗な仕上がりになるに越したことはありません。
できればリップクリームやリップベースを使って、整えておきましょう。
■リップライナーで縁取りする
しっかりとしたリップメイクにするためには、リップライナーを使った方が便利です。リップライナーはしっかりと形を取ることができる上に、リップの持ちも良くします。
自分がなりたいリップの形や大きさに沿って、リップライナーで輪郭を縁取っていきましょう。
■リップカラーを塗る
リップカラーを塗っていきます。先ほど輪郭を取った部分からはみ出さないように、丁寧に塗っていきます。塗る時は、口角の方から中央に向かって塗っていきましょう。これを上下左右行います。
■必要に応じてティッシュオフ
必要に応じてティッシュオフをします。ティッシュオフをすることで、付きすぎたリップを取り除き、持ちを良くしてくれます。色が濃すぎた場合や付けすぎた場合は、ティッシュオフをしましょう。
■グロスを塗る
最後に必要であればグロスを塗ります。グロスは全体に塗っても良いですが、立体的に見せるために、唇の中央の部分にだけ塗ることをおすすめします。そうすることで、ナチュラルなツヤ感と立体感が出ますよ。
リップメイクの中で人気が高いデザインが、グラデーションリップです。グラデーションリップの作り方をご紹介します。
■ベースを整えておく
ベースをリップクリームで整えておくところから始まります。さらにはっきりしたグラデーションリップにしたいという場合は、この時にコンシーラーを使って、唇の色を消しておきましょう。
また2色使いたいという場合は、ベースとなるリップカラーも必要になります。肌なじみのいい濃すぎないカラーを、ベースとして唇全体に乗せておくところから始めましょう。
■濃いカラーを中心に乗せる
唇の中央に濃いカラーを乗せていきます。あまり広く塗りすぎないように、上下の唇の最も内側の部分にリップカラーを乗せましょう。そして、このカラーをぼかすために、唇を上下にこすり合わせます。
しっかりとこすり合わせるのではなく、少しだけ動かす感じで上下の唇を合わせていきましょう。
■綿棒を使って調整する
ベースのカラーと中央のカラーをなじませるために、綿棒を使います。綿棒でカラーの境界線の部分をぼかすことで、綺麗なグラデーションリップを作ることができます。ツヤ感が足りないと感じたら、濃いカラーの上にだけグロスを重ねると、プルンとしたグラデーションリップを作ることができます。
しっかりと縁取ったリップメイクや、グラデーションリップも良いですが、ナチュラルに仕上がるリップメイクも人気です。ナチュラルなリップメイクに仕上がるコツについてご紹介します。
■リップカラーを指でぼかす
ナチュラルなリップメイクをしたい時は、指でぼかしていくことがおすすめです。少しだけ唇にリップカラーを乗せて、指でポンポンとぼかしていくことで、濃いカラーもナチュラルに仕上げることができます。
■オイルルージュは1本で仕上がる
オイル系のリップを使用することで、1本でナチュラルなリップメイクを作ることができます。オイル系のリップにはティントタイプからルージュタイプまで様々です。リップ選びに迷ったら、オイル系を使えば間違いなしです。
■色付きリップは優秀アイテム
ナチュラルに仕上げたいのであれば、色付きリップもおすすめです。保湿力が高いリップベースでありながら、しっかり色付き、クリアな発色になるものが多いです。唇が荒れやすくても使用できるものが多いので、色付きリップも選択肢の1つです。
リップメイクについてご紹介しました。ガサガサの唇でいるよりも、しっかりと整えられたリップメイクの方が女性は好印象になりやすいです。ぜひ自分に合ったリップメイクを見つけて、魅力的な唇をゲットしてくださいね。