肌を見せる季節になると、より気になってくるムダ毛のこと。カミソリやシェーバーで自己処理を続けていると、黒ずみや毛穴の開きが気になってくるという人は多いのではないでしょうか。 そこでおすすめなのが、家庭用脱毛器を取り入れること。エステと同じようなムダ毛処理が、家庭でも簡単にできると人気のアイテムです。 しかし、家庭用脱毛器にもさまざまなメーカーからたくさんの種類が販売されています。使ってみたいけどどれを選べばいいかわからないと悩んでしまうことでしょう。 そこで今回はおすすめの脱毛器をご紹介。ぜひ参考にして取り入れてくださいね。
【目次】
家庭用脱毛器は、自宅で簡単にムダ毛の処理ができると人気のアイテム。光を肌に照射することで脱毛効果を得られる機器のことを指しています。これまでの脱毛機器と比べて痛みが少ないことが特徴であり、高度な技術を使っているため費用はお高めです。
家庭用脱毛器を使うことで、カミソリやシェーバーで自己処理をするよりも肌を傷つけることなく綺麗に整えられることもポイント。残念ながら、家庭用脱毛器では専門家のもと美容クリニックで行なうような「永久脱毛」は叶いませんが、除毛や抑毛は実現できます。
また、脱毛サロンや美容クリニックでの脱毛は、カウンセリングを受けて契約をし、事前に予約をしてからサロンへ行く必要があり、手間がかかります。その点、家庭用脱毛器はいつでも自分のタイミングで処理できるため、そこも魅力のひとつといえるでしょう。
家庭用脱毛器には、「フラッシュ式」と「レーザー式」の2つのタイプが存在します。どちらも光を当てることによる美肌効果も期待できるといわれており、ムダ毛の処理だけではなく同時にツルツルの肌を手に入れられることが期待できます。
それぞれの特徴と仕組みについて詳しく見ていきましょう。
■痛みに弱い人には「フラッシュ式(光脱毛)」がおすすめ
痛みに弱い人は、二つのうちでも痛みが比較的に少ない「フラッシュ式(光脱毛)」の脱毛器を選ぶのがおすすめです。
フラッシュ式は、毛のメラニン色素に光を当てることで毛根の再生部分にダメージを与え、ムダ毛を減らしていくという仕組みです。
レーザー式と比べて照射範囲が広いことがメリット。一気に広い範囲のムダ毛にアプローチできるので、少ない照射回数で処理することが可能です。
しかし、メラニン色素に反応させて光を当てるため、濃さがあまりない産毛には反応しにくく、脱毛効果は低いというデメリットもあります。
脱毛サロンでもよく用いられているのがこのフラッシュ式。ただし、家庭用のものは脱毛サロンに比べて照射レベルは低いといえます。
■高い効果を実感したい方は「レーザー式」がおすすめ
フラッシュ式よりも効果を実感したいのであれば、「レーザー式」の家庭用脱毛器がおすすめ。美容クリニックなどの医療機関に導入されていることが多いのが、こちらのレーザー式です。ただし、家庭用のレーザー式脱毛器は医療機関で使われているものよりは出力が抑えられています。
レーザー式は、黒い色素に反応する波長のレーザーを用いて毛根にダメージを与え、ムダ毛を減らしていく仕組みの機器です。
輪ゴムでパチンと弾いたような痛みを感じますが、フラッシュ式よりも高い効果を得られることが特徴。しかし、フラッシュ式の脱毛器よりも一度の照射範囲が狭いので、処理には時間がかかります。
では、数々のメーカーから発売されている家庭用脱毛器から、自分に適したものを選ぶにはどのようなポイントを押さえておけばいいのでしょうか。
続いては、家庭用脱毛器の選び方をご紹介します。
まずは、照射面積を確認することが大切です。
1ショットで照射できる面積が広ければ、それだけ回数を少なく済ませられるので、コストが抑えられます。コストパフォーマンスのことを考えると、1ショットあたりの費用が安く、照射面積を広いものを選ぶことがポイントです。
また、照射面積が狭いものだと処理に時間がかかるうえ、特に広範囲のムダ毛処理の際にムラができてしまいがちに。1回の照射でどれだけの面積を処理できるかは、しっかりチェックしておいた方がいいでしょう。
家庭用脱毛器の中には、カートリッジを交換するタイプと使い捨てタイプがあります。
前者は、使い終わったあとにカートリッジさえ変えれば同じ機器を使い続けられるので、トータル的なコスト面で考えると優秀です。
対して、使い捨てタイプは一度使ったら機器ごと捨てなければいけないので、単品で見ると安くても結果として経済的ではありません。
カートリッジ交換で使い続けられるかどうかも、選ぶときの指標にするのがおすすめです。
自宅でムダ毛処理をしたい箇所は人それぞれ。個人によってムダ毛の気になる部分は異なりますよね。
そのため、選ぶときには「自分が気になる部分に照射できるか」もしっかりチェックしておくことをおすすめします。購入したあとに処理ができないと発覚するのはもったいないですよね。
家庭用脱毛器は、商品によって照射の強度が異なります。
脱毛器は基本的に、色素が濃い部分には反応しやすくできているので、日焼けをしている場合は痛みを感じやすいことも。
強度の調節がどれくらい細かくできるかも、脱毛器を選ぶときに確認しましょう。強度を細かく調節できればできるほど、痛みによって強さを変えられるので、快適なムダ毛処理が叶います。
家庭用脱毛器はさまざまなメーカーから発売されています。中でも優秀なアイテムが揃っているおすすめのメーカーをご紹介します!
■ケノン
ケノンは、「エステティックサロンと同じくらいのケアができる」と高い人気を誇っているメーカー。カートリッジを交換するだけで顔からデリケートゾーンの脱毛まで可能で、男性女性問わず使える製品を取り扱っていることが特徴です。
■パナソニック
電化製品界で知らない人はいないであろうパナソニック。家庭用脱毛器の取り扱いも行なっています。
ハイパワーでスピーディーに処理ができる製品が勢揃い。パナソニックの家庭用脱毛器も、ボディから顔まで1台で処理できることが魅力です。
■ヤーマン
美顔器や化粧品などを取り扱っているヤーマン。美容に対して幅広い角度からアプローチしているメーカーです。家庭用脱毛器も数多く発売しており、クオリティの高さから人気を集めています。
■ブラウン
脱毛器を選ぶうえで外せないメーカーのひとつであるブラウン。メンズの電気シェーバーをはじめ、脱毛器・光美容器など高性能なグルーミング製品を取り扱っているブランドです。
自宅でサロンクオリティの脱毛を叶えてくれる、優秀なアイテムが揃っています。
最後に、おすすめの家庭用脱毛器をピックアップしてご紹介します。
■少ない時間でスピーディーに処理が可能!
ブラウンの「自宅光美容器 シルクエキスパート」は、フラッシュ式の家庭用脱毛器の中でも最高峰のパワーを誇るのが特徴。肌の明るさを感知して光の強さを自動で調整してくれるので、肌の状態に合った処理を進めることが可能です。
フラッシュの間隔は1〜2秒で、スムーズに脱毛ができるところも魅力。処理を続けることでなめらかな肌も手に入れられるでしょう。
ヤーマンの「フラッシュPLUS」は、日本製であり、肌の上を転がりながら移動距離を自動で感知する「インテリジェントローラー」を搭載していることが特徴。照射漏れやオーバートリートメントを防止してくれるので、初心者でも使いやすいことが魅力です。
こちらも、肌色を探知して照射の強弱を調整してくれる機能も兼ね備えているので、セルフケアに慣れていない人でも楽々使用できます。
■据え置き型で簡単ケアを実現
同じくヤーマンが発売している「レイボーテグランデ」は、自宅で本格的なケアが叶う家庭用脱毛器。本体が据え置き型になっていることで、レイボーテシリーズの中では最高の出力を誇っています。
また、据え置き型のため、本体を持つことなく片手でにぎれる大きさのプローブでケアできることも魅力。処理の大変さを軽減してくれるので、楽にケアができます。
■ハイパワーと肌への優しさを両立
パナソニックの「光美容器 光エステ<ボディ&フェイス用>ES-WP82」は、Wランプ連続発光と波長調整フィルターを採用しているので、ハイパワーと肌への優しさを同時に実現してくれていることが特徴。
脱毛は肌に負担をかけてしまうと考えがちですが、こちらはむしろ使うことで肌のうるおい、なめらかさ、ハリがアップしたと感じられるのもうれしいポイントです。
また、メンズのヒゲにも照射可能なので、家族や恋人と一緒に使うのもいいでしょう。
■照射面積が広くて当てやすいところが嬉しい!
ケノンの「脱毛器」は、何といっても1回の照射面積が広いことが魅力。その分スピーディーにケアを終わらせられるので、肌に必要以上の負担をかけることなくサッと処理できます。
また、丸みの帯びたデザインで、持ちやすく使いやすいところもポイント。女性でも楽々処理できるように軽量化されているので、億劫に感じることなくセルフケアができるでしょう。消音や手動・自動モードの切り替えなど、状況によって使い分けられるような搭載機能も便利です!
■10分間で全身のケアが完了
スムーズスキンの「Bare+」は、ほんの10分で全身のケアが完了する家庭用脱毛器。1分間に100回の照射が可能で、ショット間の待ち時間が少ないことがポイントです。
そして、女性らしいフォルムとスタイリッシュなデザインが魅力。持ち運びにも便利です。操作がシンプルなので、初心者でも安心して使えるでしょう。
■フラッシュ式にはない高い脱毛力を実現
家庭用脱毛器のほとんどがフラッシュ式の中、唯一のレーザー脱毛器がトリア「パーソナルレーザー脱毛器 4X」。フラッシュ式にはない脱毛効果があるので、より高い脱毛力を実感したい人におすすめの製品です。
アメリカではFDA(日本における厚生労働省)の認可を受けて医療機器として販売されており、安全面や機能面において安心して使えるでしょう。
カートリッジ交換が不要で、本体さえあればいつでも脱毛が可能なので、コストパフォーマンスの高さを感じられるはずです。
ただし、肌色よりも濃い部分や鼻から上部分、ビキニライン以外のデリケートゾーンには照射できないので、使う部位には注意しましょう。
■ヘッドに冷却機能を搭載!ジェルいらずで全身ケア
Burrkiの「50万発レーザー脱毛器」は、機械のヘッドに冷却機能が備わっていることが特徴。ジェルいらずでケアができるところが便利です。冷却機能による毛穴の引き締めも期待でき、肌のキメが整ったという声も。
また、ボタンは3つだけと、初心者でも使いやすいように設計されています。簡単な操作でスピーディーに処理を終えられるところが魅力です。
忙しくてなかなか脱毛サロンに通うことがむずかしい人や、自宅で気軽にケアを行ないたい人にぴったりな家庭用脱毛器。大きさやデザイン、使い勝手など、さまざまな種類の製品が発売されています。
セルフケアを続けることで、ムダ毛を減らすとともになめらかな肌を手に入れられる可能性が高まるでしょう。紹介したポイントを踏まえながら、自分に合った脱毛器を取り入れてみてくださいね。