率直な意見を話し合える異性の友達は貴重な存在ですが、男女の友情はふとしたことがきっかけで壊れてしまうことがあります。そこで今回は、男女の友情が成立するのかどうかや友情を長続きさせるコツをご紹介します。
女性同士の会話では、ファッションやコスメ、好きな有名人など、女性ならではの話題を楽しむことができるのが魅力ですよね。悩み事を相談しても、共感してくれ、勇気づけられるものです。男性には聞かせられないような女子の本音を素直に話せるのもメリットですね。
一方、男友達との会話では、建前を抜きにした、素直な意見を交換できるのがメリットです。特に、恋愛相談の場合は、男子の本音を聞くことができたり、アドバイスをもらえるのもメリットですね。男友達と話している時は、女友達と自分を外見や恋愛事情などで比べてしまうこともないので、リラックスして気兼ねなく話せるという声もあります。
何でも話せるような異性の友達は、貴重な存在です。しかし、一方では、「男女の友情」は成立しないと考えている人も少なくありません。
今回は、男女の友情が成立するかどうかや、男女の友情が成立する条件をご紹介します。
男女の友情が成立するかどうかの違いは「相手に対する感情」です。
■お互いに恋愛対象外の場合
例えば、どんなにお互いが魅力的な人であっても、お互いに相手を恋愛対象外だと思っている場合には、気が合えば男女の友情が成立します。
特に、初対面で相手が恋愛対象になるか決まるような恋愛パターンの方や、恋愛が始まるのは一目惚れが多い方の場合は、最初に相手を「恋愛対象外」だと思えば、そのまま友情関係を築いていくことができます。
男女問わず、一度相手を友達だと思ってしまうと、恋愛感情が芽生えにくい方も少なくないですね。
■相手との関係が恋愛関係に発展しにくい
また、幼なじみや友達の恋人、既婚者など、相手との関係性から恋愛対象外になっているため、男女の友情が成立するケースもありますね。
しかし、男女の友情では、どちらか一方は「友達」だと思って付き合っていても、相手がいつの間にか恋愛感情を持ってしまうことも珍しくありません。実際、友達だと思って付き合っていたら、突然相手から告白されることもあります。
人間は、無意識のうちに異性を恋愛対象として意識してしまうものです。
また、心理学的にも、男性の方がストライクゾーンが広いので、男友達から実は好かれていたというケースも少なくないですね。
仲が深まれば、当然相手の良い一面をたくさん知ることができますし、親近感も生まれます。心の距離が縮まっていけば、ちょっとしたきっかけで恋愛感情を持ってしまうことも多いのが「男女の友情が成立しにくい」と言われる理由ですね。
どちらかが、カップルとして関係を進めようとすると、男女の友情は成立しなくなってしまいます。
恋愛感情を持っていても、脈なしだということがわかっているので、前に踏み出して友情関係が壊れるのが怖くて友情関係を続けている場合もありますね。長く付き合っていきたいからこそ、あえて友達関係を続けている人もいます。
男女の友情が成立するためには、いくつかの条件があります。
■「異性」を意識させない
例えば、相手に「異性」を意識させるような行動を控えることは大切です。
男友達との関係を進めたい場合は、ボディタッチをしたり、かわいく甘えたりすることで、相手を効果的にドキドキさせることができます。しかし、友情関係を維持したい場合は、相手に触れたり、じっと見つめたり、女性らしさのある服装をするのは避けた方が良いですね。
■「タイプじゃない」と公言する
また、相手に対して「タイプではない」「恋愛対象ではない」と伝えておくことも、友情関係を維持するためには効果的です。
あえて男友達とタイプの違う男性を自分の理想の人として話しておくのも良いですね。
■お互いの恋愛を応援する
彼氏や夫など、パートナーがいることを話しておくと、相手からは恋愛対象として見られにくくなります。
相手の恋愛を応援して、幸せな恋をすることも、男女の友情が維持できる条件ですね。
■「友達でいたい」とお互いに思う
また、男女の友情を育んでいる人の中には、男女が友情関係を続けるのは難しいことだと理解している人も多いですね。
一度恋愛関係になってしまい、万が一別れてしまうと、恋人関係だけでなく、友情関係も失ってしまうので、あえて友情関係を維持するように努力している場合もあります。
親しくなりすぎないように距離を保ったり、たとえ弱っていたり、お酒を飲んでいても、その場の感情に流されて体の関係を持たないようにすることも大切です。
「ずっと友達でいたいね」と共通の意識を持っておくことも必要ですね。
男女の友情は、どちらかが恋愛感情を持って、関係を前に進めようとすると、壊れてしまうこともあります。友達でいたいと思っている男性と、長く友情関係を続けたい場合には、異性を意識させるような行動を避けたり、適度な距離を保つことが必要かもしれませんね。