就活用のスーツを準備したら、次はインナーに着る最適なシャツを選びましょう。面接で好印象を与えられる、就活対策ばっちりのシャツとは?おすすめのアイテムや選び方、NGのデザインなどをご紹介します。
就活中の服装は、清潔感とフレッシュ感が命。
インナーに合わせるシャツはスーツのついでにササッと選びがちですが、爽やかでまっさらなイメージを感じさせるためにはとても重要なアイテムなのです。
まずは、就活におすすめなシャツの基本的な選び方をご紹介します。
【サイズ感について】
■袖丈
レディーススーツは、ジャケットの袖からブラウスを見せないことがビジネスマナーになります。
そのため長すぎるものは避け、袖丈が腕を下ろしたときに手のひらの付け根あたりになるものを選びましょう。
できれば、着用する予定のスーツと合わせて試着することがおすすめです。
■肩幅
肩の線が内側に入りすぎていても、外側に出すぎていても、体に合っていない印象に見えます。
自分の肩幅にあうサイズ感のものを選びましょう。
■背幅
背幅にゆとりのあるデザインを選ばなければ、体に沿いすぎて下着の線が目立ってしまうことがあります。
ワキ下の布地を両手で引っ張ってみて、しっかりとつまむことができるくらいのゆとりがあるものがおすすめです。
■バスト
バストのサイズにゆとりがありすぎるとボタンの隙間から中が見えてしまいますし、逆にフィットしすぎていると窮屈そうな印象に。
ジャケットを着ている時も脱いでいる時も体のサイズに合って見えるシャツを選びましょう。
【色や柄について】
・基本的には『白無地』が無難
スーツのインナーシャツには様々な色や柄がありますが、就活中には白の無地のものを選びましょう。
企業によっては淡いピンクやブルーなども許容される場合もありますが、万人受けして好印象を与えるものはやはり「白の無地シャツ」です。
・中が透けない、柔らかすぎない素材を選ぶ
レディースファッションアイテムとしては、とろみ素材の白ブラウスも人気ですが、就活中のシャツは程よく硬めでハリのある素材のものを選びましょう。
中が透けない適度な厚さも必要です。
【シャツのインナーについて】
白いシャツの下に着るインナーは、白もしくはベージュなどのヌードカラーがおすすめです。
シャツの襟から見えないよう、クルーネックやVネックのものを選びましょう。
おすすめのシャツをご紹介する前に、就活中にはNGとされるシャツをご紹介します。
■色や柄の入ったシャツ
就活中におすすめのシャツは、万人受けして好感度が最も高い『白無地』。
色や柄が多少入っていても許容される場合もありますが、やはり白無地を選ぶことが無難です。
■サイズが合っていないシャツ
窮屈だからと大きすぎるシャツを選んだり、また逆に体にフィットしすぎるシャツを選んだりしないようにしましょう。
インナーが見えてしまったり、下着の線が強調されてしまったりすることがありますので、シャツは体のサイズに合ったものがベストです。
■柔らかすぎる/薄すぎるシャツ
テロっとした柔らかくて薄い素材のシャツはファッションアイテムとしてはおしゃれですが、就活中の服装としては不向きです。
ほどよいハリと厚みのある素材のシャツを選びましょう。
■胸元が開きすぎるシャツ
スキッパータイプのシャツは、胸元が開きすぎていないものを選びましょう。
デコルテや胸元が見えすぎるデザインのものは、清潔感や品がない印象に見えてしまうことがあります。
就活中におすすめな、ベーシックなレギュラーカラーシャツ。
レギュラーカラーとは、第一ボタンまで締めると首元がしっかり隠れて、襟をスーツの中に入れて着る一般的なシャツの襟の形を指します。
上品できちんと感があり、雰囲気が堅めの職場から比較的自由度の高い職場まで、様々な雰囲気に対応できるシャツです。
職場の雰囲気がまだわからないときなどでも、とりあえずこのシャツを身につけておくと安心して臨めます。
近年の就活女子に人気の高いデザイン、スキッパーカラーシャツ。
スキッパーシャツはファッションアイテムとして色々なデザインが展開されていますが、就活中のシャツとしてもよく使われています。
スキッパーカラーシャツは、第一ボタンにあたるボタンがなく首元が少し開いていて、襟をジャケットの外に出して着るタイプのシャツです。
顔周りが明るく爽やかな印象を与え、首が長く見えるため綺麗に着こなすことができます。
胸元の開きが大きすぎるとだらしない印象になってしまうため、一番上のボタンを閉めたときの見え方もしっかりチェックしておきましょう。
就活用シャツの選び方や、おすすめのデザイン、就活にはNGのシャツなどをご紹介しました。好印象を与えるプレーンな白いシャツは、清潔感や快活なイメージを与えるアイテム。綺麗に着こなして、就活期間をばっちり乗り越えましょう。