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2019.11.04

ケアマネの服装はこれで安心!基本情報から着こなしまで徹底解説

ケアマネの服装はこれで安心!基本情報から着こなしまで徹底解説 ケアマネの服装はこれで安心!基本情報から着こなしまで徹底解説

介護保険サービスの要となる、「ケアマネージャー」。介護シーンにおいて欠かせない存在だからこそ、正しい身なりで信頼を得て、被介護者とより良い関係を築いていきたいところです。そこで今回は、ケアマネージャーにおすすめの服装をご紹介します!

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ケアマネージャーってそもそもどんなお仕事?まずは基本をチェック

 

「ケアマネージャー」とは、具体的にどのような業務を行うお仕事なのかご存知ですか?ケアマネジャー(介護支援専門員)は、一言でいうと介護保険制度に基づいてケアマネジメントを行うための資格を持ったもの。介護支援を必要とする人と、サービスを行う事業所を繋ぐ、『仲介役』としての役割を果たします。

そこでケアマネジャーの主な仕事内容が、ズバリ「ケアプラン」の作成。このケアプランというのは、簡単に言えば介護サービスのスケジュール表のようなもので、ケアマネージャーにしか作成ができないもの。要介護が認定された場合、このケアプランを作成しなければ、介護保険サービスを利用することができません。

ケアマネージャーの資格取得は難しい?試験の難易度を一挙ご紹介

 

以上より、介護が必要な方にとって必要不可欠なのがケアマネージャー。ケアマネージャーの資格を取得するには、年に1回(毎年10月頃)開催される試験を受けて、合格する必要があります。さらに試験に合格するだけではなく、その後に介護支援専門員実務研修を修了し、介護支援専門員資格登録簿へ登録しなければならず、そう簡単には就くことのできない職業と言っても過言ではないでしょう。

気になるケアマネージャーの資格試験の難易度ですが、実は介護福祉系資格の中では難関資格の一つだとされており、合格率は25%ほど。ただし試験対策にはスクールへの通学などの必要はなく、独学でも十分に可能であり、現に過去問やテキストを使って合格を手にした人もいます。自分自身に合った勉強法で、ケアマネージャー試験の合格を掴み取りましょう。

ケアマネージャーには責任感が重要!信頼できない・頼りない・むかつくと変更を希望する声も

 

介護支援が必要な方にとって、非常に重要な立ち位置であるケアマネージャー。介護の現場において大切なお仕事で、唯一無二の存在だからこそ、「責任感」が必要となることを頭に入れておきましょう。介護サービスの利用者とその家族の生活に深く関わることとなるため、責任の重大さを理解しなければならないのです。

中には、ケアマネージャーに対して「信頼できない」「頼りない」「むかつく」と不満を抱いている家族もいます。信頼関係が確立できないまま仲介をしていても、被介護者にとってはマイナスになるばかりです。したがって、被介護者とその家族に不満を抱かせることなく、良好な関係を築き上げるためにも、責任感を持って真摯に対応をしてください。

ケアマネージャーの身だしなみのポイントって?注意点をご紹介

 

ケアプランに沿ったサービスが開始された後にも、ケアマネージャーは定期的に被介護者の自宅へ足を運ぶこととなります。良好な関係を築くためにも、その都度服装や身だしなみに十分に気を付けて、好感度アップを狙いたいところ。そこでケアマネージャーに求められるのは、身だしなみの「清潔感」だと言っても過言ではありません。

清潔感にあふれる服装で、頼れる雰囲気を演出することが重要なポイントに。清潔感がないとだらしなく、頼りない印象を与えてしまいますし、信頼度もガクッと下がってしまいます。介護施設に勤める介護職員とは違って、ケアマネージャーには制服がないため服装選びに頭を抱える女性も多いかと思いますが、大前提としてこのポイントだけは必ず押さえておいてください!

ケアマネージャーの服装【1】カジュアルとフォーマルの中間を意識

ジャケットを使ったケアマネージャーの服装

ここからは、具体的に女性ケアマネージャーにおすすめする服装をご紹介していきます。先ほどお伝えしたように、服装で何より重要となるのが「清潔感」。そこでおすすめするのが、カジュアルとフォーマルの中間を意識した、きれいめなコーディネートです。

例えば、カーキのブラウスに清潔感のある白のクロップドワイドパンツ、黒のテーラードジャケットで、上品な雰囲気のスタイルに。フォーマルなジャケットスタイルには、リラックス感のあるパンツなどで抜け感を意識するくらいが、丁度良いと言えます。また足元は、フラットシューズだとややカジュアルな印象を与えてしまうので、ヒールパンプスで品よくまとめましょう。

ケアマネージャーの服装【2】スーツは堅苦しさを軽減させるとOK

ジャケットを使ったケアマネージャーの服装

なぜフォーマルとカジュアルの中間であるべきなのか、それは利用者とそのご家族に圧迫感を与えないため。例えばかっちりとしたスーツスタイルは、きちんと感や清潔感はありますが堅苦しく見えてしまうため、避けた方が良いでしょう。「話しにくい」と、距離感を感じてしまう利用者もいらっしゃるのです。

もしもジャケパンスタイルにまとめる場合には、スーツらしさを軽減させて。ネイビーのジャケットとパンツには、ビジネスライクな白の襟付きシャツではなくカットソーをチョイスして、くだけた印象を与えるとOKです。さらにその上で、礼儀を守りつつも他人行儀に感じさせないような、安心感を与える話し方を心掛けましょう。

ケアマネージャーの服装【3】ジャージはNG!カジュアルな印象を与える

 

ケアマネージャーは、ジャージスタイルはNGですのでご注意を。カジュアル過ぎるジャージスタイルでは責任感が感じられませんし、どうしても頼りない印象を与えてしまいます。介護現場の職員ではないことを意識して、きれいめな服装を心掛けましょう。

ケアマネージャーは、利用者とそのご家族との距離が近いぶん、しっかりと礼儀を重んじるべき。畏まり過ぎるのはよくありませんが、かと言ってラフなスタイルも好ましくないため、十分にお気を付けください。ケアマネージャーにとって大切なのは、信頼感と安心感を与えることです。

ケアマネージャーの服装【4】ポロシャツにスラックスはOK!ユニフォームも

 

ジャージはNGとは言えど、ポロシャツにスラックス程度の服装なら問題ないでしょう。ケアマネージャーに必要とされることの一つが、ズバリ「フットワークの軽さ」。様々な場所に出向くため、そして利用者から声が掛かったらすぐさまご自宅へ足を運ぶためにも、動きやすい服装が好ましいと言えます。そこで程よくきれいめで動きやすさも兼ね備えた、こちらのスタイルもOKです。

実際に、当居宅介護支援事業所のケアマネージャーは、ユニフォームとしてポロシャツにスラックスを合わせたスタイルをとっているところもあるので、この機会に検討してみてはいかがでしょうか。

ケアマネージャーの服装【5】シンプルで清潔感のある着こなしでどんな場面も難なく対応!

ブラウスを使ったケアマネージャーの服装

シンプルかつ清潔感のあるコーディネートなら、どんなシーンにも難なく対応できるのでおすすめ。失礼のないきちんとした着こなしを普段から意識しておけば、急な訪問でも安心して足を運ぶことができるでしょう。

例えば、ネイビーのブラウスにベージュのテーパードパンツを合わせて、シンプルかつきれいめなコーディネートに。シャツやブラウスは、襟付きのきっちりとしたものではなく、Uネックのように柔らかな印象を与えるものをチョイスすることをおすすめします。

ケアマネージャーの服装【6】登庁や面会ではスーツ姿でビシッと決めて

 

普段の利用者宅への訪問ではなく、行政機関を訪れる際、または面会で病院へ足を運ぶ際などには、スーツでフォーマルな装いにまとめましょう。特に代行業務を遂行するにあたって、カジュアルな着こなしではお相手にマイナスイメージを与える可能性があるため、きちっとスーツスタイルにまとめてください。

誠実、公正を重要とするケアマネージャーだからこそ、シーンに合わせてふさわしい服装を意識して。きれいめカジュアルな服装だけではなく、きちんとしたスーツも1セット用意しておき、その場に合ったスタイルで業務に取り組みましょう!

いかがでしたか?今回は、ケアマネージャーの基本情報からおすすめの服装まで一挙ご紹介しました。ケアマネージャーは、訪問介護などとは違い、カジュアルなジャージスタイルはNG。動きやすさは必要ありませんし、何より大切なのは「信頼感」を得ることです。ただし、かっちりとしたスーツスタイルはお相手を萎縮させる可能性もあるので、程よくフォーマルにまとめることを意識するのがポイントです。以上を参考に、正しい服装で頼れるケアマネジャーを目指してください!

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