初めての劇団四季の観劇では、服装に悩まれる人も多いでしょう。舞台芸術は敷居が高く感じますし、ドレスコードの有無も気になるところです。
そこで今回は、劇団四季観劇でおすすめの服装・コーディネート例、髪型など、知っておきたい身なりのマナーについて徹底解説します!
【目次】
まず劇団四季の観劇の服装には、基本的にはドレスコードはありません。ミュージカルの観劇は、ドレスなどではなく普段着でももちろんOK。しかしせっかくの観劇なので、普段よりもきれいめな服装や、おしゃれな着こなしを心掛けると良いでしょう。
ただ普段着とは言っても、ラフすぎる服装はふさわしくありませんので要注意。最低限のマナーのある、大人の女性らしい着こなしにまとめるべきです。
そこでおすすめするのが、きれいめな雰囲気にまとめたコーディナート。例えるならば、デパートへショッピングに行く際の、普段着の範囲内で仕上げるきれいめなスタイルです。
劇団四季も他のコンサートとなどと同じく、座席の違いがあります。とはいえ、座席によって洋服のフォーマル度が変わるかと言われたら答えはNOです。
さまざまな服装の方が観劇しているので、自分の観劇しやすいコーディネートを選ぶといいでしょう。
基本的にドレスコードが定められていないので、観劇の際に絶対にNGとされている服装はありません。
しかし、周りに迷惑をかけたり観劇の妨げになったりする服装は避けるべき。例えば後ろの人が見にくくなるようなヘアスタイルや、動くたびに大きな音がなってしまう素材のものは、観劇中に邪魔になってしまうので避けるよう心がけましょう。周りへの配慮の気持ちを忘れず服装選びをすればOKです。
続いて、劇団四季を観劇する際におすすめのコーディネートをご紹介します。
ここからは、劇団四季観劇におすすめのコーディネートをピックアップし、具体的に着こなしをご紹介していきます。例えば春には、スプリングコートの定番「トレンチコート」を羽織ってきれいめな着こなしに。さらっと羽織るだけでもきちんと見えするトレンチコートは、一着持っておくとデイリーユースからフォーマルシーンまで重宝できること間違いありません。
シャツにテーパードパンツできちんとしたコーディネートに、トレンチコートをプラス。かっちり感を抑えたい場合には、例えばおしゃれな色合いのシャツを持ってくると、程よくカジュアルダウンする上に一気に垢抜けた印象に仕上がるのでおすすめです。
暑い夏には、清涼感のあるワンピースで涼しげなスタイルに!そこでおすすめなのが、淡いカラーの優しげな風合いのワンピースをさらっと着こなしたコーディネートです。揺れ感の綺麗なくるぶし丈のワンピースは、清楚な上に女性らしさを引き立てる優秀アイテムだと言えます。
館内ではエアコンが効いているので、カーティガンや薄手のシャツのような軽めの羽織りものを用意しておくと安心です。
肌寒い日が続く秋には、ニットスタイルでハンサムレディな着こなしに。例えば黒のタートルネックニットに、ブラウンのチェック柄テーパードパンツを合わせて、シンプルながらもハンサム、そしてどこかトラッドな雰囲気の秋にぴったりの装いに仕上げましょう。
足元は、ヒールパンプスをチョイスして女性らしさを引き立てて。さらに手首や足の甲を出して「肌見せ」をすると、さりげなく女性の色気を演出することができます。ハンサムなコーディネートには、このように女性らしいエッセンスを加えることを心掛けると、クールすぎずレディな着こなしにまとまるのでおすすめ。
寒い冬には、コートがコーディネートの主役になりがち。そこでこの季節には、きちんと見えするコートを羽織って品のある着こなしにまとめましょう。例えばスタイリッシュなチェスターコートは、さらっと羽織るだけでも洗練された大人のスタイルが叶うのでおすすめです。
ざっくり編みが今っぽいケーブルニットに、コーデュロイパンツを合わせた、温かみのあるコーディネート。かっちり感のあるチェスターコートは、優しげな雰囲気のコーデにプラスするとバランスよくまとまります。さらに足元はヒールパンプスで、女性らしいエッセンスをプラスすることをお忘れなく。
普段の着こなしとは少し違った雰囲気にまとめたい、気合を入れている感なくコーデを華やかに見せたい、そんなあなたにはこちら!足元に「きれい色」のシューズをプラスして、さりげなく華やかな着こなしに仕上げると良いでしょう。案外足元はコーデの雰囲気を左右する部分ですので、そこを工夫するだけでも一気に垢抜けたような印象を与えることができるのです。
ベージュや黒でまとめたコーディネートは、どこか地味に見えがち。そこで例えば「イエロー」のパンプスをプラスすると、一気にコーデが華やぎ垢抜けた着こなしが叶います。
劇団四季観劇の髪型は、普段通りで全く問題ありません。ナチュラルに、下ろしたヘアスタイルで足を運んでも良いでしょう。普段よりもおしゃれを意識して、軽くコテで巻いてゆるふわヘアに仕上げるのもアリ!また、髪を結ぶのであれば、低い位置でサイドにまとめることをおすすめします。なぜなら、椅子に持たれた時に邪魔になる可能性があるからです。
さらに、「高い位置でのお団子ヘア」は、劇団四季の観劇では避けるのがベター。椅子がフラットに並んでいる場所では、後ろの人の視界を遮ってしまうかもしれません。もちろんつばの大きな帽子も、後ろに迷惑がかかる可能性があるため必ず脱いで観劇を楽しんでください。
劇団四季観劇の足元に関しても、特に指定はありませんので、お好きな靴を履かれてください。その日のお洋服に合った一足をチョイスして、おしゃれなコーディネートを完成させましょう。ただし先ほどご紹介したように、最低限のマナーのあるきちんとした服装が好ましいので、履き潰したスニーカーやラフすぎるサンダルは避けてください。
きれいめな着こなしにはヒールのあるミュールやサンダル、抜け感のある着こなしにはスニーカーなど、足元は何でもOK。その日の服装に合わせて、お気に入りの靴をチョイスしましょう!
さらに劇団四季観劇の鞄は、どのようなものが良いのか気になるところ。これに関してもどんなものでも問題ありませんが、使い古したものや野暮ったいものは避けましょう。大人の女性としての品格を下げることとなってしまうため、最低限きちんとしたものを選ぶべきです。
そこでおすすめなのは、きれいめなハンドバッグやショルダーバッグなど。これらは品のある着こなしにぴったりですし、身につけるだけできちんと感を演出することができるでしょう。リュックサックのようなカジュアルな鞄も悪くはありませんが、子どもっぽく見えるようなデザインものは、避けた方が無難です。
今回は、劇団四季の観劇におすすめの服装から髪型、小物まで、身なりのマナーにおいて知っておきたいことをまとめてご紹介しました。
基本的にドレスコードはありませんし、普段通りの服装でも問題ないのですが、大人の女性として品のある着こなしにまとめるのが無難です。ぜひ参考にして、おしゃれを楽しみつつもマナーのある服装で、劇団四季の観劇を存分に楽しんでください!