”モード”と聞くと、どんなファッションを想像しますか?黒を基調とした服装やモノトーン、個性的な色柄のファッションを想像する人もいるかもしれません。どんなファッションが"モード"なのか、見ていきましょう。
【目次】
フランス語の”モード(mode)”は、”流行”や”ファッション”を意味します。つまり「モード」とは、最先端のファッションの流行を表す言葉なのです。
時代の流れとともに流行が変化していくように、モードも毎年変化していきます。そのため、本来モード系のファッションは、こんな服装!というような定義がしにくい曖昧な言葉とも言えるでしょう。
日本では、モードと言えば”突き出た個性派なおしゃれ”のイメージが強くあります。中でも、黒やモノトーン、奇抜な柄や色使いのファッションをモードと表すことが多いようです。
デザイン性が高く突き出たスタイルだったり、最先端のシルエットやフォルム・素材のモードファッション。モテを意識した服装と言うより、非凡で個性的な服装を楽しむ、エッジの立ったファッションとも言えるでしょう。
モードの反対のファッションとしては、スタンダードなファッションが上げられます。トラッドやコンサバなどの万人受けしそうな服装が、スタンダードな服装に位置づけられます。
きれいめからカジュアルまで幅広いファッションアイテムを扱うZARA(ザラ)は、プチプラ価格でモードファッションを楽しみたいおしゃれさんの強い味方。トレンドを押さえたモード色の高いアイテムが豊富なのが魅力です。
肩部分のみが膨らんだ袖デザインに、お腹が見えるほどのショート丈と、ファッション性の高いカットソーをパンツとセットアップで着ることで、モードな印象のコーデが完成します。
ZARA フルイド地キュロットパンツ / ¥5,990
AMERI Vintage(アメリヴィンテージ)は、モードな中にもヴィンテージ感のあるファッションを展開しているブランド。個性的で突き出たおしゃれを楽しみたい大人女子におすすめです!
優しい肌触りのニットタイトスカートは、履くだけで今っぽいおしゃれが叶うアイテム。女性らしいシルエットを簡単に作ってくれるので、女子会やデートなど活躍の場はたくさん!
コーデをモノトーンに仕上げるだけでも、モードな印象は作れます。ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)のプリーツトップスは、着るだけでモードな着こなしが叶うアイテム。
トレンド感のあるメタリック厚底サンダルで、女性らしいコーデの足元にさり気なくエッジを効かせています。
RIM.ARK(リムアーク)は、ノームコアとモードを融合させたレディースブランド。大人女子の毎日の着こなしに馴染む、モードな中にも上品さのあるファッションアイテムが魅力です。
都会的でありながらも、トレンド感を押さえたモードなフローイングロングワンピースは、着るだけで洗練されたスタイリングが完成します。
COMME des GARÇONSのジャケットとワンピースで、全身を黒で統一したモードな着こなし。モード系と言えば、COMME des GARÇONS(コムデギャルソン)を思い浮かべる人もいるかもしれません。
黒を基調とした独創的なCOMME des GARÇONSは、モードを語る上で欠かせません。80年台に”モードと言えば黒”を印象付けたのが、COMME des GARÇONSとヨウジヤマモトと言われています。
デザイナーの山本耀司(ヨウジヤマモト)が手がけるY's(ワイズ)の、アシメントリーなノースリーブワンピース。ヨウジヤマモトはCOMME des GARÇONSと共に、モードに黒を印象づけた世界的なブランドです。
黒を多く使ったファッションアイテムは、どれもエッジの効いた個性的なデザインが特徴。
Y's ノースリーブアシンメトリーワンピース / ¥69,120
ELENDEEK(エレンディーク)のワンピースは、4柄の様々なストライプが目を引くアイテム。
今までにない新鮮な柄のワンピースは、1枚さらっと着るだけでおしゃれ上級者になれます。
STRIPE VARIATION OP / ¥29,700
ENFOLD(エンフォルド)の、色使いの斬新なスカートが主役のモードコーデ。トラッドな印象のチェックですが、パキッとした色使いと、ランダムな2段フレアにすることでモードな印象に。
時代の最先端を行く、モードなファッションをご紹介しました。大人っぽくクールに決めたい日は、ぜひモードな着こなしに挑戦してみてくださいね。