一番長い時間を過ごすリビングは、おしゃれで落ち着く空間にしたいもの。そこで役立つのが観葉植物です。リビングにぴったりな観葉植物の選び方や置き方など、風水的な意味やおすすめの観葉植物と共にご紹介します。
【目次】
■置き場所の明るさ
リビングと言っても、日の当たる場所もあれば全く光が入らない場所まで様々。観葉植物によって必要な光の量が違うので、明るさに合う種類を選ぶのが長持ちさせるポイントです。
例えば日陰でも耐えることができる「耐陰性」の観葉植物なら、暗めの場所でも育ちます。
全く光が入らないとなると光合成ができないのでなかなか難しいですが、週に1、2回ほど明るい場所に移動して光を当てれば育つ観葉植物もあります。
■置き場所の広さや高さ
リビングのシンボルとなるような大型の観葉植物や、テレビ横に置くなら広がりにくいものがおすすめ。
天井から吊るすなら、垂れるタイプの軽いもの。
棚の上に置くなら、小さめの観葉植物がバランス的にもしっくりきます。
■テイスト
観葉植物は種類が豊富なので、リビングのテイストに合わせて選ぶことができます。
カフェのような雰囲気にするも良し、南国風、北欧風、アジアンテイストなど、部屋のテイストにぴったりなものを選びましょう。
■虫がつきにくいもの
観葉植物を置きたくても虫が苦手!という方のために、そもそも虫がつきにくい観葉植物もあります。
幸福の木とも言われているガジュマルや縦長のサンスベリア。また、ペパーミントなどのハーブ系は虫よけにも便利です。
他の観葉植物を置いている場合は、できるだけ受け皿に水をためないのがポイント。有機系の土もコバエが集まるのでおすすめできません。
もしくは、人気のフェイクグリーンを飾るのもアリ。最近はパッと見本物に見えるようなおしゃれなものもあるので活用してみましょう。
カラフルな家具をバランスよく配置した北欧風のリビング。グリーンはマストアイテムなので、それぞれの場所にあった置き方でいくつも置くのが正解です。
シンボルになるような大型の観葉植物は、ぽっかり空いたソファ横のスペースに。棚やテーブルの上に小さめサイズの観葉植物を。
クッションなどでグリーンを使うことで、観葉植物との統一感を出すのも効果的です。
リビングの壁沿いにあるキャビネット周りも、観葉植物で良い気を取り入れるのが風水的におすすめ。特に葉が下を向いた観葉植物は、気持ちを落ち着けてくれる効果があります。
鋭い形の葉が特徴的なパキラなども、邪気を払う効果があるのでおすすめです。
サイドには背の高い枝物やサボテンを。棚の上には、立った時に目線の位置に来るほどの高さで存在感をアピールします。
リビングに観葉植物を置く時は、鉢カバーもキーポイント。白を基調としたリビングなら、籐やウッドの鉢でナチュラルな雰囲気にするのがおしゃれ見せの基本です。
ナチュラル素材は、すべて一緒の鉢でなくても統一感が出るのがメリット。
風水では、家電製品を多く使うリビングだからこそ、癒し系の観葉植物を置くことで家庭運が上がる効果が期待できるとされています。
天井に近いスペースは、照明くらいしか活用方法がないので寂しくなりがち。そんな時に便利なのが、吊り下げタイプの観葉植物。最近は100均やホームセンターでも、吊り下げるタイプの鉢が購入できます。
垂れるタイプのワイヤープランツやポトスは、風水的にもリビングに適している観葉植物。
天井だけでなく、床には背の高いパキラなど、棚の上には背の低い観葉植物を置いて。グリーンがあることで、全体的に奥行きが出て広く見える効果も期待できます。
葉が下を向いた「陰」の観葉植物があると、落ち着いた雰囲気が漂い良い気が入りやすくなります。
ハート型の葉っぱが可愛いクワズイモやサボテンは、気温の変化にも強く育てやすいので一人暮らしのリビングにもぴったり。
カーテンレールから小さめの観葉植物を吊り下げたり、種類の違うサボテンをいくつかまとめるのもおしゃれな置き方です。
観葉植物の効果でリビングをおしゃれ見せするには、部屋のテイストに合うものを選ぶのがコツ。
例えばアジアンテイストのリビングなら、ヤシの木っぽい枝物やサンスベリアのような厚みのある棒状の葉が特徴的なものがぴったり。
背が低めの家具や、鮮やかなピンクの花を飾ることでさらに開放的なアジアンリゾートの雰囲気を楽しめます。
リビングに観葉植物を置けば、リラックスタイムが充実すること間違いなし!ご紹介したインテリアの例を参考にして、自宅のリビングに合う観葉植物を選んでみてください。