持ちの良さやさまざまなアートが楽しめることで人気なのがジェルネイルですよね。しかしジェルネイルをしていると、爪が伸びてきたときの長さが気になることも。そのときに爪切りを使っていいのか、どのような対処法をすればいいのでしょうか。
【目次】
そもそもジェルネイルとは、「ジェル」と呼ばれる液体を爪に塗り、UVライトやLEDライトを使って硬化させることで仕上がるネイルのことです。
濡れたようにキレイなツヤを表現することができ、普通のマニキュアよりも外部からの衝撃に耐えることができるので、はがれにくい特徴があります。
キレイなネイルを少しでも長くキープしたいという女性や、さまざまなアートを楽しみたいという女性から人気があるんです。
ただ、長時間持つということは、爪も伸びるということ。
美しい見た目をキープするためには、ジェルネイルをしている最中でもケアをしてあげることが大切です。
では、爪の長さが気になったとき、爪切りを使って短くしてもいいのでしょうか。
爪を短くするなら、簡単な爪切りを使いたくなるところですが、実はジェルネイルをしているときは爪切りを使わないほうがいいと言われています。
■ジェルネイル中に爪切りを使わない方がいい理由
①せっかくのジェルが割れてしまう
爪切りで切った衝撃によってジェルが割れてしまう可能性があるんです。見た目が美しくなくなってしまうだけでなく、そこから雑菌などが入り込み、衛生的によくありません。
②グリーンネイルになりやすくなる
ジェルが割れたり、ジェルネイルと自爪にすき間ができたりすると、そこから水分や雑菌が入り込み、グリーンネイルになるリスクが高まると言われています。
③自爪が割れたり、二枚爪になったりする
爪切りによる衝撃でジェルが割れるだけでなく、自爪が割れたり、二枚爪になったりしてネイルが楽しめなくなりますし、ジェルネイルの持ちも悪くなってしまいます。
これらの理由から、爪切りは使わない方がいいと言われています。
ジェルネイルのときは爪切りを使わない方がいいということが分かりましたが、では爪が伸びてきてしまったときの対処法はどのようにすればいいのでしょうか。
「爪切りを使えなくても、短く整えたい!」という方であれば、極力爪を傷めずにジェルネイルを切ってみましょう。
■ジェルネイルを短くする方法
①爪の裏の皮膚の部分を確認し、ネイルニッパーを用意して切りたい長さより長めに爪を切ります。
②スクエア型っぽくなるようにざっくり切ったら、皮膚を削らないように気を付けながら180Gのファイルを90度に当てて、爪に対して一定方向に削っていきます。
③爪の角を好みまで落としたら、短く削った部分をスポンジバッファーで一定方向に削ります。
④削った先端にトップコートを薄く塗り、乾いたら完成です。
プロの方に任せることがおすすめですが、応急処置として覚えておくと安心です。
爪切りを使わずにお手入れしたジェルネイルは、普段の生活を意識することで持ちを良くすることができると言われています。
■ジェルネイルを長持ちさせる方法
・水にあまり触れないようにする
・爪への衝撃を避ける
・こまめに保湿する
・高温多湿は避ける
・施術のときにトップジェルを少し厚めに塗ってもらう
ジェルネイルは水に弱い性質があるので、水仕事をするときはゴム手袋を使うようにするなど工夫するといいですよ。
また、長時間の入浴やサウナなども剥がれやすくなる原因になるそうです。
爪切りが使えないジェルネイルのための応急処置をご紹介させていただきましたが、ジェルが浮いていたり、亀裂が入っていたりする場合は、自分で行わずにプロの方にお任せすることがおすすめです。
もしくは、自分でジェルネイルをオフしてから爪切りで短くするのも一つの手ですよ!
■ジェルネイルのオフのやり方
①ファイルを使ってある程度ジェルネイルを削っていき、爪の形にカットしたコットンにアセトンを染み込ませ、皮膚に付かないように爪に乗せます。
②コットンを乗せたらアルミホイルを指先に巻いて数分待ち、ジェルネイルが浮いてきたらメタルプッシャーを使って削り落とします。
③落ちない場合は、もう一度最初からやり直し、取れたらバッファーで表面を磨きましょう。
④ネイルオイルを爪に塗り、ハンドクリームで保湿すれば終わりです。
ジェルネイルをオフするときも無理やりやらないように気を付けてくださいね。
ジェルネイルが伸びてきたときの対処法についてご紹介しました。爪切りを使うことができないので、丁寧に削るかオフするかの対策が必要になってきます。ジェルネイルのメンテナンスは4週間ほどだと言われているので、この期間を守りながら楽しいネイルライフにしていきましょう。