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2019.01.16

エタノールが掃除に大活躍!注意点や無水エタノールの使い方もご紹介

エタノールが掃除に大活躍!注意点や無水エタノールの使い方もご紹介 エタノールが掃除に大活躍!注意点や無水エタノールの使い方もご紹介

リーズナブルな消毒グッズの定番のエタノールは、消毒以外にもさまざまな場所を掃除できる優秀なアイテムです。今回は、エタノールを使った掃除方法や、薬局で購入できる無水エタノールの使い方やメリットもご紹介します。

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エタノールを使った掃除の仕方【1】消毒しながら拭き掃除

消毒用エタノール

ドラッグストアで購入できる「消毒用エタノール」や、キッチンやダイニングで使用するエタノールスプレーなど、エタノールを使用したグッズは多いですよね。100均でも手軽に購入できるエタノールグッズは必ずと言っていいほど家にあるお掃除グッズです。


■除菌できる

医療用の消毒用エタノールの場合は、ケガをしてしまった際や、身体を清潔にしたい場合に、エタノールで拭くことで除菌できます。医療用以外にキッチン用やリビング用など色々な種類があるエタノールですが、基本的にはエタノールはアルコールの一種です。

スプレーでサッと吹きかけて軽く拭き取るか、きれいな布やキッチンペーパーにエタノールをつけて拭き掃除をするだけで、安い価格で手軽に消毒ができます。


■二度拭きがいらない

例えば、エタノールは、水洗いできない場所の拭き掃除におすすめです。洗剤を使った拭き掃除をする場合は、拭いた後に水拭きや乾拭きをする必要があります。しかし、エタノールは揮発性が高いので、拭き掃除をした後はエタノールが蒸発してくれるので、その後の水拭きや乾拭きが必要ないのがメリットです。したがって、エタノールを使用する際は、しっかり換気を行うことと、引火には十分注意しましょう。


■変色のリスクが低い

また、エタノールは、無色透明ですので、他のアイテムに色を付けることもありませんし、塩素系漂白剤とは違い、抜き掃除した場所を傷めるリスクが低いのも、使いやすい点です。ただし、除菌効果のあるエタノールですので、使用する際は手袋を使用するようにしましょう。


■水洗いできない場所や肌に触れる場所、食べ物を扱う場所もOK

エタノールは、キッチンの水回り、冷蔵庫、包丁やまな板などのキッチングッズのような、食べ物を扱う場所や、水で洗浄できない場所に使用するのがおすすめです。また、トイレやバスルームなど、菌が繁殖しやすい場所にもおすすめですね。

ダイニングやリビングのテーブルやイス、ドアノブやインテリア、子供のおもちゃ、ベッドなどの肌に触れる場所のお掃除にも向いているアイテムです。比較的場所を選ばずに除菌できるのがメリットですね。

エタノールを使った掃除の仕方【2】油汚れに

エタノールでキッチンを掃除している女性

エタノールには、油を溶かす効果もあります。

したがって、コンロの周りや、電子レンジ、キッチンの窓や壁、床などの油汚れの拭き掃除にもおすすめです。

ただし、エタノールは引火する危険がありますので、先ほどご紹介したように換気を十分に行い、空気を入れ換えてから火を使うようにしましょう。

また、大量に吹きかけるのは危険ですので、掃除する際は要らなくなった布やキッチンペーパーにしみ込ませて拭き掃除をするのがおすすめです。仕上げに水拭きを行うと、より安全ですね。

エタノールを使った掃除の仕方【3】カビや臭い対策に

エタノールで窓掃除をしている女性

エタノールを使ったお掃除方法でメジャーとなっているのは、カビ対策です。

カビが繁殖してしまった窓や畳、押入れやクローゼット、シューズボックス、ゴムパッキンなど、軽いカビ汚れの場合は、エタノールで拭き掃除をすることでカビ取りを行うことができます。

エタノールを使った掃除の仕方【4】無水エタノールの使い方

オフィスグッズ

薬局で購入できる「無水エタノール」も、お掃除におすすめのアイテムです。無水エタノールは、水が含まれていないエタノールの事です。

したがって、エタノールで掃除をしたい場合、通常の消毒用エタノールやキッチン用のエタノールがない場合は、無水エタノール8:水2で薄めることで代用できます。


■無水エタノールを掃除に使うメリット

無水エタノールを掃除に使うメリットは、水が含まれていない分、揮発するのが早い点です。水拭きできないような電化製品の掃除にも向いていますので、パソコンのキーボード、リモコン、スマホ、エアコンの吹き出し口などのお掃除の拭き掃除に向いています。ただし、テレビやディスプレイなどは、画面を溶かしてしまう可能性があるので使用できません。

拭いた跡も残りにくいので、窓の拭き掃除にもおすすめですよ。
もちろん、通常の油汚れやカビ取りの掃除にも使用できますし、油性ペンやシールの跡を消す際に使用するのも有効です。

エタノールを使った掃除の仕方【5】エタノールを使うのはNGな場所

女性のバッグ

比較的場所を選ばずに拭き掃除ができるエタノールですが、素材によっては掃除できない場合もあります。

例えば、エタノールは油を溶かす特性がありますので、ワックスがけをしているフローリングのお掃除はやめましょう。ニスが塗られたインテリアの使用も向いていません。

その他にも、革製品や発泡スチロール製品への使用は避けた方が良いですね。

また、エタノールは揮発性があるといっても、電子機器に使用すると故障の原因になることがあります。電子機器を掃除する場合は、必ず電源をオフにしてコンセントを抜くようにしましょう。また、直接吹きかけるのではなく、雑巾や布にエタノールをしみ込ませて拭き掃除を行いましょう。

そして、揮発したエタノールが引火する可能性があるので、換気できない場所や、火気がある場所のお掃除は絶対にやめましょう。

揮発性の高いエタノールは、色々な場所のお掃除に活躍してくれますが、引火する危険があるため、換気を行い、火気を使用するのは避けるようにしましょう。手軽に消毒しながら拭き掃除できるエタノールで、おうちをきれいにしたいですね。

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