DEC.02.2019

火葬の服装を一挙ご紹介!マナーから着こなしまで丸ごとチェック

火葬の服装を一挙ご紹介!マナーから着こなしまで丸ごとチェック 火葬の服装を一挙ご紹介!マナーから着こなしまで丸ごとチェック

火葬の際の服装に、お悩みの女性も多いはず。故人と最後のお別れをする場だからこそ、マナーのある正しい身だしなみで足を運びたいところです。そこで今回は火葬のマナーなどの基本情報から、必要な持ち物、さらにはおすすめの服装をご紹介します。

告別式から火葬の流れって?まずは基本をチェック

 

故人との最後のお別れの儀式であり、葬儀の締めくくりに行われる「火葬」。ここでは、告別式から火葬に至るまでの基本的な流れについてご紹介します。そこでまず告別式は、葬儀でメインとなる儀式で、世間的な付き合いの中で故人と親交のあった人々が、最後の別れを告げるもの。僧侶の読経や焼香、喪主の挨拶などが行われます。

告別式が終わったら、参列者全員でお花を棺の中に飾り、蓋をくぎ打ちをして出棺を。霊柩車に故人のご遺体を乗せて、火葬場に向かいます。火葬に立ち会うのは、ご遺族やご親族、そして故人と深い繋がりのあった知人など。火葬炉の前では読経などの時間を持った後、ご遺体を納めた棺が火葬炉に入れられ、喪主がスイッチを入れ火葬される、というのが大まかな流れとなります。

火葬の服装って?まずは故人の着こなしをご紹介

 

火葬の場にふさわしい服装を知る前に、まずは故人の服装のマナーからチェックしてみましょう。そこで故人の服装は、宗派によってやや異なるものの、白装束と呼ばれる真っ白な着物を着せるのが一般的。ただ近年では、服装に関するマナーが多様化してきたことから、白装束ではなく、故人が生前に好んだ衣服を着せるケースも見受けられます。

また、白装束は『左前』に着せるのがマナーだとされています。これはなぜかというと、私たちの住む世界と死後の世界は逆の関係にあるからです。また、着物の着用が一般的だった時代は右前が当たり前だったため、故人を左前にすることで、亡くなった方と区別できるよう工夫をしたとも言えます。

火葬の間の過ごし方をご紹介!初めての方は要チェック

 

実は火葬にかかる時間は、1時間半から2時間ほど。棺の材質やご遺体の状況によって時間に差がありますが、基本的には長い時間を要します。そこで火葬が終わるまでの時間は、どのように過ごしておけば良いのか気になるところです。

基本的に喪主やご遺族、ご親族などは、別室にて待機することとなります。その際には、お茶を飲んだりお菓子を食べたりとゆっくり過ごしながら、故人の思い出話などをしつつ待機する形に。飲食物は葬儀場のスタッフが用意してくれるため、ご遺族が積極的に動く必要はありません。

火葬のみの戒名ってどうする?ポイントをご紹介

 

そもそも「改名(かいみょう)」とは、仏弟子となった証として故人に送られる名前の総称として用いられます。簡単に言えば、仏教において、亡くなった後に付けてもらう名前のことです。そんな戒名ですが、直葬(火葬式)のみの場合にも必要なのか気になるところ。

そこで実は、仏式で葬儀をしない人には戒名は必要ありません。生前に仏弟子になっていなかった人が、お葬式の場で仏弟子にしてもらってあの世に送られるため、死後に戒名がつく、といったイメージとなります。したがって直葬の場合、お墓が宗教フリーの霊園にあるのなら基本的に戒名は必要ないのですが、お寺の檀家になっている場合は必要になるケースも。悩んだら、まずは寺院に相談してみることをおすすめします。

火葬の服装【1】喪服が基本!装飾品はできる限り身につけないで

 

ここからは、火葬の場にふさわしい服装を具体的にご紹介していきます。そこで火葬の際の服装は、葬儀や法事などに参加する際に着用する「喪服」が基本。身内だけで行う火葬式では服装に縛られる必要はないものの、最低限のマナーとして喪服できちんとした身なりにまとめたいところです。

装飾品については、基本的には結婚指輪以外は身につけないのがマナー。ネックレスなら真珠の一連程度であれば問題ないとされていますが、華美にならないように気をつけましょう。身につけるアイテムに関しても、光沢のある目立つものは必ず避けるようにしてください。

火葬の服装【2】喪服がないならスーツもOK!黒もしくは地味な色に

スーツを使った火葬の服装

突然のことで喪服が用意できなければ、スーツを着用するのもOKです。リクルートスーツのように黒色もしくは地味な色、そして柄はなくシンプルで光沢感のないものをチョイスしましょう。また、パンツスーツは絶対的にNGというわけではありませんが、略喪服としてややカジュアルな印象が強いため、親族として着用するのは控えた方が良いでしょう。

黒色のスカートスーツに白のシンプルなシャツやブラウスで、フォーマルな装いに。足元は光りもののついていないシンプルな黒のパンプス、ストッキングも黒色をチョイスしてください。また髪が長い女性は、束ねてスッキリとさせておくと好印象を与えることが可能です。

火葬の服装【3】子供は何を着る?制服が正装に

 

家族でお葬式に参列する時、子供の服装に頭を抱える方も多いかと思います。そこで小学生以上のお子さんなら、学校の制服があれば制服を着用するのが基本。子供の礼服は制服ですので、黒白以外の色柄が入っていても気にしなくて良いでしょう。実際に子供用の喪服もありますが、成長すると着られなくなりますし、揃える必要はありません。

また、もしも制服がないのであれば、ユニクロや無印良品などで制服風の着こなしを完成させてください。冠婚葬祭だけではなく、普段着としても着まわせるものを選ぶことをおすすめします。さらに乳児は黒や白のベビー服が好ましいものの、手に入らなければグレーや水色などの控えめな色ならOKです。

火葬の服装【4】ストッキングは必ず黒色を選ぼう

 

女性のストッキングに関してですが、必ず「無地の黒色」をお選びください。肌が軽く透けるくらいのデニール数が基本で、厚手のものはカジュアルな印象を与えてしまうので避けましょう。一般的に販売されている葬儀用のストッキングは、20デニールのものが多い印象です。

また、寒い冬場にはタイツを着用する女性もチラホラ見受けられますが、どうしてもカジュアルに見えてしまうので避けた方が良いです。冬場のストッキングでも厚手のものはマナー違反ですので、例えば足用のホッカイロを仕込んだりと、見えない部分での防寒対策を意識しましょう。

火葬の服装【5】靴は黒色の地味なものをチョイスして

 

火葬の際の足元は、黒色の地味なパンプスがマスト。当然ながら明るい色合いのものは避け、装飾のないシンプルな一足をチョイスしましょう。中敷は特に気にしなくても大丈夫ですが、靴を脱いだ時に気になるのであれば、黒や紺色、ベージュのものを選ぶとOKです。

さらにパンプスは、ピンヒールやヒールの高いもの、反対にフラットなものはカジュアルな印象を与えるので避けてください。ヒールの高さの目安としては、3センチから5センチ程がベストだと言えます。また、ストラップタイプのパンプスは、物によってはファッショナブルに見えてしまいますし、脱ぎ履きにも面倒なので、プレーンなデザインを選ぶことをおすすめします。

火葬の服装【6】持ち物はどうする?必要なアイテムをチェック

 

火葬の際には、どのような持ち物が必要なのか気になるところ。そこで最後に、火葬に必要な持ち物からあったら便利なアイテムまでご紹介します。初めて火葬の場に足を運ぶ方は、ぜひこの機会にチェックしておいてください。

■火葬に必要な持ち物
・ハンカチ(派手なものはNG)
・数珠
・香典、袱紗(葬儀に参列する場合)
・メイクポーチ(化粧直しに)

数珠選びに悩んだら、宗派を問わず全ての宗派で使える「略式数珠」を選ぶと良いでしょう。また、数珠の貸し借りはタブーとされているので、ご自身でご用意ください。

いかがでしたか?今回は、火葬のマナーなどの基本情報から、おすすめの服装まで一挙ご紹介しました。火葬では基本的に、黒いワンピースなどの喪服の着用がマナーだとされていますが、もしも突然のことで用意ができなければ、ブラックスーツでも問題ありません。さらに装飾品などはできる限り身につけず、ストッキングは黒色を着用するなどして、地味なスタイルにまとめましょう。ぜひ参考にして、マナーのある正しい服装で火葬へと足をお運びください。