マニキュアを使ったセルフネイルにありがちな悩みといえば、「剥がれる」問題。ここでは、長持ちさせる塗り方や乾かし方、ケアの方法を丸ごとチェックしてみませんか?そこで今回は、マニキュアが長持ちしない原因から長持ちさせる秘訣まで一挙ご紹介します!
【目次】
『おしゃれは指先から』というように、ファッションの一部としてセルフネイルを楽しんでいる女性も多いはず。しかし中には、マニキュアの「剥がれる」問題に頭を抱えている方も数多くいらっしゃるでしょう。せっかく綺麗に仕上げても、少し時間が経つと爪先から剥がれたり、根元から浮いてきたり。ここではセルフネイル事情を解決するためにも、マニキュアに関するあれこれをチェックしてみませんか?
そこで今回は、マニキュアの剥がれる問題を解消すべく、原因から対策、塗り方まで一挙ご紹介します!まずは剥がれやすくなる原因を徹底解説した上で、長持ちさせる方法、具体的な塗り方、さらにはおすすめのマニキュアまで一挙ご紹介しますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
時間をかけて丁寧にマニキュアを塗っても、お風呂に入ったら剥がれてしまったり、時間が経ったら爪先から欠けてしまったり。これをただ単に、「マニキュアはそもそも長持ちしないものだししょうがないこと」だとお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、工夫すれば剥がれにくくすることができます。ここでまずは、一体どのような原因があって、マニキュアは剥がれてしまうのか頭に入れておきませんか?
そこでまずは、マニキュアはなぜ剥がれてしまうのか、その気になる原因について一挙ご紹介します!ここでは考えられる3つの原因をピックアップし、それぞれの詳細について徹底解説。この機会にご自身を振り返ってみて、当てはまる項目はないかチェックしていただけたら幸いです。
ネイルが剥がれる原因の1つが、「常に水分や油分が残ったまま塗っている」というものです。ネイルをする前には、爪を清潔な状態に保っておくのが鉄則。そこで水分や油分が残っていると、ネイルポリッシュを乗せてもうまく爪に密着できず、根本からペリッと剥がれやすくなってしまうのです。
また、そもそもネイル前には「水分」に触れることを避けた方が良いとされています。というのも、実は私たちの爪は皮膚と比べて、より水分を吸収しやすいからです。塗る前に水分に触れると、爪が吸収して膨張し、残った水分は蒸発。すると塗ったマニキュアに隙間が生じて、根本から浮いてしまう、というわけです。
マニキュアが剥がれる2つ目の原因は、ズバリ「正しい方法とアイテムで塗れていないから」というもの。そもそもあなたは、自己流のやり方でマニキュアを塗っていませんか?手順から塗り方まで基本が身についていなければ、マニキュアの持ちをアップさせることはできません。今回の記事で、その正しい方法をチェックしていただけたら幸いです。
また、中には「ベースコート」や「トップコート」を塗る工程を省いている方もいらっしゃるでしょう。ですが実は、これらのアイテムはマニキュアを綺麗に塗るために、そして長持ちさせるために非常に重要なカギとなるアイテム。この一手間を行なっていないと、剥がれやすくなってしまうのは言うまでもないでしょう。
さらに3つ目の原因が、「マニキュアを塗った後の過ごし方に問題がある」と言うもの。例えば、マニキュアが乾ききる前にお風呂に入っていませんか?ベタつきがなくなったから、と十分に時間を置かずに入浴すると、爪が柔らかくなってペリッと根本から剥がれたり、洗髪による摩擦で爪先から剥げたりと、ヨレる原因となってしまいます。
もちろん、皿洗いなどの水仕事も同様。マニキュアが完全に乾ききるには、半日〜1日程度かかると言われているため、塗るタイミングには十分に気をつけましょう。塗った後は、できる限り爪に刺激を与えないことを意識しつつ過ごしてください。
「マニキュアは剥がれやすいもの」だとイメージされていた方も、以上より剥がれてしまうのには原因があることをご理解いただけたことでしょう。しかしそこで気になってくるのが、実際のところどのくらいの期間、綺麗な状態をキープすることができるのかというポイントではないかと思います。
そこで次に、一般的にマニキュアが持つとされる期間について一挙ご紹介します!ここでは、知っておきたいセルフネイルの持ちについて解説するべく、「ネイルポリッシュ」と「ジェルネイル」の2種類をピックアップしてご紹介。商品によって若干の差はありますが、目安としてチェックしていただけると幸いです。
まず通常のネイルポリッシュの持ちは、「2〜3日」が目安とされています。日常生活の中で指先をよく使う場合は特に、綺麗な状態をキープできるのはこれくらい。ただこまめなケアを意識すると、長くて1週間から10日ほど持たせることができるでしょう。
例えば、2〜3日に1回トップコートを塗り直すだけで、マニキュアの持ちがアップ。さらに先端にラメなどのアートを入れると、カラーが剥がれにくくなるのでおすすめです。また爪の状態も剥がれやすさを左右させますので、清潔かつ健康的な状態を保っておくことも重要なポイントとなります。
一方、セルフで「ジェルネイル」を楽しまれる女性もいらっしゃるでしょう。一般的なネイルラッカーと比べると長持ちの印象ですし、実際に剥がれにくさも段違いです。そこでセルフジェルネイルの持ちの平均は、ズバリ「3〜4週間」だとされています。
正しく施術をすればそれ以上持たせることもできるのですが、爪の健康や衛生上の問題を考えると、やはり1ヶ月に一度はオフするのが理想。爪が伸びてくるとジェルネイルとの境目から水が入って雑菌が繁殖したり、日常生活の中でも支障が出たりと、悪影響を及ぼす可能性があるからです。
せっかく時間と手間をかけてセルフネイルをするのですから、どうせなら長持ちさせたいところ。それでは具体的にどのようなポイントを意識すれば、マニキュアをより長い期間、剥がれのない綺麗な状態にキープすることができるのでしょうか。
そこで次にご紹介するのが、マニキュアを長持ちさせる方法。ここでは、絶対に押さえておきたい4つのポイントをピックアップして、それぞれの詳細について徹底解説します。セルフネイルを楽しむにあたって、絶対にチェックしておきたい秘訣をご紹介していきますので、ぜひこの機会に目を通してみてください。
これまでお伝えしたように、ネイルを長持ちさせるにはベースコートからトップコートまで使い、正しい方法で塗るのが基本。まずはベースコートを塗って、爪の凹凸を補正しつつ、次のネイルポリッシュとの密着度を高めてあげましょう。この一手間により、マニキュアが爪に乗りやすくなって失敗しにくくなる上に、仕上がりも段違いに綺麗になります。
さらにマニキュアを塗ってしっかりと乾かしたら、トップコートを。コーティングすることにより、マニキュアの持ちをグッと高めることが可能です。また厚く乗せると乾きが悪い上に、ヨレやすくなってしまうため要注意。ムラなく、しっかりと爪先まで均一に薄く塗ると良いでしょう。
また、マニキュアを長持ちさせるには爪を健康的な状態にキープしておくのも重要なポイントとなります。というのも爪がボロボロの状態だと、マニキュアの密着度が落ちてしまったり、乾燥によってひび割れしたりと、剥がれやすくなってしまう恐れが。したがって、自爪の状態を健やかに保つことを意識してください。
そのためにも、例えば定期的に指先のマッサージに取り組んでみて。指先の血行が良くなることで栄養素が運ばれやすくなり、健康で強い爪が形成されやすくなります。また食生活に関しても、タンパク質や鉄分、ビタミンAを意識的に摂ると、ひび割れや二枚爪、ささくれなどのトラブルを防ぐことができるのでおすすめです。
さらにネイルの長持ちのためには、爪に負担をかけないように慎重に行動すると良いでしょう。女性は水仕事などで指先を使う機会が特に多いかと思いますが、せめてガシガシと行わないようにご注意を。物理的な刺激は、どうしても爪先からの剥げを進行させてしまいます。
主婦のように毎日の水仕事が欠かせない方は、トップコートを2度塗りするだけでも持ちがグッと良くなるので、ぜひ試してみて!さらに2〜3日に一度塗り直すと、より剥がれにくくなるのでおすすめです。またネイルポリッシュの中には、水に強く長持ちする商品もありますので、そういったものをチョイスするのも良いでしょう。
やはりマニキュアの長持ち問題には、使用するネイルポリッシュも大きく関わってきます。店頭に並んでいるマニキュアは、リーズナブルなものから高価なものまで様々。そこで必ずしも「高い=持ちがいい」というわけではありませんが、安価すぎるものはどうしても剥がれやすいため、ポリッシュ選びには注意が必要です。
例えば極端な話、100円均一で購入できるような安価なものは、剥がれやすいものも多いのでご注意を。また安すぎるものは乾きが遅いケースも多く見受けられるため、ある程度『良いもの』を選ぶことをおすすめします。ただもちろん、安くて良いものもありますので、購入の際にはネイルポリッシュの口コミをチェックして、実際の使用感や持ちをリサーチすると良いでしょう。
以上より、マニキュアが剥がれる原因から長持ちのコツまでご紹介してきましたが、いかがでしたか?セルフネイルがうまくいくポイントが頭に入ったところで、モチベーションも高まったのではないでしょうか。後は正しい方法で塗りきちんと乾かせば、普段以上の持ちが叶うこと間違いなし!
そこで次に、長持ちを叶えるマニキュアの塗り方を徹底解説します。ここでは持ちをアップさせるための前準備から、具体的なネイルポリッシュの塗り方、乾かし方、そして剥がれた時の応急処置の方法まで丸ごとご紹介。セルフネイル派さんは要チェックの、マニキュアの長持ちの秘訣を解説しますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。
マニキュアを塗る前に、まずは手を清潔な状態にするのが絶対条件。そこでまずは、石鹸を使って手を洗っておきましょう。雑菌を洗い流すだけではなく、余分な油分を落とすこともでき、剥がれや色ムラを防ぐことが可能です。
手を洗い終わったら、清潔なタオルでしっかりと水分を拭き取って。爪に水気が残ったままだと、次のマニキュアが乗りにくくなってしまうため、十分にご注意ください。また手肌が乾燥しやすい季節には、手洗い後ハンドクリームを塗って保湿をしても良いのですが、油分がたっぷりと含まれているため爪にはつかないようにお気を付けください。
マニキュアの持ちをアップさせるためには、「甘皮」の処理も必要!そもそも甘皮は爪の根元を守る役割を果たす大切な部分なのですが、爪の上に張り付くようにして伸びてくる「ルースキューティクル(余分な角質)」はきちんと取り除くべし。これが残ったままだとマニキュアを浮かせやすくなるのはもちろん、伸びようとする爪の成長の妨げにもなるため、きちんと処理をしておきましょう。
そこでまずは、ぬるま湯に指先を5分程度浸して甘皮をふやかしましょう。その後ガーゼなどの柔らかい布を使い、甘皮を爪の根元に向かって押し出して。そうすると不要な甘皮がポロポロと剥がれていくため、綺麗に拭き取ったら完了です!ネイル器具を使った甘皮処理が難しければ、この方法でも十分に処理できますので、ぜひ試してみてください。
これまでお伝えしたように、マニキュアを塗る前には「ベースコート」を塗るのが絶対。自爪の凹凸を均一に埋め、次のマニキュアの密着度を高める効果があるため、長持ちを叶えるためには必ず塗ってください。ここでは、ベースコートの正しい塗り方をご紹介します。
まずはハケにたっぷりと液体を含ませます。その後、容器の側面にハケの片面だけを3回ほどしごき、余分な液体を落として。さらに前準備として、ハケの角を使い、爪の裏側の先端部分のみを塗りましょう。そうすることで、爪の先端から剥がれるのを防ぐことができます。
次に、表面を塗っていきます。ハケの液がたっぷりついている面を、爪中心の根本から0.5mmほどあけて置き、そのまま爪先に向かって真っ直ぐ伸ばして。さらに右側、左側と3回に分けて塗っていきましょう。重なり合った部分は、ムラなく均一になるように液体を伸ばしていき、厚みを均等にしてください。
ベースコートが乾いたら、マニキュアを塗っていきましょう。基本の塗り方は先ほどと同じですが、ポリッシュは2度塗りを。持ちだけではなく、発色の良さを高めることも可能です。また指に液がつくとそこから剥がれやすくなるため、つかないよう指先の肌を抑えながら塗るとOK。塗り終わったら、とにかくしっかりと乾かしてください。
最後に、トップコートを塗りましょう。塗り方に関してはこれまでと同様ですが、厚く塗りすぎると乾きにくい上にヨレやすくなるため、量をしっかりと調節して。トップコートにはツヤや光沢が出るもの、ジェル風のぷっくり感を演出できるもの、乾きが早いものなど様々なタイプがありますので、あなた好みの一品を手に取ってみてください!
全ての工程を通して重要なのが、ズバリ「しっかりと乾かす」ということ。ここでは、速乾を叶える裏技をいくつかご紹介します。例えば、マニキュアを塗る30分〜1時間前に冷蔵庫に入れてみて。冷やしたマニキュアと爪との温度差が大きくなり、蒸発を早めて乾きやすくなります。また暑い場所や直射日光が当たる場所で保管すると、どろっとして乾きにくくなってしまうため、十分にお気を付けください!
またドライヤーの冷風をあてるのもおすすめ。塗った表面を乾燥させつつ、表面温度を下げることで乾きを早めることが可能です。ただ強い風を至近距離からあてると、乾いていない部分がヨレてしまうため、指から15~20cm離して弱めの風をあてることを意識しましょう。
さらに、剥がれた時の応急処置の方法もチェックしておきましょう。そこで気軽にできる方法としておすすめするのが、「油分をたっぷりと含むハンドクリームを馴染ませる」という行為。先端の剥がれにハンドクリームを馴染ませ、整えたら5分程置いてください。そうすることで、軽い剥がれであれば目立たなくさせることが可能です。
また爪が伸びて根元に隙間ができると、隙間を埋めるために上からマニキュアを塗る方も多いはず。確かに塗り直しを面倒に感じるかもしれませんが、修正すると美しいネイルにはなりませんし、そもそも長期間マニキュアを塗りっぱなしだと、自爪の色素沈着の原因にもなってしまうためおすすめできません。したがって、ネイルは定期的に塗り変えるよう心掛けてください!
最後に、マニキュアの剥がれる問題にお悩みの女性に向けて、おすすめのアイテムを4つピックアップしてご紹介します!ここでは、ネイルポリッシュ・ベースコート・トップコートの3種類から、長持ちを期待できるおすすめの商品を厳選。機能性が高い上に、お値段もリーズナブルで手に取りやすいものをピックアップしておりますので、気になるものがあればぜひこの機会にチェックしてみてください。
圧倒的なカラーバリエーションとリーズナブルな価格設定が魅力!こちらは、豊富なカラーとテクスチャーが自慢の、NAIL HOLIC(ネイルホリック)の「ネイルカラー」です。たったひと塗りでも見たままの高発色が叶う、こちらのネイルポリッシュ。なんとカラーは198種類、季節によっては限定色も発売され、シーンやトレンドに合った一品が必ず見つかると言っても過言ではないでしょう。
高発色ポリッシュから、アートに最適な極細筆タイプ、ネイルケアまで豊富なラインナップで取り揃えているネイルホリック。乾きが速い上に持ちの良さは申し分ないほどで、さらには美しい発色とツヤが持続し、プチプライスとは思えないほどの実力派です。その日のファッションに合わせて、アクセサリー感覚で指先を彩ってみてはいかがでしょうか。
プチプラコスメ界の中の定番ブランド!こちらは、RIMMEL(リンメル)の速乾と見たまま発色が叶うネイルポリッシュ「スピーディ フィニッシュ」です。独自のパウダーを配合することによって顔料の高配合が叶い、ワンストロークでも二度塗りをしたかのような美しい発色を実現するネイルカラーとなります。
さらに、特別な処方によって優れた速乾性を持ち、乾ききる前のうっかりヨレを防ぐことができる一品。また柔軟性のある膜を形成することにより、あらゆる衝撃を吸収することが可能で、剥がれにくさを叶えているところも魅力的なポイントです。またスムーズな伸びでスジやムラができにくく、綺麗に仕上がる点もgood!
プロも愛用する安心のブランド!こちらは、ネイルラッカーとの密着性を高めてカラーを長持ちさせる、O・P・I(オーピーアイ)の「ナチュラルネイルベースコート」です。さらにしっかりとコーティングしてくれるため、発色の強いマニキュアを塗った後にありがちな、自爪への色素沈着を防いでくれるところも嬉しいポイントです。
さらっとしたテクスチャーで塗りやすい液は、速乾で嫌なベタつきもなく、綺麗なツヤ感が出ると話題のベースコート。爪の凹凸感をしっかりとカバーすることにより、次に塗るマニキュアをムラなく綺麗に仕上げてくれます。長持ちと美しさを叶えてくれるベースコート、この機会に手に取ってみてはいかがでしょうか。
口コミでも人気のプチプラトップコート!こちらは、サッとひと塗りするだけでジェルネイルのような厚みのあるツヤ爪が叶う、CANMAKE(キャンメイク)の「ジェルボリュームトップコート」です。いつものネイルカラーも、UVライトなしでサロン仕立てのような、ぷっくり感と光沢のある仕上がりを叶えてくれます。
厚塗り感が出つつもパキッと速乾で、ネイルカラーの剥がれにくさまで高めてくれるトップコート。使い方は簡単で、たっぷりと筆に液を含ませた後に、爪にふわっと乗せるようなイメージで塗るだけです。また、仕上がりをよりぷっくりとさせたい時には、しっかりと乾かした上で2〜3度重ね塗りをするのもおすすめです。
いかがでしたか?今回は、マニキュアの剥がれる問題を解決すべく、原因から正しい塗り方まで一挙ご紹介しました。ネイルポリッシュ自体を良いものに変えてみるのも良いのですが、まずは日頃のケアに力を入れつつ、塗り方や乾かし方を見直してみて。それだけでもグッと持ちがアップしますので、この機会に試してみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にして、正しいケアと塗り方でセルフネイルの長持ちを叶えてください!